ブルーレイディスク


ネタもないのでちょっとこの話題でも。まぁ、以前からちょっとだけ気にはなっていたのですが、ディスクピアでCDを買う時には、映像作品の媒体としてブルーレイのコーナーが占める割合が大分高くなってきている印象。以前はDVD商品が陳列されていた目につきやすい場所がブルーレイに取って代わられて、元々そこに置かれていたDVD商品は隅に追いやられている様を見るとブルーレイが今の先端技術としてどれだけ前に出されているかがよく分かる。


こういうエンターテイメント製品の技術進歩がもたらすものの弊害は貧乏人泣かせであること。ゲーム機であれば、ファミコンからスーパーファミコン任天堂64、プレイステーション1,2,3と代わってきたが、新しい機器が登場する度に需要は移行していき、それまでの危機では新しい製品に対応できないため新しいものに買い替えなければならない。
同じように映像作品では昔はVHSと呼ばれるビデオが主流だったのが、DVDへと移行して、今ではDVDが映像作品の当り前の姿であり、今日発売される作品でVHSというものは非常に稀である。当然これも機器の構造が違うため、相互の作品を同じ機械で視聴することはできない。テレビのアナログ放送、デジタル放送も意味合いは同じ。


そんな中で最新鋭の映像作品の再生機器として注目されているブルーレイディスク。現時点ではまだまだ市場規模は小さいようだが、今後の拡大によればDVDの役割を取って代わることになるだろう。ブルーレイについて詳しいことは知らないが、ブルーレイになればまた機器は異なるものを使用しなければならない。確かに機械に関する技術では日本は優れているし、新しい技術開発によってより質の良いものが提供されるようになることはいいと思うが、そういった革命を喜んで享受する気にはならない。何かそういったところが一番差別化と言うか、貧富の差が目に見えてしまうところだからな。