ゴッドハンド輝


昨日で最終回を迎えたTBS系ドラマのゴッドハンド輝。まぁ、最初のうちは全く興味がなくて、親が見てるのを何となく傍観してただけだったけど、初めのうちは単なる医療機関の治療物語だったのが、後半には利益を追求するKG病院がお客さん本意の治療を行うバワハラ病院を乗っ取ろうとする内容に進展。
後半になるにつれてバワハラ病院は追い詰められて、乗っ取られそうになったところで、最後の最後に一発逆転。まぁ、ストーリー展開的にバワハラ病院がアンパンマンで、KG病院がバイキンマンで悪をやっつけるみたいな感じが。(笑)


このドラマに関しても元はコミックだったものを実写化したものらしいけど、普段はドジな主人公の輝がいざとなると親の魂が乗り移って天才に変身するだとか、輝の体に父親の手形が浮かび上がるとかあまりにもアニメチックすぎる感が。最後の最後でバワハラ病院が勝つと言うのもフィクションらしいし。
まぁ、でもこのドラマはある意味医者に考えされる場を作る内容になってたんじゃないかと思う。最近では医療分野でも金儲けばかり考えるのが多いし、バワハラの様に患者を最優先する病院があるといいけどな。


このドラマの登場人物で個人的に好きなのはバワハラ病院の院長。まぁ、役者がそうだからかもしれんけど、パッと見いかついおっさんだけど、バワハラ病院が乗っ取られそうになった時にも自分だけが首になる覚悟で他の従業員を守ろうとしていたし。今時、トップの者は傲慢な態度を取っていることが多いし、まずは経営者がああいう考えをすることがいい病院を作ることに繋がると思う。本当にこういうハッピーエンドが現実にあればいいが。