おきゃあま観光


昨日はちょっとした用事で岡山方面へ。まぁ、冬季の青春18切符を使える日が機能で最終日だったためある意味丁度都合が良かったと。まぁ、そういう理由で判断するのはどうなのかってところだが日頃はそんな小さな楽しみを見つけていくことぐらいしか待ち望めるものってないし。まぁ、夢も希望も持てないのは今の時代だけでなくはなくて、どの時代でも天皇主権だ奴隷だとあるから現代に生まれたのが不幸と言うと贅沢にはなってしまうけど。まぁ、昔のことから考えれば文明が進んで便利な世の中になってるからまだ有難い方だと捉えなければいけないんだろうけど。


で、青春18切符は金券ショップで1回分残を3200円で購入。前日の19日に見た時は2000円で出回っていたが、終了直前は店側も売り捌くために在庫が売り切れてしまう可能性があるから、その点ではこれも一種の駆け引きになるんだろうけど無難に手に入れたい意味では少々高めでも早めに買っておくのがいいかもしれない。こっちから誘う訳ではないがこれも値切りと同じような感じかな。どのタイミングで買うかってのが賭けになるし。
それでも今回についてはとりあえずは児島が目的地で、途中下車をせずに乗った場合で片道3570円の道程だから片道分で元が取れてると。ここに学割適用や、岡山までの金券と岡山-児島間の切符を分割する策を取って安くあげたところで確実に得してる計算になるかと。本当ならもっと遠方まで、それもビジネスに絡ませてではなくてゆったりと旅に出たいところだけどここは我慢。どういう形であれ行けるだけでもいいと思わなければ。


ルートは大阪駅9時頃の播州赤穂行きの新快速で終点まで行って、そこで三原行きに乗り換え。1回の乗り換えで済んで所要時間は約3時間前後。東向きで言えば名古屋付近と同じくらいだけどこっちは1回の乗り継ぎでいいのが便利。後は経路としてそのまま山陽本線を利用するルートと、今回乗った赤穂線で迂回するルートの2つあり。まぁ、山陽本線の方が若干時間は早いようだが、今回は播州赤穂行きだったので折角だから迂回ルートを選択。相生で別れて東岡山で合流する形になっていてこの区間は両線から交わる関係で山陽本線も1時間に1本程度とか本数が少ない。朝夕は姫路から三原直の便なども出てるが動脈となる山陽本線にしては不便な感がある。


岡山からは瀬戸大橋線の快速"マリンライナー29号"に乗車。先頭だけはグリーン指定のため特別仕様の車両だが、後ろの一般車は京阪神の新快速と同じ型の車両が充当。同じのが止まってるなと思ったらまさかそれだったとは。こんなところでも走ってたのはちょっと意外。今回は瀬戸大橋を渡る直前の児島までの乗車だったが、岡山から終点の高松まで1時間を切ってるようで、四国でも高松くらいまでなら新幹線使わなくても行けそうだなw。まぁ、日帰りとなるときついだろうけど。
で、瀬戸大橋線用ホームの接近メロディーで小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」が流れてきて最初聞いた時吹きかけたw。まぁ、曲がおかしいってのじゃなくてあまりに古い曲を採用してるもので。児島とかもこれだったから瀬戸大橋線はこれで統一してるっぽいな。確かに瀬戸内ではあるからなぁ。でも童謡なら100年前とかに作られたのでも違和感ないのに、ポピュラーソングと言うのかは古臭い感じがするんだよな。JRでも東は首都圏で駅のメロディーに拘ってるけど、西は北陸にも「アニーローリー」とか色々あるし地方でそういうの拘ってるような感じで。


さて用事が終わってからどうするかってところで何も考えてなかったから高松行っても何もできないし、マリンライナーは30分に1本しかないから帰るのに苦労するからとりあえず岡山駅まで戻る。岡山駅に着いた時には17時頃で、岡山城や後楽園、栗林公園はもう閉館時間になってるし遠いところには行けなく・・・。最終的には後楽園の近くまで行って、その付近にあった禁酒会館と言う古い建物の見学のみを。もう暗くなってたから岡山城も見えんかったorz。しかも前回に後楽園や栗林公園に来た時はまだ小学生か幼稚園児の頃だったから全く記憶ないし・・・。あれから大分経ってるから岡山駅付近も綺麗に整備されたんだろうとは思うけど。
で、見学した禁酒会館とやらは市内で珍しく空襲から残ったオフィスだったようで、昔に行われていた禁酒の催しなどの資料の展示や古い木造建築ならではの造りをそのまま残してるようで。その点で見る価値はあるんだろうけど、ガイドに載ってた割には正直大したものではなかった。個人の所要物っぽいしな。


そしてもう一つの楽しみは路面電車。2系統あるようで運賃は100円と140円の区間のみで比較的お手頃なため片道のみ乗車。岡山市電でもライトレール・トランジスタ採用の新型車両"MOMO"が1編成だけ導入されてるようだけど、驚いたのは"たま電”が走っていたこと。それも和歌山電鉄のと同じデザインで。まぁ、でも考えてみると和歌山電鉄が南海から売却された時に確か岡山市電だったか岡山の方から運営するようになったはずだからそれだと納得か。
岡山駅に到着した後は予定していた19時10分発の播州赤穂行きまで若干時間があったため、ショッピングセンターに入ってた店で一応岡山名物らしい"えびめし"と言うのを夕食に食す。まぁ、味の感想としては見た目はそば飯っぽいと言うかご飯に焼きそばソースをかけたような感じで、味はどちらかと言うとピラフかドライカレーっぽいかな。味付けはカラメルソースに独自のスパイスって書いてあったけど複雑な味。まぁ、値は出せないから微妙な名物になってしまった^^;。


昨日はこの程度の行程だったけど3200円で回れたって意味では損得は別として満足だったと思う。やっぱり青春18切符マンセーと言うことでw。