七夕


7月7日は七夕。まだ大分早いじゃないかってところだけど、今月はレポートも書かないといけないし忙しいから6日付は書かない予定ってことで、過ぎてからってのも何だし。だからと言って何かネタになるようなものってこともないが。
まぁ、七夕は端午などと同じで五節句の一つでもあり、日本古来の暦行事の一つ。世の中一般では社会が欧米化したせいもあって欧米式の行事の方が浸透してるように思うけど、個人的には伝統のある文化は風情があってホッとできるのがいいなと。それが都会の雑踏と温泉街や昔ながらの街並みとの違いなんだろうけど。元々日本人に欧米風の文化は合ってないと思うし。


個人的な七夕への関わりは昨年までの大学のクラブ活動の展示会で毎年恒例で行っていた短冊の飾り付けが一番近いところ。まぁ、この時は私有地の竹林を伐採して盗んでくるとかの犯罪を犯して(蹴)、苦労したけどそれ程思い出に残るってようなことではなかったけど。
でも七夕の短冊と言うと幼稚園時代や小学生の低学年頃には学校でも色々と企画をやってくれて思い出に残ってることも。特に小学生1,2年の頃に先生から将来何になりたいか書くように言われて、訳も分からず"スーパーになりたい"とか書いたのを随分長い間友達や親に笑われたのも印象的。(苦笑)でもこういうのもその頃だからできたいい思い出だけどな。


また、七夕のもう一つの大きな語り伝えは天の川伝説。僕はプラネタリウムが好きで小さい頃はよくプラネタリウムに入って解説を聞いていたから、星座や天の川の位置づけは何となくは分かってるつもりだし、天の川伝説の話も比較的よく分かっていたけど、当時は切ない話だなとか、天の川のせいで会えないなんて不思議だとか客観的にしか思ってなかったけど、徐々に彦星や織姫の立場に共感するようになってきた。
まぁ、それは一番会いたい人にはなかなか会えないものということだけではなく、一期一会の出会いであったり、卒業など大人になるにつれて多くの出会いと別れを経験することになるけど、その中でも会いたいけど会えないと感じることが必ず出てくるものだと思うし。やはり世界は一見狭いようで広いということか。