GIZA studio 10th Anniversary Masterpiece BLEND ★FUN Side★ part1


とりあえず10周年マスピのブルー版の方は一通り聴いたのでそっちの方のレビューでも。
個人的にはどちらかと言えばこっちのシリーズの方が好み。まぁ、向こうにはミュージシャンの方の英語詞の曲が入っていてその辺は聞き取りにくいのと、後は音源を持ってない曲のラインナップなどで比べると。
で、こちらには早未んやあずみんなど比較的ピチピチ?した方が入ってますな。更に言うと男性バンドの曲が3曲。


まずはGCの「flying」。マスピは3枚全て持ってるけど、この曲はオムニバス系にはあまり収録されなかったのか初の音源入手。
まぁ、この曲は今のMUGENなどでのライブなどの特集でサビはよく聞き馴染みがあるように思うけど、フルで聴いてみるとやっぱり新しい感じ。
曲の感想はGCの穏やかな面が出たようなふわふわした空気感が漂う落ち着いた曲に仕上がってると思う。初期の作品らしいけどこういうのもGCの魅力でつね。


続いて上木さんの「ピエロ」。この曲はB'zのカバー曲で、丁度力を入れる真っ最中の2ndシングルってことでサビ以外でもよく聞いたな。まぁ、上木さんはここまでコンスタントな活動が続くとは正直思わなかったけど。
まぁ、曲の感想としてはB'zの曲を汲んでるだけあってロック調でB'zを彷彿させる楽曲になってるように感じるし、それをしっかり歌いこなす上木さんのパワフル且つ歌の上手さはさすがだなと。ある意味この曲が上木さんに一番合ってるかもしれない。(笑)


次はNaifuの「Take The Wave」。Naifuと言うとやはりボーカルの荒神さんが名前を以前から知ってたけど、以前はELFに所属していた方でどちらかと言うとBEING傘下のインディーズバンド的な印象が根強い。まぁ、GIZAから出たこともあってか、また同じ時期にブレイクのBREAKERZがあまりにも爆発的だったこともあるだろうけど、少々地味ながらもコナンタイアップ2作連続が決まっていたりかなり注目されてる模様。
曲の感想はインディーズから地道に活動してきたその礎を持ったままと言った感じで楽曲はバンドらしさが出ていると思う。ストリートなどから上がってきたアーティストと同じように経験を重ねたノウハウが出ているところ、男性バンドらしい楽曲構成になっているところが好感持てる。


今日の最後はPINC INCの「週末大キライ」。まずPINC INCの印象としては一時的に碧井椿さん本人がソロで活動していたのを知っているだけにどうしてもイメージが良い方向には向かない。まぁ、バンドとして活動してるみたいだけど、ボーカルだけが目立って他のバンドメンバーは裏方なのかあまりお見かけしないのはZARDなどでもあったようにBEINGでは多いパターン。多分ボーカルよりもバンドメンバーの方が縁の下の力持ちで大変そうな気がするしあまりそういう体制は好きではないな。
曲の感想はカラオケや友達と盛り上がる時、せめて作品としてはライブのみの曲として作るとすれば楽しい試みだと思う。まぁ、何でも自由な創造は必要だけど、自分が思うままの歌詞では共感なんて呼べる訳ないし、アーティストが作品を作るのは仕事の一環と捉えるとあまりやりたい放題ではな・・・。


とりあえず今日は4曲分のレビューをやったので、次回は残りの3曲分のレビューをやりまつ。