格安航空の就航(毎日新聞)

来年度の下半期を目処に全日空と海外企業の共同で格安航空を提供する子会社を設立する方向とのこと。関空拠点の国内外線を中心にANAとは別ブランドの航空便を運航するとのこと。で、わざわざ目を向けたくもない昨今の社会ニュースを記事に取り上げたのはその運賃。国内線は鉄道や高速バスと太刀打ちできる水準で、国際線は既存の航空会社よりも大幅に低くする見込みとのこと。単一の機種を繰り返し運航するのがミソだとか。低迷している航空需要の拡大が狙いで今年中には設立される方向の模様。

まぁ、このようなニュースがあって、国内初の格安航空の就航によって例えば成田-関空便だと最安値で5000円だとか。ちょっと前に売りだったスカイマークの半額にまで抑えられることになる。高速バスでさえも東京-大阪間で一部の例外を除くと標準的には夜行だと6000円ぐらいはするから相当の格安さってことになるわなぁ。東京に関しては僕が行ったのは家族旅行以外では現時点では昨年の北原さんのライブで遠征した1回のみで、その帰りに夜行バスを初めて利用したのだが、特に安い便を選んだためかなり寝づらかった。若いうちに遊びで利用するならそれでいいが、やっぱりビジネスだ何だで急ぎや着いたら疲労困憊では困る向きには新幹線か飛行機が必須になるため特にメリットが大きいだろうな。

ただ、破格の格安で気になるのはやっぱ安全性の面。実際、旅行会社が出してる採算に合わない程安いバス旅行とかだとタイヤが飛んだとか万一の時に保険が降りないとか色々と問題があるようだし。ああいうのは強気な立場で圧力をかけてるからだがやっぱ何事にも程々ってもんがあるだろうし。それも飛行機の場合は一つの故障が致命傷になりかねないだけに整備は満を持してもらわねば。まぁ、僕みたいにどうでもいいもんならともかく、何としてでも長生きしたいなら避けた方が無難だろうなw。遊びも行かなくてはならんもんではないし、ビジネスでどうしても安く抑えなければならないとか以外はなるべく距離を置いた方が良いように思う。