B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic"@大阪京セラドーム


※ネタバレ注意


昨日は京セラドームで行われたB'zのドームツアーへ参加。B'zのライブに行くのは餅初めてで、大物アーティストのライブに行くことはあまりないからドームにライブモードで観覧するのも初めて。まぁ、仕事で担当することや、企業展や催し物での別の形では行ったことはあるけど。まぁ、城ホールでさえたまたまコナン祭りがあったのと、幼児の頃にディズニーオンアイスで行ったくらいで後は大抵ライブハウスだからな。最終的には一般発売で余裕があったC席も売り切れたようで。さすがB'zでつな。
そんなこんなで初参加のB'zライブ。客入りが大きいため開演は19時に対して開場は16時45分。スタンディングの場合は整理番号があるしあまり割り込みするのも宜しくないから早めに着いとかねばならんけど、指定は早く着いても暇なだけなんで家を出た時間が17時頃。途中で夕食を仕入れてドームに着いたのは18時20分頃。大正駅からドームへの道のりの混みようは異様な感じさえも。まぁ、今回は席が決まってるから問題はないけど、プロ野球の時はぞろぞろ歩いてるのを見ると焦ってたのが懐かしい。猛牛時代の休日の鷹戦は同じ具合だったかな。


球場に着いたら6ゲートから入場だったため3塁側へ。手荷物検査と座席票の発行を済ませて中へ。荷物検査についてはカメラチェックが主体になるためペットボトルの持ち込みは難なく通過。飲料でもビン・缶程は厳しくないしな。座席票の発行の方では、チケ本体には整理番号しか記されておらず、入場時の座席票発行により初めて座席が分かると言う転売防止を目的とした?システムに。これはいいかもしれないな。最近では入手の手続きが大変になってるようだからあえて分からないようにした方が簡潔に安全性を保てるだろうし。入り口ではパンフレットの配布が。さすがにB'zにはアンケートないよな^^;。全部読める訳ないし。パンフレットに入ってたB'z専用のフリーペーパーみたいなのにはドームツアーで訪れる各地の名所が映ってたけど、B'zのメンバーが行って大丈夫だったのかな。まぁ、あえて人の少ない時間帯を選んでるのかもしれんけど。
そして座席の方へ。上段席の最後尾とか見事に後ろ。とりあえず後方からの視線を気にせずに済むのは有難い。席に着いたら予め購入しておいた夕食のサンドイッチやおにぎりを食べて開演まで待機。食事できるのは便利だわ。僕は普段から野球で来てるから座席で食事をするの慣れっこだけど、ライブの場合は指定の会場でもコンサートホールや会館は大概飲食禁止だからライブ観覧を前に食事ってこと自体には若干違和感あり。この点でもドームは特殊なんだよな。まぁ、何も飯食いに来てる訳ではないけどさw。


そして開演までは退屈させないように?ステージの一部にスクリーンになる部分があってそこで客席を映して、映ったお客さんに"エアギターやって"とか"ハグして"などのお題が出されたりと。まぁ、画面を見てないと分からないから映っても気付かない人や、恥ずかしがる人もいてアレはアレで面白い。(ぁ)でもああいう風に待ち時間に特定のお客さんを映して企画をするのって野球の時っぽい要素な感じが。スカイマークでもエアーでビール飲む仕草とか見たことあるし。後はツアーのテーマソング「theme of LIVE-GYM -ひとりじゃないから-」 の方もちょっとだけ流れてますた。
そして客席も大分埋まってきて10分ぐらい前には開演を予告するアナウンスが。ちなみにB'zファンは男性も結構多いけど、総数的には女性の方がやや多そうな印象だったかな。
19時5分頃になると照明が落ちて開演の前触れが。まずはスクリーンに映画のように映像が流れるシーンが数分間続く。音響も含めて迫力はあるけど、何を意図してやってるのかはちょっと気になる。


映像が終わったらメンバーが登場した模様。当たり前だけどやっぱり豆粒くらいの大きさ^^;。普段野球観戦で使ってる付録品の双眼鏡を持ってきてたからそれで時折覗きこんだりしつつ。ちなみに我々の上段席も大抵の観客は立って観賞してたけど、高所恐怖症気味の僕にはドームの上段席の角度差はちょっと怖いのでステージがホームベース側に移動してくる瞬間以外は着席で観覧。野球の時も下段席が満杯の時は上段に入ったことがあるけど、特にガラガラの時なんかはホンマ怖かったし。(汗汗)まぁ、ステージまで距離があるのと急角度の関係で座ってても十分見えたから良かった。
登場したらまずは挨拶代わりに「Introduction」を。この曲も演奏だけだから開演してから歌が始まるまでにかなり時間差があったような感覚になった。そして「DIVE」、「Time Flies」、「MY LONELY TOWN」を続けて。この後は松本さんの紹介をしてミニギターソロコーナーみたいな感じで「HIT PARADE」で取り上げたことがある「MOON RIVER」と童謡?の「キラキラ星」を軽く演奏。素人にはよくは分からんけどさすがのテクニックだった。
そして再び歌の方に戻って「今夜月の見える丘に」、「PRAY」を披露。この後は最初の本格的なトークになって、B'zのライブジムへようこそと挨拶。B'zの・・・と言いかけた部分は野球の間合いのような状態に。(笑)そして大阪に来るのはお久し振りですと言って、こんなに多く集まってくれて有難うございました、今日は思う存分たっぷり楽しんで下さいと挨拶。たっぷりぷりぷりって表現が稲葉さんっぽくなくて面白かった^^。


そしてこの辺りからは数曲バラードや比較的おとなしい曲が続く形となって「TIME」、「TINY DROPS」、「OCEAN」、大ヒット曲の「LOVE PHANTOM」を続けて。アルバム曲からも数多く歌われていますた。
この後はツアータイトルにもなっている昨年に出たアルバムタイトルについての話が。"MAGIC"と言うタイトルを付けた由来について話されて、ステージには種も仕掛けもないありのままなことを伝えたいとのこと。後は今日のパフォーマンスで皆さんにマジックをお見せして思いっきりパワーをぶつけていきたいと思うので、皆さんからもそのパワーをステージに返してほしいと思いますみたいな話が。生活の中でマジックを起こすためのコツみたいなことも色々話してくれますた。
そしてそのアルバムタイトル曲「MAGIC」、「Mayday!」と歌って、次の「love me, I love you」ではステージがバックスクリーン側からホームベース側へ移動。この瞬間が全ての者にとって緊迫の瞬間なんだよな。まぁ、スタンドの者にとってはそんな関係ないが^^;。ホームベース側でもそれなりの時間歌って、次の「ultra soul」の時に再びステージはバックスクリーン方角へ戻って行く。曲もアップテンポな曲でかなりの熱気が蒸す瞬間だった。


ステージが元に戻ったら次のトークコーナーが。まずは稲葉さんが楽しかったと満足げに言って、楽しんだところでバンドメンバーの紹介をしますと。メンバー紹介ではそれぞれからコメントがあって、大阪お久し振り、たこ焼き大好き、大阪めっちゃ好きなどのコメントが。確か増田さんとシェーン・ガラスさんと、もう一人外人さんが紹介されてたと思うけど誰が何話してたかは忘れた。松本さんは生まれは大阪と言うことで久し振りの大阪公演に色々と感慨深げに話してますた。しかしこんな偉大なミュージシャンが生まれた地域に住んでることに尊敬の念を感じる。以前にギターやってる知り合いが近くに昔松本さんがB'z組む前に通ってたギター教室があるって話してたのを聞いたことあったし。
後は大阪はやっぱり熱気が熱いですねみたいなことを。この後は「LOVE IS DEAD」、ABCラジオのリスナーには野球中継でお馴染みだった「IT'S SHOWTIME!!」、「Freedom Train」を続けて。
そして次の曲に入る前に道具が登場。"誰にも言えない井戸"と書かれた札が掲げられた井戸で、稲葉さんはその中に顔を突っ込んでその波形がスクリーンに映る。思いっきり顔を近付けるシーンでは女性から黄色い歓声も(笑)40歳を超えて格好いい男って凄いよな。で、それに引っ掛けて誰にも言えないことを白状するのだが、この日はもみあげがいつもより1cmくらい長いんだとか。何か黒いペンでぴっぴと書き足したらしいけど、イマイチパッとしないから明日からは元に戻そうと思うとのこと。


そしてその題材ともなっている「誰にも言えねぇ」を歌い、この後「MOVE」、「愛のバクダン」、「long time no see」と続けて本編終了。最後の方の煽りではトークもあって、普段はなかなか声を出せないこともあるけど、ここでは恥ずかしがることはなく皆で思いっきり声を出そうぜみたいなことで、これが最後のチャンスだと思って大きな声で叫びましょう。今しか大声を出せるチャンスはないと思うんだみたいな形で客席に勢いを促す。
また、チャンスは身近なところでも沢山転がってるものなので、そのチャンスをものにして幸せを掴んで下さいみたいなことが。元気のない世の中に活気を与えようとしてくれるような上手い盛り上げ方だった。この辺もさすがB'zでつな。
そんな感じで21時10分頃には本編終了。そして一旦客席は静まってちょっとしたらアンコールへと。アンコール前には何か客席でウェイブが起こってますた。まぁ、ジャンピングは禁止だからこの程度が限界か。


そしてアンコールとしてメンバー再登場。稲葉さんは何度か衣装を替えられてますた。
またツアーで大阪に戻ってきたいと思いますみたいな話をしてまずはB'z史上でも最もヒットしたらしい「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」、「イチブトゼンブ」をバラード調から普通のシングルバージョンっぽい形にテンポアップでの2曲が披露されますた。
曲が終わったら「theme of LIVE-GYM -ひとりじゃないから-」をBGMに流してお二人は客席に手を振って駆け回ってから退場へ。最後まで迫力のパフォーマンスを見せてくれますた。
アンコールが終了したのは21時35分頃。アンコールも本編の続きみたいな感じで特別な感じを感じさせないのもB'zならではなんでしょうか。
終演したら規制退場での帰宅。まぁ、ドームで行われるライブについては毎回規制退場が行われるけどこれは正しい措置だと思う。まだドームは帰宅ルートが分かれるけど、野球なんて阪神しか沿線にない甲子園で一斉に出るから改札が近付くとごった返して大変なことになるからな。まぁ、野球ファンはマナーが悪いし応援団や何やらがあるから規制退場は難しいのかもしれんけど。それにしてもドームでアナウンスする人毎回同じっぽいな。もっと言うとケチックスでウグイスおっさんやってる人のような気も。アリーナのBブロックを指す時にBufferloesのBとか言ってたし。


そして規制退場の順番に従って真ん中らへんで退場。グッズとか色々あったけどおやぢがやかましいし、そんなに興味はなかったのでパスして帰宅。大正駅には関空快速を臨時停車して増便したりして対応してますた。駅からドームに行く道のりにある居酒屋やたこ焼き屋でも全部B'z一色の映像が流れていて客を呼び込む一種の戦略なのかなとか。まぁ、その時に行うアーティストに合わせて流すと効果はあるだろうし。色んな面で地域の協力も必要だわな。まぁ、駅までの道のりもそれ程混雑することもなくスムーズに帰路につけて23時頃には帰宅。B'zのライブはもっと長丁場かと思ったけど案外そこまでではなかったかな。
今回の感想はB'zのライブ、ドームでのライブに初めて参加してその雰囲気に圧倒されたところもあったけどB'zのサウンドを生で聴けて満足。ツアーは毎年行われてるからだろうけど、昨年リリースのアルバム曲からが多かった印象かな。だから知らない曲も多かったけど、90年代の大ヒット曲も色々やってくれて楽しかった。当然ながらクオリティーも高いし、日本を代表するロックグループとしての威力を見せつけられた感じ。ただ、勿論参加できる機会ができたことは有難いけど、個人的にはやっぱりそれ程有名ではないアーティストをライブハウスの密着した環境で観る方がどちらかと言うと好きかなと。B'zのお二人は謙虚な姿勢だからその点では好感的なんだけどな。


まぁ、まさか参加できる日が来るなんて夢にも思ってなかったB'zのライブを体験できたことは嬉しいし、また機会があれば行ってみたいところではあるな。
とりあえず明日は仕事の方でやってきまつ。

セットリスト


1.Introduction
2.DIVE
3.Time Flies
4.MY LONELY TOWN
5.MOON RIVER(松本さんギターソロ)
6.キラキラ星(松本さんギターソロ)
7.今夜月の見える丘に
8.PRAY
9.TIME
10.TINY DROPS
11.OCEAN
12.LOVE PHANTOM
13.MAGIC
14.Mayday!
15.love me, I love you
16.ultra soul
17.LOVE IS DEAD
18.IT'S SHOWTIME!!
19.Freedom Train
20.だれにも言えねぇ
21.MOVE
22.愛のバクダン
23.long time no see


en1.愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
en2.イチブトゼンブ


今回のアルバムタイトル曲以外は大抵知ってるし、ドームツアー中にセトリは変わってないと思うからこんなもんか。
松本さんのギターソロや、ツアーのテーマソング、登場時の演奏等色々あるから何処までを曲数として数えるかの判断が難しい。