サッカーアジア・チャンピオンズリーグ観戦@万博記念競技場


昨日は自分の通っていた大学がガンバのスポンサーに締結したためこの日の試合限定で在学生と今年の卒業生は無料で招待してくれるとのことで、友達と万博記念競技場でのアジア・チャンピオンズリーグ予選の試合を観戦へ。僕にとってサッカー観戦は記憶にある限りでは初めて。今回は学外の同伴者は1300円で招待とのことで半分をこちらが負担することにして中学時代のガンバ好きの友達を誘うことに。まぁ、普段よく誘う友達は野球しか興味がなかったり、万博からは遠かったりだったためいつもとは違う友達と久し振りに会うことができた。まぁ、学校を卒業してからはその時の友達と会うことが少ないから誘う相手も同じになってしまうから丁度良かったかなと。


17時半頃に駅で待ち合わせをして北急で千中に行ってモノレールで本線から彩都線に乗り換えて公園東口駅へ。まぁ、万博は仕事の担当で3回行ったけど案外狭い印象があったりと。あまりサッカー場には行かないから分からないけど野球場に比べるとかなり小さいかと。この日は夕方に行ったから結構あったけどモノレールの本数も日中は1時間に3本と都市近郊にしては少なめ。
18時過ぎにとりあえず着いたらチケットの引き換え。卒業生は学生証を返納しているため卒業証書を写真で撮ったものを提示して引き換えてもらう形に。ただ、学生証の代わりの身分証明書のことを忘れていたためちょっと焦ったが難なくOKしてもらえた。


観戦できるシートはSB席。正面に向かって左側のEゲートと右側のFゲートからそれぞれホームとアウェーが分かれて入場するようだが、当然友達がガンバファンのためホーム側となるEゲートへ。スロープを上がってスタンドの方に行くと想像してたよりはるかに空いてた。特にアウェー側なんて試合始まってからも誰もいないような状態だったし^^;。まぁ、国際試合だから仕方ないだろうし、野球みたいに熱心に遠征するファンは少ないのかもしれないな。
席を確保したら夕食の弁当を調達へ。仕事の時にはガンバのマスコットがデザインされた弁当が配給されるのだがそれは実際に販売もされてるもののようで。試合開始を待ってる間に我々のいるSB席は結構混んできた。両サイドにあるA席のガンバサイドは応援団が占めていて満席だったが、後はガンバ寄りにそこそこ入ってたぐらいで客入りはそんなに良い方ではなさそうかな。


18時45分頃からスターティング・イレブンとしてスタメン出場の選手紹介などがあって19時になるとキックオフ。それにしてもホーム側のスタメン発表の大袈裟さは野球だけじゃないんだな。僕はサッカー選手は全く知らないので知ってる選手はいない^^;。
キックオフ後両チーム共攻めあぐねて0-0のまま前半は進む。ちなみにこの日の相手のシンガポール・アームド・フォースはACLの同一グループの中では最下位に低迷してるようでガンバにとってここは何としても勝っておかねばならない試合。しかし、その相手からもなかなか得点を奪えないのはJリーグでもいまだ勝利のないガンバの現状を表しているのか。0-0で進んできたが前半30分頃に遂にガンバ側がゴールを決めて1点を先制。前半のガンバのゴールはアウェイ側だったためよくは見えなかったがその後はゴールネットを揺さぶる攻撃もあったが追加点を入れられないまま1-0でハーフタイムへ。


ハーフタイムは約15分間。サッカー観戦にとってはこの間のみが休憩時間に。まぁ、その代わり野球のイニング交代よりも時間が長いためゆっくりトイレに行ったり売店を覗いたりできる時間にはなるかと。
20時からは後半がスタート。後半は変わってホーム側がガンバのゴールに。後半になってからはガンバの攻撃が本格化してかなりいい場面が何度も訪れるがシュートが上手く決まらず追加点がなかなか入らない。しかし、そんな中後半10分頃には怒涛の攻撃が実ってガンバの2点目のゴールが決まった。これで若干余裕が出てガンバ優勢の攻撃は続いたが、野球とは違い勝利だけではなく得点が勝ち点となって順位に影響するのがサッカー。サポートーからは3点目を望む必死の応援が続くが惜しくも得点が取れない歯がゆい展開のままロスタイムへ。途中では怪我した選手が出たのか担架が出てくるシーンもありますた。


数度の選手交代を経てロスタイムへ。割り当てられた時間は3分。ここでも守りよりも攻め中心の優勢の試合だったが、ロスタイムも終了直前に今まで点が入らなかったのが嘘のようにあっさりと3点目のゴールが決まる。このゴールが決まった後も少しだけ試合が再開されたが一瞬にしてゲームセットを告げるホイッスルが。最終的には3-0と快勝でこの対戦を締めくくることができた。
ロスタイムを含めて試合が終了したのは20時50分頃。試合が終わってからも選手がコートの外周のコンクリート部分を手を振りながら回ってくると言うことで多くの観客が残ってた。スポーツの場合はライブなどとは違って基本的に写真が許されてるのがいいわな。それをちょっと見てから退散へ。
帰りは公園東口の駅で入場制限をやっていたためちょっと手間取りながら帰路へ。まぁ、7000人ぐらいと人数自体はそんな多くないけどモノレールは狭いから制限が必要なんだろうな。でも帰りは千中まで直通してくれたため乗り換えの手間がなくて良かった。その後はまた北急で最寄り駅まで行って友達と分かれて帰宅。


この感想としては初めてサッカー観戦を体験してまず新鮮な感じがしたなと。今回はJリーグの試合ではなかったため盛り上がり方が普段とは違うのかもしれないけど色々とへぇと思うこともあったし。試合前の気合入れでは応援団のサポーターのみではなくて全体に声を掛けて一体となって音頭をとったり、試合中も延々と声を合わせて掛け声を送ったり歌を歌ったりと熱気があると言うか元気だなと。野球でも気合入れとか応援は応援団主導でやってるけど参加してるのは外野と内野の一部だけで統率感はないし、応援も肺活量が必要だがトランペットが中心の野球に対してサッカーは始まってから終わるまでずっと生声で叫び続けてる感じだからな。試合が終わったら声枯れてしまいそう。(苦笑)その点では選手だけでなくサポーターも野球のようにほぼ毎日ではなく週に1回程度の割合でないと体持たないだろうな。
仕事ではゲートでチラシ配ったりで分かるようで分からないような環境だったから実際にサッカー観戦してみて新たに知れたことがあったし、最初はつまらなかったけどサッカー観戦もそれなりに楽しいかなと思えた部分もあった。


まぁ、後はさすがにうちの学生を無料招待していたこともあってうちの大学生っぽい人が結構多かったかなってのが。まぁ、大学のホームページでしか告知されてなかったから知らない人も多いだろうけど、さすがに無料とあらば興味がなくても都合が悪くなければ行ってみるかってことになるだろうし。その中にはカップルも多くて羨ましい限り。(-_-)ああいうのを見るとまた終わってしまったことに後悔してブルーな気分になるのだけれど・・・。まぁ、どっちにしろ僕は最初から負け組だったってことかw。後はもう卒アルが郵送されて空想に耽るのがせめてもの楽しみってところかな。
それにしてもワールドカップなどもあまり見ないし、生でサッカーを真剣に見るのが初めてだったこともあるけど、小中学生の体育の授業を思い出して懐かしい気分になった。野球もソフトボールやキックベースでやることはあったけど、体育でサッカーは定番だったからな。ルールも分かりやすいし。にしてもガンバはゴールが決まってたらかなり点が入ってたかもしれないし快勝の試合だったかと。

◇31日のスコア

シンガポール・アームド・フォース0-3ガンバ大阪(万博記念競技場)