愛内里菜バースデーライブ"RINA MATSURI 2010 -FINAL-"@なんばhatch


今日は毎年恒例の里菜りんのバースデーライブである里菜祭りの観覧になんばhatchへ。祭りに参加するのは06年、08年に続いて途中からは隔年参加の3度目。そして珍しく今年に入ってから2度目の里菜りんライブへの参加となる訳ですが、これが里菜りんのライブに参加するのは最後になろうかと。自分の中では感知していたこととは言え、この祭りのチケが発売される時にはまだ決まってはいなかったが、このタイミングで確定し9月の尼が最後と判明した以上はチケの入手が困難になることは言うまでもない。これはファンクラブ先行が使えないから取れないのは確実。
まぁ、成り行きとしては他の含みもあったろうけど、体調云々に関わらず地元を離れる気がないのならこの結果意外にはなかったものかと。それにしても終わり方まで似たかよったかとは。本当になのか、なんちゃってってことにさせられてるのかは知らんけどw。


16時過ぎに家を出発。今回は指定席を押さえているため開演に間に合えばいいってもんなのだが、難波まで歩く時間を計算に入れなければならないので早めに出ることに。途中で休憩もしないとちょっときついしな。梅田の金券で明日の分の切符を買って、心斎橋の学卒ハローワークで新聞読みながら一服してから18時過ぎに湊町リバープレイスに到着。いくら地下鉄とは言え4駅分はやっぱかなり距離あるなぁ・・・。パン工の前は今日はライブはないらしく閑散と。
湊町リバープレイスのところではコーヒー飲料の無料配布とかおいしいことをやっていたので有難く頂戴してコンコースのところへ。そんな棚から牡丹餅のようなことをしてくれるところもあるもんなんだ。
開場までは里菜LOVE氏に当時複数枚頂いていてお荷物になっていたフライヤー類を引き取ってもらって話したりしながら待機。


開場時間の18時半が過ぎると入場開始。400番の後に我々の2階席が入場できることに。何気にhatchの2階席に上がるのは初めてなのだが入場口は同じか。そのせいで指定なのに好きな時間に入場できないのは不便だな。しかも中は行け行けになってるから、あの状態では始まってから1階から紛れ込んで来そうにない席に座っててもバレなさそうなw。まぁ、んなことしてはいけんけどな。それにしてもhatchの2階席は想像以上に狭い。5,6列程でほとんど付録みたいな感じ。そりゃすぐ売り切れるわな。しかも結構角度が急で高所恐怖症気味のもんには^^:。で、席はほぼ正面辺りの2列目。C列だから3列目だと思っていたら2列目に表示があったのだが、これはなんちゃってだったようで、始まって程なくして1列後ろへ移動させられますた。しかもサプライズ企画の向日葵を見せちゃいけんって言うから一苦労w。ステージからどう見えるのかは知らんけどあの位置と角度じゃ目立ちそうだしなぁ。それにしてもあの背丈の向日葵を隠せとか無茶させるわww。


とりあえず、明後日から職業訓練が始まって忙しくなるから終わったらさっさと帰りたかったし、hatchのドリンクはペットボトルのお茶があったことを思い出して下に降りて予めドリンク交換をしたり、アンケートの書けるところを書いたりして開演待ち。何だかんだ言ってもやっぱ指定は楽チン♪
そして注意事項などの説明などがあり、19時10分頃に照明が暗転し里菜りん登場。まずはようこそと挨拶をしてイントロに乗せて「Over Shine」からスタート。続けて「WE LOVE SUMMER」。
この後は改めて来てくれて有難うと挨拶してから、本人の口から既にメディアで取り上げられている引退報告を。自分と向き合う時間を取りたく、建前は悔いはないとのこと。それから心配してくれてる方もいると思うのでとのことで、引退を決意した原因の病気についてのことを。身体のあちらこちらに悪い箇所があって、年齢を重ねてガタが来てしまったとかとのことらしいが深刻な病状ではなさそうで何より。と言っても風邪は万病の元と同じように軽い病でも油断すると悪化することもあるだろうから、治せるものは治して、治る見込みのないものはそれ以上悪くならないように静養してほしいところ。


そういった暗い報告から一転して今日は祭りなんでそんなことは言ってられないし楽しもうとのことで次の曲「赤く熱い鼓動」、「Run up」、「風のない海で抱きしめて」を続けて。この後にはダンサーやバンドメンバー紹介をして、グッズのマストアイテムを登場させてからそれを使って「カラフル」、「Mint」、「SUMMER LIGHT」、「GOOD DAYS」、「STORY」を続けて。
この後にはこのライブの核となるMCコーナーで、祭りが行われた2日間は両日共晴れたことの喜びの言葉。29日が雨でってのを言うのは余分な感じがするけどまぁいいか。それから、もう一つめでたいこととして誕生日を迎えて30代に突入したこと、リハの時に10年間の活動を振り返って大きく変化したことなど。そして、本人を含めてバンドメンバーの年齢が高いことに触れて、初期は健康のことなんか気にしなかったけど、最近ではサプリの話など健康を意識した話が飛び交っているとのこと。そこから派生して飲み薬を服用する際、先に水を含むか薬を流し込むかでスタッフと言い合いをして互いに譲らないらしく客席にも提案。客席は半々ぐらいで、里菜りんは水を先に含むのが一般的と思い込んでた模様。まぁ、他の人の意見を聞いて初めて知ることって沢山あるしな。僕は先に薬を入れる方だけどどっちゃでも良さげ。苦いってのも後に残る訳じゃないし、そんなに真剣に不思議がるようなもんでもなさそうな。


この後は里菜りんのライブのMCでは下らない話が多いようで、08年の祭りでは一切トークなしで映像などを交えた新たな趣向で取り組んだとのことを。確かにそう言えばそうだったな。で、その時のアンケートの感想に何故MCがないのかを疑問視する意見が多く意外とそこに注目が集まってることに気付いた模様。よく覚えてないけど僕もそれに一票入れたような。(笑)良くなかったところの設問で回答を試みるとそうなるわな。まぁ、基本は特になしが無難でいいのかもしれんけど。そうして里菜りんのMCの評判が高いことを知り本人も満面の笑み。(笑)
そして曲に戻って「HIMAWARI」を。この曲で例の物をお披露目。僕は忘れかかってたけど。(蹴)その光景を見た里菜りんは歌いながらキャーキャー叫んで喜んではりますた。(飛蹴)
そしてこの曲の後は会場からの誕生日の祝福が。ロウソクを消して、レプリカのホールケーキの中に事前に募られたメッセージ山積みで贈られたようで。ケーキのレプリカは本物そっくりに精巧に作られていたらしい。だからと言って腹が減ったからと食べてはいけませんぞ。(コラ)


そして喜びを噛みしめて次の曲へ。「marble」、「Ruby stars」、「Sing a Song」、「FULL JUMP」を。この後は客席に掛け声を煽って「恋はスリル、ショック、サスペンス」を、更にもっと煽って「ORANGE★NIGHT」を披露。そしてこの後に最後に曲の告知をして、祭りなので最後は皆でこの曲で盛り上がりましょうと「Ohh! Paradise Taste!」。曲が終わると手を振りながら里菜りん退場。21時過ぎに本編は終了となりますた。
んで、ここからはアンコール。再登場するとラストアルバムのことや制作している時の心境のことなどを語って、まずはこの曲を何としても届けたいと新曲の「HANABI」。その後には今までの応援に対してや8年間祭りを行って来れたことなどの感謝の言葉が述べられて祭りでは初回から恒例になっている「光色のカケラ」で締め。最後に挨拶をして再び手を振りながら退場。


この後にはダブルアンコールが行われる様相で、祭りとしてはこれが最後だからここでもダブルやるんだ程度に思っていたのだが、再々登場するなりこれからまだ歌える曲をいくつか用意しているのでまだまだ続けたいと思いますとのこと。ダブルでそんなにやるのかいな的な感じに。まぁ、遠征じゃないからオールナイトでもない限りは最後まで観れるけど。
そして、バンドの準備が整うとまずは新曲カップリングの「Garden」からスタート。んでから、まだ夏の曲が1曲残ってますと言ってから考えて夏の曲はまだあるんですけどこの曲で盛り上がりたいと思いますと「MIRACLE」を。その後のトークではマイクが変わったことに触れて、知ってた人いますか?と煽る。それに嘘ばっかりとしたり顔で応じる里菜りん。お主も悪よのぅってかww。


次の曲は「I can't stop my love for you」。まさかここで来るとはってな曲。その後のトークでは何年か前の祭りで、2010年の祭りは誕生日当日にできるぞとスタッフに言われたことがあってそれをずっと楽しみにしてきていたとのこと。まぁ、確かに祭りはゲスト時代は日曜固定、ソロ体制になってからは土曜固定だからなかなか重ならんのだわな。こういうのは通常のツアーとは違って、夏フェスと同じで当日に拘るよりも世間一般の休日に行った方がいいんだろうし。
そして、誕生日のこの日にライブが行えることに感謝しているとその気持ちを綴ったと言う「thanksful for the birthday」を。この後にはやはり最後にはこの曲でもう一度盛り上がりたいと思いますと「光色のかけら」を2度目の披露。曲が終わったらバンドメンバーが先に退場してから一人残ってから、今後のことについて改めて見解やコメントを言葉にして、9月に最後にライブをやるのでそこで会えることを楽しみにしていますと。でから、ありったけの感謝や喜びの気持ちを伝えて、最後に一際全体を見回して手を振りながら退場していかれますた。


これにて全てのプログラムが終了し照明が点灯。ダブルアンコールまで全てのライブが終わったのは22時3分頃。アンコールのボリュームと言い、会場も同じである点でも1月のBREAKERZのライブと同じような中身の濃いステージだった。
ライブが終わったら退出を促されるのでとりあえず荷物をまとめて外に出てからアンケートの残りを記入。グッズに関しては贈り物に参画できない代わりの貢献にと考えてみたのだけれど経費的にやっぱり断念。川嶋さんのようにちょっとした寄付感覚で買えるものがあるといいんだけどな。まぁ、最近はほとんどCDは買わないけど、最後のアルバムの方は遅れてオリコンには貢献できなくとも何とか購入できるように調整はしたいと思うけど。
アンケートを書き終えたらそのまま帰路へ。しかし正面の扉が閉まってしまっている・・・。BREAKERZの時も同じくらいの時間だったと思うけど平日と土日とで閉館時間が違うとかなのだろうか。やむを得ないのでエスカレーターで下に降りて一旦地下から四ツ橋筋へ上がって帰り道につきますた。


それにしてもさすがに梅田から難波まで歩いて往復するのは結構しんどいな・・・。心斎橋までは何度かあるけど難波まで足を延ばしたのは初めてだし。それも立地が四ツ橋筋側だからな。元々汗かきなのもあって家に辿り着いた時にはTシャツがバケツに突っ込んで掬い上げた雑巾みたいになってしまてた。(氏)阪急は休日ダイヤの夜間は本数が少ないのもあるが22時20分頃にhatchを出て家に着いたのは日付が変わる直前の23時50分頃。狙ってもいなかったのに100周年記念号の最後の運用に乗ることになったのも因縁だろうかw。
ライブの感想としては精一杯そして楽しんで臨んでいることが伝わってくる内容だったかな。全く悔いがないことはないだろうけど、表面的には確かに悔いはなさそうだった。前日は報告をちゃんと誠実に伝えなければならない責務やそれを言葉にすること、初めての報告をどう受け止められるかなどの不安や戸惑いがより大きくあったんだろうけど、この日は既に自らも発表していて周知であるためさほど気持ちの乱れもなく最後まで頑張っていたんじゃないかと思う。


個人的には里菜りんのファンと言うには恐れ多いような立場ではあるが、BEINGやGIZA内だけに限らず里菜りんのいないJ-POP界を想像すると寂しい感じがするし、これまでに参加したライブや聴いてきた楽曲で里菜りんの明るさから元気や明るい気分を貰ったことも確実にあったし大きな存在であることは確かだった。特に里菜祭りではゲストファンからの視点として数多くのゲストがお呼ばれになってと言うと偉そうな表現になるが、ほとんど実際に参加したことはなかったけど毎年楽しそうな雰囲気で行われてる姿を映像を通して見るのがまた楽しかった。GIZAの全盛期だった頃でさえ、ライブの代表例と言えば祭りってなぐらいの大御所の存在だったしな。作品は勿論のこと、素敵な思い出を沢山残してくれたと思う。
僕は薄情な性分なんでこの程度の感想を持つことぐらいしかないが、これまで生活習慣が不規則で浮き沈みの大きい大変な世界で長い期間お疲れ様でしたと。そして最後まで気を抜くことなくやり遂げてほしいと思う。

セットリスト


1.Over Shine
2.WE LOVE SUMMER
3.赤く熱い鼓動
4.Run up
5.風のない海で抱きしめて
6.カラフル
7.Mint
8.SUMMER LIGHT
9.GOOD DAYS
10.STORY
11.HIMAWARI
12.marble
13.Ruby stars
14.Sing a Song
15.FULL JUMP
16.恋はスリル、ショック、サスペンス
17.ORANGE★NIGHT
18.Ohh! Paradise Taste!


en1.HANABI(新曲)
en2.光色のかけら


ダブルen1.Garden(新曲カップリング)
ダブルen2.MIRACLE
ダブルen3.I can't stop my love for you
ダブルen4.thanksful for the birthday
ダブルen5.光色のかけら (2回目)