ゴールデンウィークの分散論


今朝テレビを見ていたらニュースで来年度からゴールデンウィークを地域によって分散化する案が国会内で出ているとの報道が流れているのを見た。最近は朝がそれ程早くないことや、家では元々あまりテレビを見ない生活のこともあって、今朝は旅館でゆったりとテレビを見てると初めてそんな話題が耳に飛び込んできて、そんな議論が進んでるの?と浦島太郎状態に。今週は日経新聞も読めていないから政治や経済の動向もあまり掴めてないな・・・。
まぁ、それにしても色々な問題が山積してる中で今頃何故今までなかった議論の方に目を向けることになったのか。突然そんなん言うもんだからある種衝撃的な感じだし。


そしてその分散論と言うのは地域毎にゴールデンウィークの日程をずらして高速道路や交通機関の混雑を回避したり、レジャーにおいて設定額が高いイメージを払拭するのが主な目的なようで。案では西から順番に一週間づつの差でずらしていくらしく、中国・四国・九州エリア→近畿エリア→東海・中部エリアといったような準になっていくような感じか。レジャー業界においては連休をずらすことによってトータルではより多くの需要を喚起したい模様。
しかし、これに対しては他の業種の会社からは不満や反対の声も多数上がってるようで。取引先や出張の兼ね合いで地域によって休みの期間が異なるようでは支障が生じるとの主張である。確かに海外とは仕方ないけど、国内で祝日や休日がバラバラになるのは面倒な感じがする。初めから決まっていることはともかく。


ただ、個人的な考え方では最初に分散案と言うのを聞いた時に、意味合いは今までの大型連休を解体して2連休や3連休などの短めの連休を増やすパターンなのだと思ったのだが、それでいいんじゃないかなとか。いくらゴールデンウィークとは言えどこの不況の中大型連休だとかはしゃいで旅行に行ってる連中は一部だし。まぁ、年に一度の大型連休ってことで残しておくべきってこともあるかもしれんけど、何もそんな連休に拘らなくていいと思うけどな。ただでも最近は土曜が完全に休日みたいな捉え方や、ハッピーマンデーとか何とかで休日が変則的になるから学生には授業の回し方に支障が出たりってことにもなるし。
まぁ、とりあえず今年の分は後2ヶ月に迫ってきたから変更されることはないけど、来年からゴールデンウィークはどんな風に変わるのか、直接的に関係のある分野だから気になるところでつな。