THE BEST OF DETECTIVE CONAN part3


何となく記事を書き続けてきて前回から結構空いたけど、初代コナンベストの最終回のレビューを書くことにします。
今回の3曲はエンディングと劇場版主題歌ってことだけど、特に3曲ともバラード要素の強い曲に統一されてる感がる。


まずはGARNET CROWの「夏の幻」。デビュー曲がオープニングに起用された年の後半にはエンディングで再び登場のGC。曲の方はエンディングに相応しいような夕焼けを彷彿するようなちょっともの寂しい哀愁を感じるようなサウンドが印象的。曲の収録時間は短く、サビはリズミカルなテンポで進んでいく。
ちなみにこの曲のジャケットではメンバーの表情がちょっと意外な感じ。まぁ、とは言っても8年も前なんだから今とは雰囲気が違って当り前なもんだけど。


続いてZARDの「少女の頃に戻ったみたいに」。この曲は同時期にオープニングになった「運命のルーレット廻して」との両A面曲だったようで、98年度の劇場版"14番目の標的"の主題歌に起用された。
この曲はイントロから壮大なサウンドを展開していて、サビでもゆったりしたテンポで進むところがZARDらしくて好印象。元々ZARDはバラード曲が似合うってこともあるけど、壮大な曲調が劇場版主題歌にもぴったり。アウトロ前の囁きでは何か頭から離れなくなるような韻を踏んだようなイメージ。


最後のレビューはB'zの「one」。こちらも同時期にオープニングの「ギリギリchop」との両A面シングルの2曲目で、99年度の劇場版"世紀末の魔術師"の主題歌に起用された曲。
この曲はB'zの曲ながらバラード調。まぁ、B'zにバラードが珍しいってことはないけど、コナン曲は比較的アップテンポが多いから特に。この曲もイントロのピアノのストリングス?が印象的。
サビは結構元気なサウンドになってるような気もするけど、メロってのかサビにいくまでの部分は夜に一人の部屋で聴きたいような雰囲気。


と言うことで3度に分けて1stコナンベストのレビューをしたけど、こうやって振り返ってみると起用されるアーティストも近年では宣伝目的であまり知名度の高くないアーティストが起用されたり、幅広いアーティストが担当している点など変わってきている部分はあるけど、何よりもBEING曲のサウンドも今とこの時期ではニュアンスが違うような気がする。やっぱりそういうのも流行などの影響があるもんだし、やっぱり約8年の流れって大きいもんでつな。

◇今日のスコア

獅2-7檻(西武ドーム)  <勝>未歩たそ <敗>キニー                      {本}栗ブー(獅)


久し振りに快勝。