THANX part3


里菜りんのアルバムのレビューの最終回の4曲。最後の方にはアルバムのオリジナル曲でまとめられてます。


まずは「little star」。この曲はどちらかと言うとテンポの速い疾走感のある曲かな。個人的な印象ではコナンなどではなく、最近流行りのアニメ、所謂"アニソン"と言われるような専属の歌手が歌ってる曲に近い曲に思った。まぁ、アニメやゲーム好きな人に受けそうな感じの曲で、曲の勢いもあるから大勢で行うカラオケにはもってこいかもしれないな。


続いて「Change」。この曲も個人的には最初から最後まであまり変化がない曲のように感じた。あまりメロとサビの部分を変えてないのかな。でもだからと言って決してつまらない曲と感じた訳ではなく、メロディーは綺麗いなしみじみと聴かせるような曲。まぁ、祭りでは今年は歌われるだろうけど、ライブでもそれなりに合いそうな感じはするかな。


次は「Feeo you」。この曲は曲を聴く前にまず歌詞カードを見た時点でもとにかくかなり歌詞が短いのが目立ってる。でも曲の時間はほぼ3分丁度なので特別短いとまではいかないが。
まぁ、曲に関してはこの曲を最後にしてもいい終わり方になるんじゃないかと思う。曲調はゆったりしていて、麻衣たんの"Fantasy"と同じタイプの曲で短い歌詞に息吹を吹き込んでる感じかな。タイトル的にもやはり後ろの方に合った曲だと思う。


最後は「thankful for the birthday」。この曲はいつものアルバムと同じように1曲目と相反したタイトルのラスト曲。感謝でも誕生日に対しての想いを綴ったもののようで、この曲もじっくりと聴きたい曲に仕上がってるかな。サビで盛り上がっていくところが好き。
まぁ、この曲はコンセプトの面からも今年は勿論祭りで歌われるだろうけど、来年以降も祭りの定番曲になってもおかしくないな。歌詞のAh〜の部分を見ると「SPARK」を彷彿させる。


一通り聞くと今回は感謝をコンセプトにしたこともあるのかアップテンポな曲よりじっくり聞かせる曲や落ち着いた曲が中心になってるように思った。まぁ、ただ今までのオリジナルアルバムから比べると元気な曲が少ない分、物足りなさを感じる部分もあるような気もする。その点では来年は正式な10年の年となると言うことで、来年に発売されるアルバムは今までの集大成的な作品に仕上がるのかなと期待しております。まぁ、バラードも合わないことはないけど、やっぽり里菜りんの持ち味は明るくて元気な曲だしな。