モレラ岐阜


昨日は一回の訪問で最終面接まで受けられる採用の会社を見つけたので岐阜県の方へ。まぁ、まだ昨年に開業したところの小さな事務所のようなところが本社のようだけど、その立地が本巣市にあって最寄駅は樽見鉄道モレラ岐阜。偶然にも以前にRYTHEMがライブを行ったあの場所の付近だった。
まぁ、あの時は行われることは知ってたけど、交通費や所要時間が結構かかることや、樽見鉄道が日中は90分に一本程度の不便さ、日程が土曜だったことなどが重なってパスに。以前、雑誌かなんかで見たけど、岐阜県東海道線とか幹線沿いの町がある割には公共交通機関の整備が悪くて、県民は車で移動するため電車に乗るのが苦手とかなんとかって書いてあったけどな。地方都市よりは都会に近いけどそれが何となく分かる気はする。


JRで大垣まで乗車券を買うには金券の昼得よりも学割適用した方が若干安くなるため、わざわざ学校まで行って発行してきた学割証で購入。昼得みたいに時間制限がないため、いつも通りのルートでもつまらないしってこともあって今回は時間に余裕を持った時刻表の調べで湖西線経由敦賀行きの新快速で近江塩津まで行って、そこから琵琶湖線方面への北陸線米原まで下るルート。米原-近江塩津間は乗る機会がないから一度乗りたかったんだよな。米原付近は全くだったのに、滋賀北部は雪が残っていて天気も悪かったり。
すると、そんなことやってるバチが当たったのか東海道線で大垣13時33分着で、樽見鉄道は13時37分発の乗り換えを考えていたのが、先行の貨物列車が遅れたらしく大垣に到着したのは13時40分。15時に予約を入れていたけど、樽見鉄道の次の便は90分後。社線が変わるから待ってくれないだろうから間に合わない、と一瞬焦る瞬間もあったがさすがに本数が極端に少ないためか待ってくれていてホッと。帰りにもJRの乗り継ぎ時間を言ってくれたり、三セクにしてはJRとの連携が良くて親切だわ。


そして、無事モレラ岐阜駅に到着できることになったのだが、本数が少ないためギリの便で言っても1時間弱のロス時間。折角来たのでってことでモレラ岐阜を見学することに。結局、樽見鉄道の車両の写真を帰りに大垣で撮ろうと思ってたけど忘れてしまったため写真はこれに。まぁ、樽見鉄道は大垣到着時に改札出る用の降車証明券を貰ったからそれでも良かったけど、それは持って帰って保存できてるし。
モレラについては今時流行りの典型的なショッピングモール。まぁ、特徴としてはド田舎の立地であるため駐車場を含めて規模が通常以上に大きい点、東海地区のためか"すがきや"など独自のテナントが入居しているところなどが。広いスペースにはそれぞれ、リーフ・スター・サンなど名付けられていて、そのうちの一つスノープラザにはイベントが行えるような土台があってスケジュールなども置かれていた。RYTHEMも出演したであろうことが想像できる。


帰りは大垣からはかなり大回りルートをしてみようと思って、一旦東海道線の逆方向で名古屋まで行って関西本線ルート。しかし、ここでもトラブルがあって中央本線から来るらしいのが大幅に遅れていてラッシュと重なって大混雑。時刻表では名古屋発になってんだけど、中央本線で使っていた車両をそのまま流用するってことかな。でもラッシュに2両ってのはどうなんよと。普段は遠回りしても混んでる時は座らず、タダで乗ってる訳ではないから問題ないけど、この時ばかりは迷惑な存在だっただろうな^^;。でも奥に入ってから出るのも大変だし・・・。昨年乗った四日市までより名古屋よりの景色を見たいと思ってたけどそんなしてる間に陽も暮れてしまって何か結局無駄なことになったり。(苦笑)まぁ、用事には間に合ったし、目的地に着けないトラブルに遭遇する人もいるから、それを考えると何と言うことはないけどやっぱり交通機関には何でも確実性がないってことだな。


しかし、本巣の辺りは本当に田舎な場所で、大通りの車やモレラ以外にはほとんど人がおらず、のどかな田園風景が広がっていて気持ち良かった。気分転換にもなったな。90年ぐらいの地図を帰ってから見てみると、昔はその付近を名鉄揖斐線が走ってたらしく廃線になったようで。そんな形跡は全くなかったけど。まぁ、名鉄は大手のくせに運賃が高いなと思ってたけど営業距離が幅広くてこういう不採算な地域も抱えてるからってことかな。
まぁ、そんなこんなでちょっとした小旅行になった。昔は祖父母のとこへ帰郷する時に山陰線乗ってると各停でも検札があったけど、最近は人件費削減のためか見かけないのが有難い。本当の田舎と言うか山奥の方はまだやってるのかもしれんけど。