交歓会


一昨日から今日まで母校の学祭が行われていて、そのうちの日曜開催日には卒業生のみが出席できるホームカミングデーの集いがあるため覗きに。今年は卒業生として初めての登校のためOB・OGがどのくらいが母校の学祭に立ち寄ってるのか探るような意味合いも。しかし、今年はライブ観覧で初めて他の大学の学祭に足を運んだのだが、やっぱ自分とこの学校が一番落ち着く^^。そのライブ観覧の大学が2つとも元女子校ってのもあるんだろうけど。
交歓会は教育後援会だのの理事長の挨拶から、元軽音楽部?の演奏会だの会食だのしながら教職員との交流がメイン。受付でチェックは入るものの在学時の学籍番号か卒業年と名前を書くだけで照合などもないから簡単に紛れ込みそうな^^;。
年に一度の学祭と交歓会で同窓会的に多く集まるのかと思ったのだが天気も悪く連絡取ってたゼミの友達とかも誰もおらず。まぁ、皆仕事が忙しいんだろうし、仕事が休みでもたまの休みぐらいはゆっくりしたかったり、遠方の配属で帰れないなどなかなか大変なんだろうな。フォークソングの演奏や還暦祝賀などやっぱ時間に余裕のある年配が戻ってくる感じか。


楽しみにしていた交歓会は久々の再会などもなくつまらなかったので顔見知りの教授に適当に挨拶などして、その後はシカプーのライブに移動するまで部室でクラブの展示物を見て回って後輩達とお話。雨でも模擬店は常に賑わっていてわざわざ顔を出してあげる程でもなかったのでゆったりまったりできる場所で7ヶ月前までの学生生活のことを思い出したり。後から考えてみると書類の審査が厳しかったりのは当時は一々煙たかったけど、そういうのも社会に出てから役に立つ一つの教訓だったんだなとか。何事もやることに無駄はないってな感じか。しおりに載せるスポンサー企業を探すのも大まかには営業回りの一つだし、こういうのの実行委員会に自ら立候補するのもスキルとして認めてもらえる資質になるんだろうな。大事なことは後から気付くとよく言うように、渦中にいる時は面倒くさいとか自由な学生生活を満喫したいばかりが先立って自ら引き受けようなんてサラサラ思わなかったが、振り返ってみると貴重な場だったんだなと改めて。学生時代はしんどいことでも後々にはいい思い出に残ることが多い。


一方、後輩たちとの久々の会話を進めていく中で1年後輩の子がカナダに留学していることを聞いて驚き。今年度は我々の昨年以上に就職環境が厳しいため、1つ下の代でも内定を獲得できたのは1人だけのようで、カナダへの留学は就職が決まる見込みがないため宙ぶらりんで卒業するよりも卒業は遅れてしまっても英語のスキルを実践的に見につけたいと決断したとのこと。確かに車内広告などでカナダ政府が推奨してホームステイの費用は公的に負担してくれる留学の案内を見かけたことがあるが、卒業が延びるため大学を現役で出れなくなり、留学先でも言葉が通じず見ず知らずのお家にお世話になる環境へ飛び出す決意をした勇気が凄いなと。自分にそのような選択肢があってもその進路を選ぶことはないだろうし。(苦笑)しかし、自分自身を甘えることができない境遇に置くことはこの厳しい世の中を生き抜いていくための図太い精神力を養うために大事なことかも。


内定を取った後輩は自分のやりたいことや適性ではなく、市場のマーケットでどのような業種や職種が多く必要とされているかをわきまえていて、後輩たちに完全に負けてる状態な感じ^^;。後輩たちに会って新たな発見や役に立つ話もあっていい機会だった。