第26回国民文化祭・京都2011 1年前フェスティバル第2部「京都国文祭・応援ライブ!」@京都会館


昨日の夕方からは京都会館で行われた、丸一年後に京都に誘致される国文祭を応援するアーティストによるライブにシカプーも参画するとのことでその観覧へ。入場無料だが予約制ではなく当日の先着900名と言うのが不便ではあったがそれなりの人数が入るようなのでそれ程の心配はなし。行ったものの定員オーバーで入れなかったってのが最悪のシチュエーションだからな。一方、上陸の懸念もあった季節外れの台風は幸運なことに逸れて通り過ぎたもののむしろ天気は下り坂に。先週の学祭ライブは好天だったが、ここのところシカプーのライブは雨が多いな。
事前の問い合わせによるとシカプーはトップで出演。ちなみに15時半にはなんばOCATポンテ広場で昨年に続いてさぁさのハロウィンライブが決まっていたようだが、仮に30分間で16時に終わったとしてもどんなに早く見積もっても間に合わない。先に決まったのはこっちで、学祭覗いた後に行くには時間が丁度良く、優先度合い的にも迷うことなくこちらを選択。まぁ、一週間未満とか論外だし。


学校引き揚げてそのまま阪急で移動し河原町には16時過ぎに到着。地図を厳密には調べていなかったので定かな立地は把握してなかったのだが、河原町からは分かりやすいようにとりあえず川端通り沿いに三条交差点まで上り、そこからは三条交差点沿いに地下鉄東西線の東山方面へ。途中から中道に入って北東方角へ。すると堀のある大きな建物が見えたのが一度足を運んだみやこめっせでその向かいが京都会館。その奥には平安神宮があるし結構要所の一帯なんだな。3年程前にみやこめっせに来た時は東山で降りたのだが河原町から普通に歩いても所要時間は20分程。思っていたよりも近かった。
まずは受付で国文祭関連の分厚いパンフレットを受け取ってフロアへ。構造としては市民会館程度の規模で2階席もある。普段のライブが行われるのは他のホールになるのかもしれないが、B'zなどの大物アーティストの出演歴もある京都では定番の場所だけあってなかなか広い。
席は端の方はかなり余裕があったので前方の端っこの席をスタンバイ。真ん中の方が見やすいが端からでも十分見える。


BGMを流しながらアナウンスが随時かかっていたが、17時になると司会が登場し注意事項やプログラムなどの説明が。司会はお馴染みのα-stationのDJキヨピーと、どすの利いた声が特徴のおっさんのお二人が担当。
ライブの予定が詰まっているため司会の話は早々の終わらせ、司会からのプロフィール紹介があり早速シカプーメンバーを招き入れ。17時5分頃に登場。
まずは「Fly 〜風が吹き抜けていく〜」からスタート。曲の後にはいつも通りテンション高くご機嫌な挨拶で煽って、国文祭ライブへようこそと歓迎の言葉と、京都出身のバンドとして一緒に国文祭を盛り上げて行きたい的な意気込みのコメントが。
そして、メンバーの出身地紹介のような感じで、辻もっさんは茶団子の有名な宇治に住んでいて家が三室戸の近辺にあるため自称三室戸寺観光大使であるらしく、山口さんは酒が美味しい伏見に住んでいるが自身が酒をあまり飲まないため残念、花沢さんはメンバーの中で1人大阪出身で大学時代は堺から同志社まで通っていた頑張り屋さんとのこと。


そして、ライブではリリースしたばかりのニューアルバムから沢山やりますので最後まで楽しんで下さいみたいなコメントをして「PEACE!!」を。続けてこちらも定番になっている「雨上がりのバラッド」を披露。
この後は前の曲紹介をしてから、翌月から始まるツアーの宣伝を。京都から始まって大阪に帰ってくるスケジュールになっているが、京都公演は完売してしまったとのことで、なんばhatch分をまたエックスマスネタを使って猛烈にアピールしてはりますた。そして、このライブではCDを持ってきているので全部のプログラムが終わった後にコンコースで即売とサイン会を行いますので是非みたいなことと、辻もっさんに促されて今度はサポートの工藤さんを含めて改めてバンドメンバー紹介。そして曲紹介をして「No Regret」を。
そして、この後で短い時間でしたが次で最後の曲ですと告知をして「Is This LOVE?」を締めに披露。セトリはアンコール以外では9日にガーデンズと同じ選曲ですた。


ライブ後は再び司会が登場してのトークに。再度メンバーは自己紹介をして、アルバムタイトルの由来からメジャーデビューしてからはまだ1年半程だが、大学時代に結成してからはもう10年も経つとのことでタイトル通り良い時も悪い時もあったんだろうなみたいな話や、キヨピー曰く何位だった定かでないがランキングに入っていたと曖昧な回答などをして、その後はメインの国文祭の話。ここではそのイメージキャラクターとなった流行りの緩キャラのまゆまろ君が登場。カニ歩きで舞台袖から歩いてきはったがなかなかのコロンコロンさ。まゆまろは何とキヨピーの太ももがお好きだったようでつ。(ブ)横幅のあるまゆまろを交えて国文祭の案内の話が数分。司会の説明が終わったら、シカプーのメンバーから京都国文祭応援団としての意気込みを聞かれ、京都出身バンドとして地元の名に恥じないようなサポートをしていきたい的なコメント。キヨピーらからは丁度ツアーが始まるので国文祭を全国に広めて下さい的な要望が告げられますた。


宣伝が終わったらシカプーメンバーとまゆまろ君は退場することとなったのですが、頭でっかちのまゆまろ君は舞台幕が降りた狭いスペースでは自分一人で歩けない模様。何と花沢さんに背中を押されてはけて行く光景が見られ、キヨピーらからは要介護患者に認定されてしまいますた。(ブ)シカプーのコーナーは17時45分頃に終了。
この後には2組の出演者が。2番手の和沙は京都出身とのことで新風屋のライブなどによく出ているらしいため名前はそれなりにお馴染み。折角なのでこちらは観賞することに。一応は男なんで同年代の女性を見ることに関心がなくはないし。そのステージの後はあまり面白そうではなく、終了後のシカプーの登場もいつも通り即売だけだろうから18時15分頃に僕は退散。でも90分の予定時間のうち40分間程をシカプーが使っていたため時間通りに終わるのだろうかと思ったが終わりそうにまとまってた。


ライブ後はまた河原町まで徒歩の道程。陽が暮れるのが早くなっているし辺りは真っ暗で雨脚も強まっていたため駅に着いた時にはかなりびしょびしょになってしまっていた。ここまで本降りなるなら折りたたみなんかじゃなく普通の傘持ってけば良かった。
このライブの感想としてはやっぱり一番いいのは京都会館のような一流の会場に無料で入れてプロミュージシャンのライブを聴けるのはとても良かったと思う。普段は入場券がなければ入れない場所が開放されていて、その音響設備が整って座席もちゃんとした場所で通常なら有料でライブを行うアーティストのライブを観れるのはとても贅沢なこと。
後は1年後に行われる催し物を今から盛り上げていくってのが何かいいなと。一寸先が分からない世の中ではあるがそうやって先々の楽しいことを考えるのは大袈裟に言えば生甲斐にもなるし。今年はおきゃあまで開催のようだが来年はバトンを受け継いで府の発展に繋がればと思う。


さて、いよいよ11月になって次に行くシカプーのライブはツアーか。その前に他には3日に楽しみな紀南へのプチ旅行があるが、5,6日は短期ながらようやく収入源が確保できそうだし、しっかり働きつつ勉強も頑張っていい気分でツアーに参加できるように整えていかねば。

セットリスト(Chicago Poodle出演分)


1.Fly 〜風が吹き抜けていく〜
2.PEACE!!
3.雨上がりのバラッド
4.No Regret
5.Is This LOVE?


全てニューアルバムからの選曲。