さぁさスペシャルライブ@GIZAクリエイターズスクール


昨日はGIZAクリエイターズスクールのオープンスクールに合わせて行われたスペシャルライブに部外からも申し込めるとのことで一般枠として観覧へ。大学で言うところのオープンキャンバスみたいなもんだろうな。カリキュラムに2つ以上顔を出せば招待制になるらしく他のものなら是が非でも便乗を考えるところだが、何せGIZAの所管ってことでむしろほんの少しでも貢献しなければとなるため完全にライブのみの観覧。プレゼンを聞くだけなら興味深い感じはするのだがそんなことすることもないかなと。ミュージシャンの方々のお話は普段聞けるようなものではないので関心はあるがその辺は入校や音楽を志してる者だけが聞けばいいだろうし。


とりあえずライブは19時スタートなので10〜20分前ぐらいにスクールに着けるように移動。GIZAクリは初めてパンライブに参加した03年11月13日のライブ前にさちん氏にGIZA聖地見物ツアーみたいな感じで案内してもらった時に寄った気もしたが、その時はグランカフェや三角公園を初めアメ村方面中心に行った記憶があるから多分行ってなさそう。なのでGIZAクリの建物を現物としてみるのは初めてに。そのGIZAクリは四ツ橋駅でも本社とは逆の本町方にある長堀通の裏側の通りを西に進んでなにわ筋を渡った辺りに所在。最寄り駅は西大橋。住所は同じ北堀江であるが他のBEING関連の施設と比べると少し離れた立地のような感じ。
道路からは外に階段があって2階がエントランス。中に入ると結構な人数が集まってますた。


中を少し見て回ってると18時50分頃にライブフロアへの入場開始。エレベーターが2基あって分乗しながら5階へ。しかしGIZA自体創立してから12年程しか経ってないだけあってどれも建物が綺麗で立派。立派なのはやっぱ不動産が強いのだろうか。
5階にある少し広めの部屋に椅子が置かれていて自由席で6列目辺りにスタンバイ。普段はここでレッスンが行われているのだろうと思われる部屋だった。後方にはさぁさに加えてサポートとして出演される雪さんのCDも販売されていますた。
待機すること約10分、19時5分頃にまずバンドメンバー4人が登場され、最後にさぁさが入って来られますた。我々と同じ後方からの入場。控室があるんだろうけどかなり近い感じがあるな。


まずは亀井さんが代表として挨拶して、ライブだけ観に来たのか尋ねたりして多くは語らずにさぁさを招いて早速ライブスタート。まず挨拶をして小さなスペースでのライブとのことで友達の家にいるみたいな感覚でまったりと聴いて下さいと言って初めて観る人もいると思うのでとデビュー曲の「ハローハローハロー」からスタート。
この後には沢山集まってくれて有難うと噛みながら言って、初めての人に向けていつもやってるのと同じようなセットリストになることの前置き、ただしバンドスタイルなのでアレンジが変わっているのを楽しんでほしいことなどを言って「何万回」を。続けて曲紹介をしてインディーズ時代の「オルゴール」を。


この後には通常のライブのようにバンド紹介をしてそれぞれのメンバーとの関わりについての話など。雪さんとはテレビ出演の時に初めて一緒になったようで、その後は会社のトイレで脅かされたりしているらしい。ギターの久保崎さんはアルバムだったかを手掛けてもらったようで、プライベートでは太っ腹にもパソコンを譲ってもらったのだとか。それは寿命でご昇天なされたらしいが平然とした表情。亀井さんも欲すぃと言ってますた。亀井さんは普段からお世話になっていて名古屋のキャンペーンに二人で行ったこともあるらしい。それが車移動で亀井さんの姿勢はカーブにも微動だにしない良さでさぁさも真似をするようにし出したらしい。大楠さんにもお世話になっているようだが、よくばったり会うことが多いらしく挨拶の仕方が変わっている模様。大楠教と命名されますた。(ブ)


バンド紹介が終わるとこのメンバーでお送りしていきますと改めて言って趣向を変えたアレンジの「金魚のうた」を。続いて曲紹介をして「ナチュリラ」。この後は自分でさくし・作曲をしているシンガーソングライターであることを紹介してから、スクールと言うことでデビュー前の経歴みたいな話を。中学の時にフォークソング部に入ってギターに出会ってからギターを弾きたいと思うようになった話は以前にもあったが、初めからボーカルを目指していた訳ではなく、カラオケなどでも歌うことはあまり得意ではなかったため本当はボーカルを呼んで自分が作詞・作曲した曲を歌ってもらいたかったらしい。だが、良い相棒が見つからず5年前に自分で歌っちゃうことを決意したらしい。この生い立ち?は驚いたな。そしてこうやって皆さんと出会ったのも縁だと思い、今この環境にいることに感謝しなければと思った時の気持ちを綴った曲ですと「VOICE」を。


この後には次で最後の曲である告知をして、ライブ後に即売を行うことと9月20日のパンでのライブ告知、ブログやミクシィなど幅広い活動をしている話を。ツイッターはサポートメンバーと出演者5人共されているようでかなり普及率が高い模様。最近はアーティストさんも様々なツールでファンサービスを高めている感じだな。9月のパンでのライブには大楠さんがサポートで出演されるらしい。
そしてスクールに通ってる人とそうでない人といると思いますが、何事に取り組むにしても最後まで諦めずに目標を高く持って頑張ろう的なメッセージが。さぁさ本人もそれに努めているらしいが向上心を持つことって言葉で言うほど簡単ではないんだよな。特にミュージシャンを目指している人は大変だろうし。そこでどう踏ん張れるかが分かれ目か。


そして最後は2ndシングルを聴いて下さいと紹介をして「ドラマチック」で締め。有難うございましたと挨拶をしてライブは終了となりますた。19時50分頃にライブは終了。フリーライブなどよりは長めの時間があって、場所も室内の会議室みたいな場所なのでゆったりと聴くことができますた。
ライブ後は即売会。亀井さん曰く雪さんのCDを買わないとさぁさのCDは買えないシステムになってるらしい。(笑)さぁさと雪さんは即売で亀井さんもそのサポートをされていたのですが、大楠さんは特別お忙しそうではなかったので折角のチャンスだしと誰とも話してないタイミングを狙って少しだけメッセージを。2月の新風館の時の雪辱を晴らすことができますた。(なにゅ)直接お話しできる機会があったのは嬉しい^^。その後は場所が場所だけに買いもしないのに最後まで即売を見ているわけにもいかずその場を後に。


エレベーターで降りるとエントランスでアンケートをやっていたがそれは本体に参加した方が対象の模様。3つ以上のカリキュラムに参加した人には景品もあるようで気合入ってるなぁ。まぁ、ある方曰くスクールの方は順調らしいしその辺は大丈夫かな。それだけアーティストやミュージシャンを目指してる人は多いってことか。確かに傍から見ると華やかな感じがするからなぁ。スポットライト浴びるその部分だけが目に入るってのは怖いもんだわw。GIZAの状況的に新人を出すのは控えた方が良さそうだが、スクールはGIZAからバックアップ付きでデビューできなくてもノウハウを身につけていれば他でも通用するかもしれないしこちらの面は余計な心配はすることはなさそう。オーディションや現時点でのGIZAからのデビューってのはない方が良さそうだが。


ライブ終了後はそのまま帰宅。このライブの感想としてはやっぱりバンド形式で行われてアレンジやいつもと違うサウンドが新鮮だったってのが一番にあるかな。さぁさに関してはレコ発ライブと3月の対バンライブを除くとほとんどフリーライブぐらいしか行ってなくて数の割に貢献できていない状況のため、ソロでのステージやマルクさんのカホーンとの二人体制で聴くことが多かったからギターやウクレレ以外の楽器を入れての演奏はダイナミックな感じがした。さぁさと雪さんや大楠さんとの組み合わせは初めて観るし、亀井さんとのペアも昨年12月22日の方と1月のクリスタは行けなかったから多分今回が初めてだろうし。いつも他のアーティストのライブのサポートメンバーとしては何度もお目にかかっている方々だがさぁさとの共演は初めてだったのでそこが特に見応えあった。後はトークも貴重な話が聞けたのが良かったな。今やライブハウスだとドリンク代で500円掛かるから、500円でこれだけのライブが観れたのは満足。


それにしても雪さん・亀井さん・大楠さん達は凄いなと改めて思ったり。勿論、他のミュージシャンの方々が凄くないのではないが、自分自身がやることと教えることは全く別物だからな。普通の勉強でも塾の採用試験とかで模擬授業とかやると自分では分かってることでも相手に理解できるように説明するのは案外難しい。そのような点で、実際にミュージシャンやサポートメンバーとして活躍されてることはさておき、スクールで講師をされていると言うことはそれだけ相手に伝えるのも上手いってことだろうし。まぁ、それに関してはクオリティ云々と言うよりも得手不得手の域だろうからそれが全てって訳ではないけど。でもGIZAで幅広く活躍しているミュージシャンに直接指導してもらえるのはやる気も出るだろうし、BEINGファンでアーティストやミュージシャンを目指している方にはこの上ないだろうな。そういう一生懸命打ち込めることがあるのはいいことだよなぁ。最近はGIZAやBEINGだけに限らず厳しさが増している音楽業界だがそのような方々の成功を切に願いたい。

セットリスト


1.ハローハローハロー
2.何万回
3.オルゴール
4.金魚のうた
5.ナチュリラ
6.VOICE
7.ドラマチック