歴史の真偽


この前のテレビで今までの歴史の通説に対して歴史研究家の調査を元にその事実が偽りであったり錯誤しているとする見解の紹介が。例えば長篠の戦いはなかったとか、西郷隆盛はロシアに逃亡したとか何か言いたい放題。まぁ、確かに学校の教科書や歴史書に載せられてる歴史の記述は、実際に伝え継がれたものではなく書物などを参考に分析されているため技術が進歩することで新たな発見が生まれることは不思議なことではないと思う。まぁ、それ自体新しい見方が出現するのは面白いことでもあるし。


まぁ、歴史の真偽に関する話題は邪馬台国卑弥呼のかなり古代のものからテレビだけでなく、ニュースなどでも新しい概念が論じられることもあるけど、あまりやみくもに発表するのはどうかなと僕は思う。確かに歴史の真実は大衆が興味を持ってるんであろうけど。


今回のテレビで紹介されていたのでもそうだけど、あくまで調査の結果既成概念とは異なる可能性が浮上したまでのことであって、その根拠が実証されてる訳ではない。何もその新説を否定する必要はないけど、確実な根拠がないままでメディアなどが取り上げると視点が錯綜して曖昧になるだけ。これからなお調査を続けて新説が実証されれば真実の考え方を改めればいいけど、あまりに簡単に歴史の概念をいじくりすぎてる気がする。今までの通説は参考を元に最大限の研究から作成されたものなんだからそういうのはあまり賛成できないな。

◇今日のスコア

公7-4檻(札幌ドーム)  <勝>グリングリン <セーブ>マイケル <敗>小5                 {本}物置(公)・ニコちゃん大王(檻)


いつもの結果に戻った。