木下部長とボク


日テレ系列で木曜の深夜の放送されている連ドラの「木下部長とボク」と言う番組。1月14日分から放送開始したようだけど、最初のうちはこの番組の存在を知らなかったのが最近はかなりお気に入りのドラマに。基本的には毎週日付が変わる直前の23時58分から始まるようで、その中で数回は前番組の遅延で10〜40分遅く始まることはあったようだが、この番組の中身は40分ものと比較的短時間簡潔な仕様になってる模様。まぁ、折角興味を持ちだしたところで来週が最終回になるのは残念だけど、こちらではレギュラー出演組以外に毎回ゲスト俳優が登場してるようで、チュートリアルの徳井や千原ジュニアなどあまりバラエティ番組を見ない僕でも知ってる方々も結構出演されていたようで。


それで、この番組の魅力は何と言っても主人公の木下部長の人柄。たまたま夜遅くまでテレビが点いていた日に初めてこの番組を目にした時は何かまた下らないのが放送されてるんだなと思ってたけど、見ているうちにこれから社会に出ていく立場の者としてはホッとさせてくれると言うのかこういう世界観が良いなと思うところが。何かよく言うところの理想の上司とするには仕事面ではちょっと頼りないけど憎めない雰囲気がある。実際の社会でこんな天然ボケな人間だったら通用しないからそこがドラマだなぁみたいな部分もあるけど、悪気がなくて正義感が強いまさに大人の男の象徴的な感じで実在すれば男として憧れたり尊敬ってことになるかも^^;。


ストーリーの構成は丸々通信の中に木下部長が指揮する木下部があり、その仲間が主役として活躍するのだが、そこに所属している部員は皆あまり仕事ができるような顔触れではなく、仕事を取りに案件を持って行く度に失敗して連敗中。部員は連敗を止めるべく自分たちで勝負を挑もうとするのだが、なかなか上手く行かず本部長らからも部として認められておらず木下部長を初め部員たちを何らかの理由をつけて辞めさそうとしている。しかし、部員たちはそんな危機的な状況の中で奇跡を起こして最終的には話が丸く収まってしまう。木下部にとって本部長たちは敵であるのに天下の社長が仲間と言うのか理解があるところがまたいいなと。何と言うのかビジネスをテーマにしてる割にほのぼのしたところが好き。