パコと魔法の絵本


今日はローカル局テレビ大阪で20時頃から2時間程「パコと魔法の絵本」と言う名の映画が放送。他の系列とは違って何かの番組枠からの放映ではなくて特別で放送されたっぽいけどちょっと気になったため視聴。まぁ、こちらの映画は地上波の中でもCMが流れていたため断片的な印象は残ってるけど、当時は映画館に足を運んでみるのもいいかなみたいなところもありつつ行きそびれた作品の一つでもあり。まぁ、08年に公開されたとのことでつい最近のように思うけど一昨年の作品になるのか。まぁ、色々と見所はあるんだろうけど、何と言ってもこの作品は出演者の方がとにかく豪華だなと言うのがあるかと。はてなキーワードによれば東宝配給となってるから東宝系ってことか?


で、テレビでながら映画を観た感想としては何となく観てるような感じだとすっきりしないと言うのか何かよく分からんなと感じた。まず第一に特徴的なのがドラマ仕様でもなくアニメ仕様でもない邦画としては珍しいスタイル。出演者が皆日本人だから邦画なんだと分かるけどパッと見邦画っぽくないなと。洋画には「カールじいさんの空飛ぶ家」とかはちょっと違うけどドラマ仕立てでもアニメでもない雰囲気のがよくあるように思うけど。
そして核となるストーリーもコメディなのかしんみり系なのかよく分からないような・・・。まぁ、テレビで食事をしながら観てたからかもしれないけど結末は悲しい終わり方なのに途中では訳の分からない怪物とか出てくるしw。原作が「ガマ王子VSザリガニ魔人」とか言うものらしいから真面目な内容じゃないんだろうな。(なにゅ)


そんな感じで実際に観てみてこの映画への感想がかなり変わったかなと。ストーリーを予告で見た限りでは主人公のパコが事故の後遺症で一日しか記憶が持たなくなって、相方となったじいさんが心を開いていってみたいな情に訴えかけるようなものなのかなと思ってたけどそうばかりでもなかったってのが。まぁ、逆にその笑える部分があるのがいいのかもしれないけど、ちょっとバカバカしい場面もあって何かわざわざお金払ってまで映画館に足を運ばなくて良かったような気がしたりも。
一方で役者の方では妻夫木など人気俳優の出演もあるけどそれがあんな変装と言うのか格好で演技するのも面白かった。素性では恥ずかしいだろうなと思うような役だったし。役所広司さんが演じる憎まれじいさんってのも良かったし。半分真面目で半分ギャグな感じなのかな。(笑)