日本語の複雑さ


学校の図書館の薦める書物の中に"外国人が問いかけます、あなたはこの漢字を読めますか?"と言う本があって興味があって手に取ってみた。
まぁ、自分自身が日本人だと自然と日本語を使うため意識はしないけど、日本語は難しい言語として有名だし、特に日本語の代名詞の漢字は日本人でさえも読めないものが多かったり。


まぁ、漢字で一番難しいのはやはり人名・地名でこれは地域による特色もあるため文化の違いがあったり。その次に複雑なのがこういった書物で紹介される熟語の感じであり、食べ物や、花の名前、季節に関する風物詩などがある。この辺も漢字検定として日本人自身が挑戦するんだからかなり難しい。
まぁ、日本は島国ってこともあるから余計にだけど、この漢字と言語にしても、食事や和風の文化にしてもあまりに他の国からかけ離れた独自性があるために他の国では用いられない特殊な文化なんだなと。


これから国際性が高まっていく上で英語が必要になるとかとは言われてるけど、歩調を合わせていくには個性的な文化を捨てるつもりでいかないといけないかも。固有の独自性文化を重視することは大事だけど、他の国と思惑を一致させるにはその複雑な文化を吸収してもらうことは困難だし。
最近の日本の世間の流れが欧米から入ってきた文化が浸透したり、略語など日本語の変わった使い方をするようになってるのは、昔の鎖国的な島国で国外との交流が断絶的な状況だったところが、国際化に伴って国外からの文化が入ってきた時に国外の文化の方が簡単に馴染みやすいってことも一理はあるのかなとか思った。