愛内里菜ライブツアー"THANX ANNIVERSARY LIVE -MAGIC OF THE LOVE-"@尼崎アルカイックホール


一昨日は尼崎アルカイックホールで行われた里菜りんの10周年記念ライブに参加。まぁ、過去にもバレライや、祭り、他のアーティストライブのゲスト出演、ラジオの公開収録など様々な形でお目にかかることはあったけど、何気にツアー形式でのワンマンライブに参加するのは初めて。まぁ、単独出演のフルライブで言えば08年の祭りが加えられるが。その原因は里菜りんは04年頃から大都市圏ツアーより地方のライブハウス巡りに重点を置いてたことと、00年代前半は確実にチケが取れなかったって点でやむを得ないかなと。02年とかはもし興味持ってたとしても中学生だからさすがにライブには行きづらいし。だからと言って旅行兼ねてとは行っても遠征してまで観たいって程でもないし。まぁ、基本的には外的要因ってとこか。


とりあえず今回は全席指定ってことで開演時間に間に合えばいいってのも有難い部分でつな。しかも前日以上に本降りの雨が降っていて、あまり早くについてても倦怠感な気分になるだけってことで16時過ぎに家を出て17時20分頃に会場に到着。まぁ、阪神側とは行っても直特なら1駅だから心斎橋とか行くのと大して所要時間はかからない。まぁ、でも指定なら普通の傘持って行ってもそれ程迷惑じゃないからやっぱ指定の方が基本的にはいいことづくめだな。
到着した時には開場間近ってことで結構な行列。そんな急いで入ることもないのでゆったりと入場。市民会館的な構造で広いスペースなのがいいな。最近よく参加するのはライブハウスが多くて、しかもドリンク交換やアンケートやらでロビーはごった返しなことになって・・・てことになることが多いからなぁ。あれは結構疲れる。


入場したらグッズ売り場はかなり混雑していて開演まで10分ぐらいだったのでとりあえず席の方へ。丁度席が中間の通路の真後ろだったお陰で前の衝立の部分にアンケートやらをちょっとだけおいとく事ができたのは便利だった。
開演までの待ち時間はアンケートの記入やら何やらで時間潰し。この待ち時間こそ指定の最大の恩恵だよな。くつろげるし。それにしても配布チラシの中に含まれてるオーディションの募集みたいなやつ、いい加減要らないと思うけどな。そんなの大々的に募集してそれを事業にしたところで、意志の小さなアーティストが登場してもいい結果にはならない訳で。
そう言えば、今回のライブでは蛍光品の使用とかが規制されてたようで、その辺ではアーティストによって方針が違うものなのか。何か里菜りんの方はFCのマナーとか規制も厳しいっぽいし。まぁ、別にその辺は柔軟に対応すればいいだけだから問題はないが。


そして、2度ほど開演を予告するブザーが鳴って、18時10分頃になると照明が暗転。里菜りんの登場となりますた。
まずは挨拶をして、今回は10周年を振り返るライブってことでデビュー曲の「Close To Your Heart」、1stアルバム1曲目収録の「be happy?」と続けてスタート。
この後で最初のトークが入って、1階・2階に盛り上がってるか煽りを。そして今日の天気が雨になってしまったことに触れて、東京では何とか晴れたけど、地元の方に戻ってくると雨女のパワーが全快になってしまったみたいで、これは全て私の責任ですとか。冗談とは言ってもそんなこと言わんでも。(笑)


そしてこの後は全盛期のヒット曲「Deep Freeze」、「START」を。ここからはまだまだ10周年をしっかり振り返ってもらいたいと思いますと軽く話があって、「I can't stop my love for you」、「NAVY BLUE」、「MAGIC」とコナン曲やヒット曲など代表曲3曲を歌ってくれますた。
この曲が終わった後は次の曲からはバラードのメドレーをやるので良ければ席にお掛け下さいと。
そして2度目のトークコーナーではツアータイトルについての話。マジックって付けてるけど、やっぱり音楽の力って凄くて、元気を与えられるものだみたいな話を熱く語ってはりますた。音楽の魔法をこれからも伝えていきたいとのこと。
この後はカップリング曲のメドレーコーナーへ。ここでは「シンプル」、「marble」、「hands」、「ALRIGHT」、「Black eyes, Blue tears」が立て続けに披露されますた。


そしてメドレーの後の3度目のトークコーナーでは、14日についての話を。まぁ、今回も時期的にはバレライに合わせたようなもんだろうし。今は色んな形のチョコが流行ってるけど、里菜りんはやっぱりマイチョコがいいとのこと。確かに自分が買うからには直に欲しいのを買えるからね。
そして、どうやらこの前日には心斎橋の大丸で行われてたフェアに足を運んでたようで、色んなチョコを見て楽しんでたよう。何か気付いたら2時間も経ってた様で、かなり癒されたらしい。
まぁ、時間帯にもよるけど10日は里菜りんの結構近くにいたんだなw。って拠点がまず四ツ橋だから不思議ではないか。


で、このトークは結構長くて、そこで時間を食ってしまったせいでこの日のライブのためにさっさと買い物を済ませないとダメになって最終的には15分で決めたとか何とか。
後、何か豆知識的なところでチョコを食べると恋愛してる時と同じような気分になれる成分があるとか何とか。それで片思いの人とかにはお薦めかもとか言って、ツッコミを受けつつ何かアピールしてはりますた。で、やっぱり関西はツッコミがきついなとか何とか。
そしてこの後は愛をたっぷり込めて作った曲ですみたいな紹介があって「アイノコトバ」を。ここからは煽りや、曲紹介を兼ねてちょっとしたトークを入れつつ立て続けに「Can you feel the POWER OF WORDS?」、「Feel you」、「Change」、「Run up」、「FULL JUMP」、「FAITH」、「恋はスリル、ショック、サスペンス」、「THANX」と本編最後までぶっ通しで披露。所々で10周年ツアーと作品に合わせて感謝の言葉を綴ってたけど、本編だけで21曲は結構なボリュームのあるライブで良かったかなと。一応、アルバム曲やカップリング曲も結構選曲されてたみたいだし。


そして、本編が終了したのはほぼ20時丁度頃。まぁ、開演が10分遅れたのを含めたとしても、それ程トークが多くない部分から言うとやっぱり歌ってる時間が長かったってことの表れかと。そしてアンコールへ突入と。
まずは、ここでのトークはやはり10周年の音楽生活を振り返ってのことで、この10年間はあっという間に過ぎたような感じがして、色々なことを経験できたと。音楽を伝えて、皆さんからそれに対して何倍もの気持ちを返してくれたことが嬉しかったようで、そんな10年間を有難うみたいなことを。
そしてアンコール最初の曲はそのトークの意味もあってか「GIFT」から。


この後は最後のトークコーナーとなって、新しくプロデュースすることになったジュエリーについての話が。自分でデザインやサイズを考えたらしいけど、かなり豪華なものになっていて、2つに別々に分かれるようになってるためカップルに使ってもらって愛を深めるきっかけになると嬉しいみたいなことの話を。
そして絆の繋がりを書いた曲ですみたいな紹介で「Dream × Dream」を、最後には2月14日にリリースした曲で、いつまでも皆さんが大切にしてくれてることが嬉しいと言う「Forever You 〜永遠に君と〜」を披露。里菜りんが言う前に客席からタイトルが言われてしまってますた。(苦笑)
そしてこの曲でノリノリに盛り上がったら、最後に10年間ずっと応援して支えてくれて有難うみたいなことを言って、この場で一番伝えたかったことは何よりも感謝ですと最後に精一杯の感謝の言葉と、手を組んでのお辞儀をして笑顔で去っていかれますた。


アンコールまで終了したのは20時半をちょっと過ぎた頃。さすがに10周年ライブってだけあってバラエティ豊かで存分に楽しめる内容になっていたかなと思う。
ライブ終了後はロビーに出てアンケートを書き書きと。すると写真に載せたような看板が。以前にふと愛内里菜線とか耳にした時は何のこっちゃと思ったけどこれのことなんか。リリースを東京メトロの路線図のように表わしていて、10年間歌い続けてきた私に終点はありませんみたいなコメント。なかなか面白い考えだな。今は地下鉄では駅ごとに分かりやすいように番号を付けてあるから、それをリリース順序に載せてみたいな感じで。
まぁ、その後でグッズ買おうかなと思ってたけどもう締め切り間近っぽかったし、グッズは買いためたところで家の中に溜まってしまうばかりなので今回はパスに。特にポスターとか喜んで集めてるうちだけが華で、最終的には保管状況が悪いから譲れもしないし、ニッチモサッチモいかない状況になってたりするし。


まぁ、そんなこんなで会場から出たら里菜LOVE氏がいたのでちょっとお話をして、夕食に誘ってもらおうかと思ったけど無理なようだったので別れて帰宅。FCイベントのことを言われても僕は会員ではないのでってことで・・・。(汗汗)
よくは分からんけど話聞いてると色々とあるようでつね。でも音楽をやりたいのに地元じゃないと嫌などと言うのならそれはいくら何でも認識が甘いと思うけどなぁ。確かにそういうのの気持ちは分からんでもないけど、やりたくてやってる訳ではないサラリーマンでさえ転勤を命じられれば応じなければならいのが世の中。歌手やアナウンサーなど夢の仕事に就きたいと思うなら東京勤務は当然のことかと。今までは運良く地元でできていたとしても、東京に行く必要になったとして拒否するならそれはプロ意識が欠如していると言わざるを得ない。まぁ、出身地によって条件の差はかなり大きいけど、きつい言い方をすれば単に歌うのが好きなだけならカラオケに行くとか、誰かに聴いてもらいたいならアマチュアでやってればいいじゃんとなる訳で。職として歌いたいならしっかりと腹決めてプロ意識持ってもらわんとなw。外的要因で嫌になったり諦めたりするようじゃプロとは言えないと思うし。まぁ、干渉するのは好きではないし、好きなようにすればいいとは思うけど。


とりあえず今回のライブの感想としては確かに10年間の活動が詰め込まれた内容になっていて、満足できるたっぷりな内容になってた思うし、色々な支えがあったことに対する感謝の気持ちを持つことはとても大事なことだとは思うけど、やっぱりこれからに向けた見通しをもっと見せてほしかったかなと。何でもそうだけど現状に満足してるようじゃ進歩することはなし。まぁ、GIZAの現状を想像するに当たってはアーティストに夢を与える場ではないような気がしてしまう部分もあるが、やっぱりリスナーに夢を与えるアーティストであれば自らが夢を持ってなければ何も伝わってこないんだよな。個人的にはそういう面もあって大物アーティストよりもこれから大きくなることが期待できるような方々が好きだったりするけど。
とりあえず今までの10年間を振り返るのも大事だとは思うけど、それは昨年から今年にかけて十分尽くしてきたろうと思うし、これからは感慨に耽るような形ではなくて未来のイメージを描ける姿に期待したいと思う。

セットリスト


1.Close To Your Heart
2.be happy?
3.Deep Freeze
4.START
5.I can't stop my love for you
6.NAVY BLUE
7.MAGIC
8.シンプル(メドレー)
9.marble(メドレー)
10.hands(メドレー)
11.ALRIGHT(メドレー)
12.Black eyes, Blue tears(メドレー)
13.アイノコトバ
14.Can you feel the POWER OF WORDS?
15.Feel you
16.Change
17.Run up
18.FULL JUMP
19.FAITH
20.恋はスリル、ショック、サスペンス
21.THANX


en1.GIFT
en2.Dream × Dream
en3.Forever You〜永遠に君と〜