北原愛子ワンマンライブ"AIKO KITAHARA Valentine LIVE 2011"@hillsパン工場


昨日は約半年振りに2度目のご厚意でと思われる形で出演された北原さんのパンライブの観覧へ。昨年の里菜りんのツアーに続いて同じ日に2年連続でライブに参加したことになるのか。以前にも触れた麻衣たんの和歌山公演を当初は視野に入れていたため今回は危なかった^^;。まさに九死に一生ってか(ぇ)
また、パンライブの観覧の意味で言うと昨年12月3日のさぁさレコ初ライブ前夜祭扱いの日以来。8月の時から言うとその間隔は大分短めではあるか。しかし、前回の北原さんのライブからシカプーのパン、さぁさのGIZAクリとあの辺りに立て続けに行ってからもう半年近く経過したのか。普段は遅いけどそうやって考えるとやっぱ早い。


この日は午前中にアルバイトの長期契約への移行のためのマナー研修に申し込んでいたためそれの終了後にそのまま移動する形に。その用事は13時頃に終わる流れのためライブまでの微妙な時間差をどうしようか考えていたのだが、北原さんのパンライブでは生姜部グッズが販売される見込みとのことで一旦は終了後直行でパンへ向かう計画でケテーイ。何だかんだで初めてパンに参加した03年11月以来限定パンなど購入した歴はないはずだし。ポスターの方は早未んなど2度程買ったことがあるが。これも一種のご縁があっての初購入になるかと。


とか何とかでいつも通り梅田からパンまで徒歩で向かったのだがさすがに時間が早かったので14時過ぎには到着。まだ生姜部セット販売の看板は出ていなかったため、店員さんかライブ観覧に来ていると思われるお客さんに尋ねてみようかと思ったがものがものだけにちょっと躊躇。店の中を見て回ると厨房の手前のところに控えているのをハケーン。鉄道マニア風に言うと車庫の一番手前の留置線で出庫準備しているような感じか。(ぇ)15時から販売とのこと。そんぐらいの時間だったかな。結構まだ時間があったのでもはや利用する気はないが新卒ハローワークなどに寄ってみたものの祝日のため開いておらず結局はその辺をぶらぶらと。


15時を少し過ぎると生姜部セット販売開始。販売スタイル自体初めて見るのだが、外のライブスペースへの入り口前の狭いスペースでの販売に。僕は部員さんではないので定価。一般の方は昨年8月の時よりも50円程値上がってるっぽいしさすがにグッズだけあって値が張るが、ライブ総数が激減している中でこう上手く購入できる機会が回ってくることなんてそうないからな。最初で最後って観点からもためらいはなかった。
生姜メニューのパンとドリンクを個々に受け取って2階へ。ここからまだ時間が長いので賞味しながら休ませて頂くことに。開場が近付いてくると店内も混んできたがこの日だけカウンター一席を陣取りってことでご勘弁を^^;。


里菜LOVE氏と合流し、17時半からの入場に合わせて整列。今回はでざさんは元よりさ○ん氏にも遭遇できず残念w。120番台になって入場。前回より4番程は前になっていますた。この日も勿論場外作業はポップ氏一人で担当。チケのドリンク付きは今や珍しい。ホールクラス以上はともかく、ライブハウスものは別途が普通になってるからなぁ。
場所は今回は里菜LOVE氏や前回のライブで出会った方と近かったため逆行することなくそのまま前へ。それでも番号の割には比較的前に行けた印象。この日も階段付近にまで溢れる大入り。全盛期よりも入場制限が少なくなっているようだが結構入るもんだ。まぁ、満員電車並みではなくなったのがマシか。アンケートは当然なし。お客様の声云々以前か。


開演予定からいつものパンよりは遅れ気味で18時10分頃に照明が暗転し、バンドメンバーに続いて北原さんが登場。昨年と同じく注意事項の案内などはなし。それはさぁさの時もだったか。以前から比べて満員御礼は少なくなったが、完売の日でも何のアナウンスもないのは必要がなくなったのではなくする気がなくなったと見て良さそうかもw。前回にも触れたように新規ファンがいないことを前提に扱ってるように見える。
登場するとまずは、全盛期のパンでも定番のカバー曲だった「CAN’T TAKE MY EYES OFF OF YOU (君の瞳に恋してる)」と、最後のシングル曲「春風が舞う頃には」でスタート。相変わらずレギュラー出演していた時以上に活き活きした面持ち。(笑)


この後に最初のトークとしてちょい久の挨拶をして、最後まで盛り上がっていきましょうと煽ってから「もう心揺れたりしないで」を。大盛り上がりの客席を見て北原さんは皆元気だねと一言置いてから、体力温存しといた方がいいよ、初めのうちは準備体操のつもりだから後でバテるよと一差し。そして、次は春の別れの曲について2曲やりたいと思いますと紹介をして「冬うらら」、「サクラサク」を続けて。前者はシングル曲の中ではレアな方で、後者は一昨年のツアーと言うか何と言うかでも聴いたはずか。曲が終わると北原さんの方も発熱したのか客席にタオル貸してと頼んでますた。


この後は「もしも生まれ変わったら もう一度 愛してくれますか?」、「戻れないあの日」、「ありがとう」を続けて披露。曲が終わると北原さんは一旦退場し、いつも通りバンド演奏をしながらPONさん主役のコーナー。一通りバンド紹介をしてから客席と共に北原さんをリズム感を取りながらの呼び込み。
北原さんが再登場するとそのまま「Crazy↑↑↑」、「運命だとか奇跡だとか信じたい気分」を続けて。この後には音響設備を使ってセミの音を表現して、ほら夏だよ夏を感じようと煽ってから、さぁ目をつむってと声を掛けて、客席に目を閉じさせて海の音を表現して、大楠さんと水かけてと言いながら待てよ愛子〜嫌だ待たないわとかのやり取り。これは何の妄想世界でしょうか。これが所謂「Paradise☆」ってやつでしょうか。(ぇ)あの世っていいな。←んな訳ない?


で、ここからはメドレーでやりたいと思いますと告知をして先程の光景を踏襲するようにデビュー曲の「grand blue」から始まり、2ndシングルの「Sun rise train」、「SAMBA NIGHT」を2サイクル繰り返すと言う珍しいスタイルのメドレーがなされますた。まぁ、最終的には最後の2サイクル目の「SAMBA NIGHT」が一番長かったのだが。
その後には客席に掛け声を煽る。定番の煽り方で、AMOREの掛け声について朝に雪が降っていて来るか迷った人、そろそろ体力が限界な人、今年のアインシュタインにチョコを貰えそうな人と問い掛けてから、最後は後ろ→真ん中→北原さん曰く常連さんの先輩方の順で掛け声をやってから、先輩方に倣って(笑)全員で掛け声を出してその曲の「AMORE〜恋せよ!乙女達よ!!〜」へ。


この後は今度は花火の音を再現して花火だぁと感嘆の声を出してから「DA DA DA」を。曲が終わると私皆に言ってなかった秘密があるんだと思わせぶりに前置きを。で、本当は夏がとても苦手なんだ〜と強調して「常夏のエトセトラ」を。更には続けて夏真っ盛りの「夏だから!」を。
そして、遂に次で最後の曲になってしまいましたと告知をして、え〜の声には耳を貸さず?「special Days!!」で本編は締めに。本編の最後の方の3曲は前回と同じ流れですた。曲が終わると有難うございましたと挨拶をして退場。この後は愛子ールへの突入となりますた。(笑)


愛子ールに応えて再登場した北原さんはまずアンコール有難うとお礼をしてから、皆まだまだ元気だねと一言。客席からの朝までやっての声にやりたいけどねぇみたいな反応。まぁ、そりゃ北原さんに関係なく現実的にはできぬけど^^;。
そして、改めて北原さん本人からバンド紹介が行われた後に生姜部の話に触れて、本人が勿論最初にゴールド会員になったのだが、この日の生姜部セットの販売で1人ゴールド会員になった方が現れたとのことでその祝福の言葉。なかなか購入機会がないため本人以外では初めての誕生となった模様。そして、この日のライブの感想として幸せな気持ちになれたとのコメントをして、ありったけの気持ちを込めて歌いますと言って「花咲く道」を。しかし、この曲では2度も出だしでミスるハプニングが。何かにとりつかれているようだとか、前で泣いてるファンがいるのを見ると歌えないとか色々とご事情があるようで客席に一緒に歌ってくれるように煽って2度のやり直しを経た3度目でやっと成功。曲の途中で上のスタッフから風船が投げ込まれますた。にしても北原さんが動揺するのは珍しい気が。さぁさとかにはよくあるけどさ。(コラ)


そして、曲が終わるとこうやってここに立って歌っているとライブをやっていると実感したり、一人じゃないと感じるとの有難い言葉があり、有難うとのコメントと曲紹介をしてから「風のメロディー」でアンコールも締めに。曲が終わると退場。
しかし、何とこの日はダブル愛子ールを求める声援が。さすがにこれは無理だろうと読んでいたのだが、その声に応えて再々登場成功。出てくるとダブルアンコールまで有難うと言ってから、このライブはボリュームたっぷりのつもりだったのにあっという間だったとのこと。リハーサルはかなり長く感じたらしい。で、自分もだけど皆年を重ねて老朽化(爆)していってるから体力が落ちてるんじゃないのみたいなこと。客席からの新曲やっての声には大人の事情で新曲は制作中ではなく妄想中らしいので触れないで欲しいとのこと。まぁ、それは暗黙の了解ってところか。


そして、今回のバンドメンバーについて触れて、阿部さんは初めて北原さんのライブにバンドメンバーとして出演されるとのこと。今までは客席から観覧されていることはあったとのことで。更には大楠さんがいつもの如くモノマネのような芝居をして客席からの突っ込みに北原さんはこう見えて打たれ弱いんだよとフォロー。
そして、ライブを通しての感想として歌詞を忘れたりして大変な一日にはなったが、皆が支えてくれて歌っていると実感できたとの感想が。で、曲は用意されていないようだしダブルはトークだけで終わってしまうのかなと思っていたのだが、北原さんがスタッフにもう1曲できるか確認したところ客席にも聞こえる声で大丈夫ですよとの返答があり曲も行われることに。これに伴ってバンドメンバーも降りてきて楽譜が配られますた。PONさんや雪さんは楽譜はいらないと応じていてそれに対して客席から敬意を込めた声が。そして、本当の締めは前回も最後に歌われた「また会おうね」が。口頭でのコメントはなかったが、最後にこの曲が歌われたのは期待ができるかも。ただ、本来は予定されていなかった曲との解釈にもなるのだが。


曲が終わると北原さんは退場。開演前は通路のところに黒いカーテンが敷かれていて見えなくなっていたのだが、終演後は開けられていて、まずはバンドメンバーの方々が帰られていったのち北原さんからチョコレートのプレゼントが投げ込まれますた。僕は無理に取ろうとはしなかったのだが、下に落ちたものを拾うことはできますた。サイリウムなど観客側からのサプライズの代わりに主催者側からのプレゼントが満載な感じですた。色々投げ込んで頂いて素敵なものを有難うですた。
全員が控室からも帰って行かれると退場に。終演は意外と早くほぼ20時丁度。曲数は前回よりも本編とアンコールで1曲づつ増えていてトークもそれなりにあつたものの淡々と進んだため早めの終演になったんだろうな。フライヤー類は興味のあるものは特になかったのでドリンク交換をして外へ。しかし、さぁさの9月頃のチラシが置いてあるってどうゆうことだ^^;。


外に出ると里菜LOVE氏と連れの方が予め四ツ橋駅のロッカーにコートなどを預けてはったので一旦荷物引き取りに付き添い。その後は夕食に移動しようかとの話になったが、アンコールで投げ込まれた風船の中に幾つかサインが書かれたものが含まれていたようだが、連れの方は持って帰るのが大変とのようで、いるか尋ねてくれたのだが風船は割れ物で取り扱いが面倒だったりするから僕は遠慮して、他の参加者で持ってない人に譲ることを提案。割れなくてもそのうちしぼんでしまうだろうけど、喜んで貰ってくれる方の元に譲られた方がその方にとってもサインを書いてくれた北原さんも嬉しいことだろうと想像できるし。まぁ、色紙などなら自分の下に届けられたものは有難く頂戴するだろうけど、その場合も他の人から譲って頂く形であればより欲しい方に回ればいいかなと。僕は保管が下手なこともあるし。それについては欲しい方に自由にじゃんけんをしてもらう形で無事解決。


その後は里菜LOVE氏が8Bで買い物をしたりして食事への移動へ。前回はPONさんを出待ちさせて頂いたのだが、北原さん本人ではなかったとしても待つのはあまり好ましいことではないだろうしこの日は遠慮。食事処は相談でOPA上層階の食堂街を覗くことに。しかし、そこは値が張る店が多かったため断念。と言うのか僕が生姜部セットの出費の関係で予算を1000円までに抑えてほしいとお願いしたからなのだが。ごめんませんですw。その後にはクリスタ長堀とんかつ屋に足を延ばしたのだが日祝扱いだからかラストオーダー前に閉店してしまっていて、結局うろうろする羽目になっていると長堀橋の駅近辺に24時間営業のごはん処を見つけてくれてやっと落ち着くことができた。まぁ、湊町のサイゼは思い出の場所ってのはあるが、同じ場所ばかりってのもあるけど何か無理を言ってしまった形になって申し訳なかったなと。そこで最近はあまり会う機会もないので京阪で帰る連れの方の終電時間が近付いた23時頃までたっぷりとオフ会話を堪能。店を出たら長堀橋の駅で京阪で帰る方と別れて、梅田まで地下鉄で里菜LOVE氏達と別れてからは北急経由で帰宅。この時間の千中行きは20分に一本しかないため20時にライブが終わったのに家に着いた時は日付が越えてしまってますた^^;。ライブ後にハプニングがあったりしたがライブ後の時間も含めて楽しい半日になった。(午前中は用事のため半日と書いてるだけ)


このライブの感想としては、とにかく終始明るい雰囲気で行われたのが良かったかなと。昨年8月の時もそうだったが表情が活き活きしているように感じた。世界が違う方なので日頃の生活のことに口を挟むことはできないけど、ブログに書かれていることから読み取れる部分では色んな場所に行って楽しい時間を堪能されてるようだから不規則なアーティスト活動に追われていた時よりはストレスも少ないってことなのだろうか。まぁ、今回も大人の事情で新曲は作っていないとの話があり、他の仕事を行う中で様々な場所に行けるのは気になるところではあるが、そこはやっぱ時折でもライブをやってくれているのだし有難く思わなければ。また、今回は前回のように今後のことには触れなかったが、ダブルアンコールで歌われた曲や個人的に感じ取れた雰囲気からはまたライブを行ってくれそうな可能性は感じることができた。ただこればかりはどうなるか分からないし、色々気になる点はあるがとにかく僅かな可能性をあまり期待はし過ぎないで望みたいと思う。セットリストについては「TANGO」などがなかったことを残念がる声もあるが、ベストアルバム収録曲中心だった前回とは変わってカップリング曲やオリジナルアルバム曲など音源を持っていなかったり初めて聴く曲も2,3曲あって満足できた。


ライブは総合的に楽しめたし、やっぱ構造上それなりに前行けても見づらい部分はあったが後半の方は結構よく見えたし、色々なサプライズ的なこともあって演出としても十分満足な内容だったと思う。今後も楽しいライブを多く提供して貰えると嬉しいんだけどな。とにかくライブを盛り上げてくれたのは良かったのだが、北原さんは身体があまりお強くはないようだし今後とも体調など気を付けて過ごしてほしいなと思う。やっぱ北原さんの元気や喜びが駆けつける側のそれにも繋がってくるし。
ライブ開催については、今後については里菜LOVE氏も触れていたGMN閉鎖により以前のような大きなのをやる場合の販売システムをどうするかってのもあるだろうな。今後の開催主旨については手段が発表されるのを待つしかないだろうし。
さて、これで自分にとっては現時点では次のライブは3月4日のさぁさか。今月は8日のWAR-EDとこの日の同じ週の2本だけの少なめになってしまうかもしれんけど、共にそれぞれ楽しいライブを観ることができて良かった。

セットリスト


1.CAN’T TAKE MY EYES OFF OF YOU (君の瞳に恋してる)<カバー>
2.春風が舞う頃には
3.もう心揺れたりしないで
4.冬うらら
5.サクラサク
6.もしも生まれ変わったら もう一度 愛してくれますか?
7.戻れないあの日
8.ありがとう
9.Crazy↑↑↑
10.運命だとか奇跡だとか信じたい気分
11.grand blue(メドレー)
12.Sun rise train(メドレー)
13.SAMBA NIGHT(メドレー)
14.AMORE〜恋せよ!乙女達よ!!〜
15.DA DA DA
16.常夏のエトセトラ
17.夏だから!
18.special Days!!


en1.花咲く道
en2.風のメロディー


ダブルen.また会おうね