卒業旅行2日目


それでは卒業旅行2日目、一昨日4日の行程を
この日は朝食の用意が8時に指定されていたため7時50分頃に起床。それでもいつもは場所が変わると早めに目が覚めるのに目覚ましがなかったこともあってちょっと寝坊した。とりあえず皆で朝食を食べて、チェックアウト予定時間の9時半前まではまた各自自由時間に。この時間中にはロビーのお土産売り場を徘徊。一部のスペースではあったけど福井名物を中心にいくつかの土産物が売られていた。また自販機もあったけど、大概ホテルでは通常より高めに設定されているのが同じだったのは良いんじゃないかなと。


何だかんだしてる間に9時半頃になり、荷物をまとめてチェックアウトの準備を。大量にゴミを出してしまったのが旅館の方に申し訳ないなと思いつつ。
まずはエントランスのところで記念撮影や各々が集合写真を撮りあったりと。そして9時半少し過ぎにバスに乗って出発。旅館の方も快く送り出してくれて嬉しかった。
この日は観光もすると言うことで最初の目的地は写真に表札を載せた福井県立恐竜博物館。ここでは学割が適用されるとのことで学生証の持参を予め報告されていた。内容的にはそれ程感激するものではなかったけど、説明や模型なども色々あって見応えはあったと思う。ただ順路が分かりづらいのが難点・・・。通路が入り組んでた。また、最後によった土産ショップでは"恐竜のたまご"とか言う風水の占いを取り入れた入浴剤が売っていて面白そうだったのでとりあえず一つ購入。一回使い切りの意味では高いけど女性は好みそうだし。まぁ、従姉にでもあげるかな。


12時過ぎにはここの観覧も終わって昼食処に移動することとなったのだが、この恐竜博物館の立地する勝山地区は一面銀世界だった。まぁ、この時点ではほとんど降ってなかったけど、敦賀辺りは積もってもなかったのに結構差があるようで。ちなみに勝山と言うと2年連続で正面衝突事故を起こして潰れた当時の京福電鉄の終着駅付近でかなり内陸部。付近には永平寺もあって、ずっと行ってみたいと思ってるけどなかなか行けず。今も公共交通で行く場合は後継のえちぜん鉄道の終着駅になっていて、そこからコミュニティーバスが運行されているらしい。
昼食は恐竜博物館から比較的近い距離の場所にある"越前竹人形の里"と言う名のお食事処。団体を多く受け入れている2階に大きな食堂が、1階に土産屋がある在り来たりなスタイルな食事処。この日は平日で団体さんもいなかったから一般でも特に問題はなかったような感じか。


とりあえず昼食には福井名物とかではなく、ここだけの限定メニューらしい笹うどんと、マニアックな福井名物のソースかつ丼を両方食べたかったので定食タイプのを頼んだからこの日も昼食代に1000円が飛んでいってしまった・・・。(苦)ソースかつ丼は前日の"日本海さかな街"にもあったからその時食べれば良かったなとか思ってももう時は遅し。
昼食後はお土産探しタイム。今回はそんなに遠方ではないし、広島遠征やホワイトデーなどで費用的にきついこともあったからあまりお土産は買わないでおこうかなと思ったけど、何故か土産物になると衝動買いしてしまうんだよな。悪い癖だわ。結局、福井銘菓の羽二重餅の詰め合わせの小パックと、永平寺味噌を購入。笹うどんは限定とは言っても何処でもありそうなちょっと風変わりって具合で、特別な味でもなかったからパス。
しかし、竹人形の里の名の竹人形は見当たらなかったけど、店の名前だけ粋った命名してるだけなんかな。見れるところがあったなら見たかったけど、多分なさげ。


昼食処を後にすると、最後の目的地となる羽二重餅の古里本店と言う羽二重餅の製造販売を行っている店へ。時間の都合上で行けるか分からないみたいなこと言ってたから先の昼食処で買ってしまったけど、折角ならこっちで買えれば良かったけどな。さすがに専門店だけあって、餡の味にもチョコ味やきな粉味、外にゴマを包んだタイプや豆の入ったものなど色んな種類が売られていた。その他にも和菓子ならではの物が売られていて情緒を感じたけど、日や時間の関係なのかもしれないがちょっと人気のない寂れた趣でこんなんでやっていけるのかと思うくらいに^^;。まぁ、こういうのは都市圏からの注文による配送が中心になるんだろうけど。ここでは奥の方にガラス越しから工場の一部を見学できる場所も設置されていた。まぁ、対して時間を潰せる場所ではないけど興味のある者には覗き甲斐のある店かと。


羽二重餅の店を出発すると後はもう大阪方面への帰路に就くことに。15時40分頃に出発して、往路は敦賀までの高速利用だったが復路は福井市街辺りから北陸道を利用。この後は往路と同じ経路で名神経由で草津パーキングで休憩を取って、17時45分頃にJRの駅前へ到着。まぁ、名神では一時渋滞しそうな感じだったけど問題なくスムーズに帰ってこれて良かった。
到着したらバスの運転手さんにお礼をしてとりあえず駅まで移動。駅のところで残った酒やお菓子を皆で分けっこして持ち帰ることにして駅のところで解散を。僕は往路と同じく阪急の駅まで歩いて帰宅することに。


この卒業旅行を総括しての感想は、卒業旅行と言うとイメージ的には海外やディズニーなど華やかなイメージが頭の中にはあるから、近場だし温泉旅行は年寄りっぽく渋い感じもあるけど、卒業旅行というものを経験できる機会があったのは良かったし、何よりも学生の間しか味わえない感覚を堪能できたのは良かったかなと。職場の社内旅行とかあったとしても、いくらプライベートな場とは言っても上司や先輩には気を遣わないといけないし。その点では今回は同い年ばかりが集まった意味でも気さくな雰囲気で楽しめたのも良かった点かと思う。
後は全てやってもらえることの有難さかな。現役部員時代は自分が企画・実行を行っていたのに対しリーダー役が全て対応してくれたこともあるし、温泉や旅館でゆっくり過ごせることも含めて何も考えずに頭や体を休められる環境なことについても。年配の人が温泉旅行を好む理由が何となく分かってきた気がする。僕も年だな。(爆)