Chicago Poodleライブツアー"Tour 2010「Good times & Bad times」"@京都MUSE


※ネタばれ注意


今日はいよいよ京都MUSEで行われたシカプーのツアーの日。前回に引き続いて今回も京都MUSEを皮切りにしての全国ツアーになるようだが、前回は追加公演のBIG CAT参加だったのに対して今回は初日のこちらに参加。今回もα-stationの企画ソングを初めとしてセトリの方は若干変わるだろうとは予想されるが、同一ツアーである以上は大幅に入れ替えることはないだろうと予測。
そして、新風館などでのフリーライブや対バンライブは別としてツアーとしてのライブの京都公演を観るのはこれが初めて。それによって近畿圏の都道府県では奈良以外では観たことになるか。シカプーならではの京都で開催されるライブ。神戸はワールド記念やこくさいなどそれなりにキャパの大きな会場もあるが、京都は大きな会場がないため大物アーティストが来る機会も少なく、GIZA勢においても近畿公演は大阪で行うことが多いため京都でライブを観れるのはなかなか珍しい機会。それも四条通に面した中心部のど真ん中ってのがまた凄い。アクセスの面ではとても便利だけどな。初めて足を運ぶ会場はちょっとした楽しみもある。


予備校が終わったら時間潰しにちょっとだけ残って勉強してからギリギリJRの昼得切符が使える時間に改札を入って大阪駅17時発の新快速で京都へ向かう。京都駅には17時半に到着。ここからまた四条方面へと歩くのである。予めきちんと地図を調べておくのを忘れていたためちょっと焦りはあったが、四条通に面していて烏丸駅付近であることは分かっていたためそれ程不安はなし。四条烏丸付近には18時過ぎには着いたので大垣書店でちょっとの間時間潰し。正確な場所を把握していないので少し早めに会場に向かうことに。そして、四条通河原町方面へ向かうと行列が並んでいるところをハケーン。難なくMUSEに辿り着くことができますた。
18時45分頃にはその集団の中に紛れ込んでいるとすぐに順番が呼ばれてのろのろと中へ。何やらスペースは3階にあるらしいのだが狭い階段をぐるぐり登っていく入りづらい入口に。扇風機とか置いてても意味ないような気がw。雑居ビル風で何か火事とか起きた時大変そう・・・。
とりあえず中に入ったら中央の柵前にスタンバイ。何か真後ろにカメラマンが立たれるのが気になるが別にいいかと。先にドリンク交換をしてアンケートを書きながら待機。


19時8分ぐらいになるとようやく照明が落ちてメンバーが登場。まずはニューアルバムから「No Regret」と「film of fire」を続けてのスタートに。その後の最初のトークではまず挨拶をしてから、ツアーへようこそってことと、沢山集まってくれて有難う、この時間がグッドタイムになるように楽しんでいきましょうと煽って煽ってアップテンポな「ハレルヤ」を。続けてインディーズ時代の曲の「求愛ラプソディー 」と「Merry-Go-Round」を。
この後には前曲の曲紹介に触れたのだが、「Merry-Go-Round」はインディーズの中でも一番最初の作品とのこと。それだけメンバーにとって思い出のある曲らしい。
そして、工藤さんを含めたバンドメンバー紹介をして、いよいよこの日からツアーが始まって12月のなんばhatchまで全国を駆け巡ること、昨年の11月11日には前作のアルバムをリリースした日でそれからの1年はあっと言う間だったこと、昨年のツアーもこの京都MUSEから始まったこと、楽曲のことなどに触れて、ここで貰うパワーを持ってなんばhatchに戻ってこれるように頑張りたい的な意気込みが。


で、この後にはまたニューアルバムからキャンペーンライブでも聴いた「PEACE!!」、「30」、「心キミ模様」を立て続けに。その後にはこの3曲の曲紹介があって、アルバム制作に当たってのエピソードとしてアルバムタイトルに込めた思いや、曲から彷彿させるイメージについての話などを。更には辻もっさん曰く、花沢さんは最近英語でも何語でもない宇宙語?をよく発しているようでその姿を実際に拝ませてもらったのだが、まさに辻もっさんの言うようにてけてけ祭り状態。何の言葉を発しているのか分からない。(苦笑)これが花沢語かw。確かにFly〜のサビの部分、何度聴いてもダイコンが飛んでったってとしか聞こえないんだよな^^;。何のこっちゃ。
そして、山口さんについてはタイトルについて論争があったようで、アルバム曲のタイトルを付ける時に他のアーティストの既出曲と被ったらダメなんだとか。それなら「PEACE!! 」とかはありきたりだがどうなるんだと突っ込まれてますた^^。
で、そろそろ次の曲に行きましょうかと花沢さんはメンバーを促して、次の曲は2月にリクエストを募って作った曲ですと煽って「愛と呼べる言葉(もの)」と、もう1曲ニューアルバム曲から「雨上がりのバラッド」を。


この後にはリリースに際して行われる雑誌などの取材でよく聞かれることとしてメンバーの良い時と悪い時はどんな時ですかと尋ねられるらしい。花沢さんは先週中ずっとお腹を壊してしまっていたようで、数多くの種類のキノコを食した中の一種類が身体に合わなかったのだと予測したようで。結局バッドタイムしかないのかと他のメンバーに突っ込まれてますた。また、GTBTにちなんで文章を頭文字を取って表す試みを行ったのだが、花沢さんは先週ずっとお腹ピーピーでSZOP、山口さんはやっと皆の笑顔に会えたでYMEA、そして国文祭ライブの時に何も考えてないと言われていた辻もっもっさんはとっさにKTY48ってのを考えついて、言い分としては今日は48回跳ぶってことのよう。またしてもいい加減なことを口走る辻もっさん。(蹴)皆さん数えといて下さいと煽る花沢さん。辻もっさんはホント何も考えてないようなイメージだわ^^;。本当のバカなら笑えないけど、頭の良いバカって感じかな。(ぁ)でもそんな辻もっさんだからこそ良いんだよな。
この後には2ndシングルの「ナツメロ」、「Fly〜」のカップリングの「キズナ」、前作のアルバムから「バイバイ。」を続けて。


その後のトークでは皆さん楽しんでますか?と再び煽って、手拍子をくれてる人も沢山いるけど動作では表わさず念を送って応えてくれるのもいいみたいな話に。それで、手拍子派・掛け声派・念を送る派に分かれての煽りを。手拍子派は普通通りとして、掛け声派は好きな食べ物のでも何でも好きなことを叫んでくれみたいなことに。上司への不満でもいいとか何とか。(笑)結局、皆が一斉に言うので何を言ってるか分からなくなったが、一歩遅らせて野太い声で叫んだギター侍だけはちゃんとメンバーの耳に届いたらしい。他方、念を送る派の瞬間はシーンとしてまさにドラゴンボールの修行中みたいな雰囲気?(ブ)花沢さんは来てる来てる♪とか気を受け取ったのか分かったフリをしちゃってくれてますた。(蹴)
最後に全員でそれぞれの方法で気合いを送って、それでは後半盛り上がっていきましょうと煽って、前作のアルバムから「泡沫」を。曲の途中では男女別に声出しを促しつつ。しかし、花沢さんはなかなかの早口だなぁ。お主なかなかやるのぉみたいな。(ぁ)
続けてインディーズ時代の「Wondering」を、更に観衆を煽って「Fly 〜風が吹き抜けていく〜」を続けて。そして、次でラストの曲ですと告知をして配信限定曲の「Is This LOVE?」で締め。本日は有難うございましたと挨拶をして退場されますた。本編が終わったのは20時50分頃。


メンバーが退場したらすぐにアンコールに取りかかり。メンバーが再登場するとまずはアンコール有難うと声援に応じてから、観衆からのグッズのTシャツが似合ってるとの声に応えるようにリストバンドなどツアーグッズのアピールをちょっくら。Tシャツのカラーはオレンジで結構目立つ色合いだな。
そしてアンコールは「ODYSSEY」からスタート。曲の後にはまだまだ行けますか?と煽ってインディーズ時代の「愛燦燦」を。
この後には沢山集まってくれて有難うとのコメントがあって、メンバーそれぞれからツアーが始まっての感想やメッセージが。辻もっさんは地元京都で初日の公演を迎えられることの喜びと、最終日のなんばhatchではα-stationとのコラボ企画で現在制作中の曲を丁度その当日であるため歌いますとの告知。是非来て下さいとまた煽ってたがちょっとしつこい感じさえ^^:。この日はそんな売れ行き悪かったんだろうかw。
山口さんは全国を回って最終日にhatchに戻ってくる時には一回りも二回りも成長した僕らを見せられるだろうから期待していてほしいとのこと、花沢さんはこの時間をグッドタイムに過ごすことができて良かったことなどの話。


そして、次の曲紹介では新曲を持ってきていて、まだ季節的には早いが春の出会いや別れを歌った曲ですと新曲の「桜色」を披露。そして、次で本当の最後の曲ですと告知をして最後にはアルバムラストの名曲「アイノタネ」で締めに。この曲はラストを飾るに相応しい曲に仕上がっていて、サウンド的にもシカプーらしい味が出てるように思う。
曲が終わったら有難うございました、今日皆から貰ったパワーを蓄えてこれから全国ツアーに旅立ってきます、また会いましょうとのメッセージが告げられ、最後に全員で手を組みながらお辞儀をして拍手の中退場して行かれますた。アンコールが修了したのは21時20分頃。
メンバーが退場した後には初日からダブルアンコールを求める声があったが当然それは却下。それでもアンコール曲を4曲も歌ってくれたのは太っ腹ではないかと。
ライブ後は残りのアンケートを書いて退散。グッズとCDの販売は通常通り行われていたが、ツアーであることとスペースが狭い関係もあるとみられ即売時のサイン会は行われませんですた。


外に出たら記念に写真でも撮っておこうと思ったが狭ぜまとしたビルに組み込まれたようなエントランスで味気もないのでパス。出口の横に駅への連絡通路があったのでそこから地下に入って烏丸駅へ。河原町へも500m程の距離で、運賃分と同じ値段で株主券を買えていたためどっちから乗っても同じだったが、烏丸側の方が近いし別に座りたい程でもなかったので烏丸から快速急行に乗車。ライブ自体は21時半には終わっていたのだがさすがに京都から帰ると家に着いた時には23時頃になってますた。
このライブの感想としては曲数が前回のツアーよりも多かったのが良かったかなと。後はインディーズ時代の曲で多分初めて聴いたと思われる曲が3曲もあったし。「流星」など聴きたい曲もあったが、セトリが定番の曲と結構変わってる部分もあった感じがする。アルバム曲からは全曲披露されたし、新曲もあったりとさすがにデビューから1年8ヶ月ぐらい経つからデビュー後の曲の割合が多くなってきてる感もあるし。インディー時代の曲も沢山聴きたいけどそれだけラインナップが豊富になってるってことだな。
後はトークも回を増すごとに上手くなってきてる感じで今回も面白かった。相変わらず辻もっさんは狂ってたし。(コラ)結局48回跳んでなかったようなw。何かもう辻もっさんの表情を見ると笑けてしまう。(蹴)これは中毒かww。これからもシカプーの活躍に期待したい。

セットリスト


1.No Regret
2.film of fire
3.ハレルヤ
4.求愛ラプソディー
5.Merry-Go-Round
6.PEACE!!
7.30
8.心キミ模様
9.愛と呼べる言葉(もの)
10.雨上がりのバラッド
11.ナツメロ
12.キズナ
13.バイバイ。
14.泡沫
15.Wondering
16.Fly 〜風が吹き抜けていく〜
17.Is This LOVE?


en1.ODYSSEY
en2.愛燦燦
en3.桜色(新曲)
en4.アイノタネ