里菜りん10th Anniversary


今日は里菜りんのデビューシングル「Close To Your Heart」のリリースから10年が経つ日とのことで10周年おめでとうございますです。まぁ、昨年からは10周年をうたい文句にサンクス企画が行われてきたけど、実際のところツアーにしてもメディア出演にしても一時期から比べると足元にも及ばないような数でむしろ虚しくなりそうな感じもしたが。テレビの方も地上波でもローカル局の番組にはちらほら出られているようだけど、いつどき以降かはMステを初めとした本来の音楽番組への出演も皆無な状態になってるし。


言うと毒舌なことになってしまうが、GC・麻衣たんと共に以前のGIZA代表3組のアーティストとしては最も現在のGIZAを反映してるのが里菜りんかと。GIZAに勢いがないことを口癖のように言ってるけど、麻衣たんはノーザンに移籍してから手厚いサポートで息を吹き返したし、GCもツアーと新曲後の動向は分からないけどGC単体で見るとツアーやリリースもコンスタントに行っているし決して以前の活動より見劣りしてることはない。
この点で個人的な見解ではライトファンの存在が大きな意味を持ってるんじゃないかなと。GCや麻衣たんはコアな部分もありつつ独自のファンを多く持ってるが、里菜りんはGIZAファンとしての位置づけが多かったと思う。だからこそ里菜祭りなどで他のアーティストと共演することが多かったのだろうし。


里菜りんのこれからに期待することとすればオリジナリティーの構築かな。GCや麻衣たんは独自のサウンドを貫いてるから年齢を重ねたからと言って大きな変化がなくても何とか対応できるけど、里菜りんの場合はここに魅せると言うような核となる部分に弱いような感じがする。今までの活動形態ではいずれ限界が来るから里菜りんには柔軟な変化が必要かと。
後は客観的に見てやり方に失敗があった感じがする。PLAY GIRLの時のような過激なことをしといて女性限定ものをしても大方は引いてしまう。女性ファンを獲得したいなら女性受けする活動スタイルにしないとw。アイドル的位置付けでいいならともかく、こんなことしといて女性限定がどうのとか言ってもあべこべで見苦しいだけ。どっちなんよと言うことに。


と言うような感じで思い切り偉そうな批評になってしまったが、何処までが本人の方針で何処までがGIZAとしての方針なのか分からんからアレだけど、女性アーティストでも同性に支持されているアーティストだっているんだから方法次第で自分の望む方向にも持って行けたんじゃないかと思うし。これでは自業自得と言うか自分で自分の首を絞めてしまったと言わざるを得ないかと。
そういう意味でも里菜りんにはこれからの新生に期待したい。まぁ、GCや麻衣たんと比較ばかりするのは良くないと思うけど、今のままでは里菜りんの人気は若さやアイドル性で持ってたことになってしまうからなぁ。アーティストとしての存在感を示してほしい。