8月のシンフォニーの放送


昨日の13時〜15時まで昨年8月後半から9月頭にかけて映画館でロードショーされていた川嶋さんのドキュメンタリーをモチーフにした映画の「8月のシンフォニー」がBSフジで放映。この映画は昨年実際に映画館に足を運んだのだが、公開期間が2週間程とかなり短く上映されている映画館が少ないため観るのに苦労した思い出が。唯一1000円で観れるファーストデーを狙ったのだが、梅田のシネリーブルは9月1日の時点では昼間の部しか残っておらず、その日は当時勉強していたITパスポートの講義があったためわざわざバスに乗って不便な箕面の外れまで観に行ったのだ。それでもここは夜の回が設定されていたため観ることができたのだが、バス代もあって安い日に行った意味があまりなくなってしまった部分も^^;。でも普段行かない場所に行って夜景?は結構ロマンチックでアレはアレで良かったのだが。にしてもあれからもはや1年かw。


そんな訳でこの作品は劇場で観たのでストーリーは把握しているのだが、数年前にテレビが潰れて買い替える時に来年の地デジ化を見越して液晶テレビにしたためBSが視聴できる環境にあるため録画。日中に1つ用事があったためであるが、コナンも劇場で観てもテレビ放送は見たいのと同じような部分もあるかな。だからと言って保存するまではしないのだが。
それにしてもこの作品は改めて見ても心に響く作品だわ。本人の口らかもよく聞くことだが普段当たり前のように感じていることが如何に有難いことであるか、家族や友達などが時に鬱陶しく感じることがあってもそれが如何にかけがえのない存在かなどどうしても忘れがちなところを気付かせてくれる。人生は後戻りできない、生き返ったり生まれ変わることはできないその宿命はそこにあるのかもしれないな。


そういうことに気付かせられる面が大きいのだが、こういう作品を見ると現実世界の残酷さを感じることにもなる。同じように生まれてくるのでも豊かな国や家計に生まれるのと貧しい国に生まれる違いがあり、同じ両親でも長生きしてくれる場合と、生まれた時から両親がいないなどの差。生まれた時から罪がある訳でもないのに平等ではない不公平さ。世の中にはそういう欺瞞が数多くある。
しかし不遇な環境で育った人は逞しい。誰かに甘えることができないからだ。人間一度いい生活に慣れてしまうと抜け出せなくなってしまう。よく言われる人生は神から与えられた試練の場と言うのも納得できる。人生嫌なことばかりでその中にほんの少しだけ楽しみがある感じだからな。そして、この世での修業を終えたと認められたものはお勤めを終えることができると。だから頑固なおじいに限って長生きしてる訳だ。(コラ)僕は早くお勤めを終えられるように精進していかないとなぁ。(笑)


何か最後いつの間にか宗教っぽくなってしまった。(爆)