職場見学


今日は予備校の課外講習として午後からは東大阪にある会社に職場見学に。今後の就活に向けての企業訪問の意味合いも含みつつ、高度なシステムを実務で利用している現場を自分の目で見ることで仕事に対するインスピレーションをするのが趣旨。昨年のゼミの課外研究でも東大阪まで行ったが、東大阪には中小企業が多いため名称こそ知れていないものの秀逸な技術力を持ったメーカーなどが数多くある地帯だと聞くことが。まぁ、中国という国が嫌いだからそういう発想になるのかもしれんけど、日本の典型的な例と言うか優秀な潜在力があるのにそれを発揮するのが不得手でズルいところにまんまと横取りされるのが勿体ない。折角だからそういうのを国の遺産にしていけばプラスになるんだろうけどな。まぁ、就職を考えるに当たっては安定志向で大企業を望みがちだが、新卒の求人倍率であっても大企業は0.5倍程度なのに対して中小企業は2.5倍程度と思っている程さほど門戸が狭いのではないようだし、中小企業への就職を視野に入れる上でもその職場を見ることは価値があったかなと。実際に就職試験の過程で社内見学が組み込まれることも結構多いし。


それに対してこれの主な目的は実務でのシステムについての見学。予備校がNEC系列のため簿記やビジネス接遇についても習得はあるが、カリキュラムは主にパソコンを使用してのものであるためシステム化に重点を置く形に。ソフトは主にAccessVBAを使用しての作業。予め組み込んでおいた処理を自動化する機能であるが、石材店であるためシステムを利用すること自体想像できなかったのだが、その作業はプログラマーなどが構築したのかと思うような精巧な流れ作業に。WordやExcelは大抵の操作は大学までの講義でも学習する機会や利用する機会も大きく、Power Pointもその応用みたいな感じで大きな変化はないが、VBAAccessはほとんど初心者であるためなかなかイメージとしてもつきにくい部分が。
しかし、新卒の時点では職種としてITの知識を深めていくためにプログラマーやSEを目指していた時期もあったが、VBAプログラミング言語のことであるため、VBAとHTMLの知識がある程度あればプログラミングの触りだけでもできる可能性はあるか。とりあえずは色んな方向に対応できるように頑張りたいところ。


それから、昨日には2,3ヶ月程の間勉強してきた日商簿記3級の資格試験が終了。簿記は大学時代にも講義で専攻したり、ゼミでも教材を買わされてやったこともあったが、最初に行った講義の試験で見事に精算表の貸借が一致したのに月例テストの成績が悪かったせいで単位を落とされてからあまりやる気になれなかったが、受験料が2,500円と資格試験の中では比較的安価で今まで勉強する機会も多かったため受けることに。改めて頭に入れなおしたことでややこしい箇所も解けるようになったため大抵の種類の問題に順応できるようになったが、やっぱ試算表・精算表共に一つでも仕訳を間違えると貸借が一致しなくなるためなかなか完璧にするのは難しい。結果の方では部分点でどれだけ取れるかがボーダーラインになるか。
とりあえずこれからは難しいようなことでも目を背けずに一つづつでも学んでいくぐらいの心構えで過ごしていかないとな。社会は厳しいだと認識を持って世の中を渡り歩けるだけの忍耐力や精神力を培っていかなければ。