MFM ES


今月のMFMは遅延を覚悟していたのだがギリギリ最後の日とは言えお届け期間に指定されていた24日に到着。どうしてもBEINGには遅延が常態化のイメージがあるのだが、さすがにMFMはESになってから有料化になったからかその辺の徹底は厳正になってきてる感じがする。雑誌内にはCD発売やライブ情報の延期・中止に関するお知らせの用紙が封入されていたが、これだけ短い期間に世の中もギクシャクした状況下で打ち込む作業をこなし、発送を遂行されたことはかなりの好印象がある。影響は東北のみならず首都圏でも計画停電やらで業務がままならないだろうから今月こそは遅れてもやむを得ないと思っていたのだが。むしろ今までの方が何でもないのに遅れてたことがあるような気がする。サービス向上に向けた企業努力がなされていることの表れですな。って職場で責任者になって働いた経験がない者が偉そうに評価するのはどうなのかってようなもんではあるがな^^;。


今月の表紙はB'zと裏表紙の麻衣たんのBEINGトップ3から二組が抜擢。B'zの方は延期になってしまったもののお二方共に3月にリリース予定とこの時期に大物が重なっていたことに。その他でもdoaなどのリリースもあり、現役組ではGC以外は活発な期間に入ってる感じか。一方で4月以降のリリースについてはとりわけGIZA勢に限っては一つも決まっているものがないような・・・。ライブではシカプーとさぁさに、doaの延期分や、所属が曖昧だが北原さんなど幾つか決まっているし、パンの方はポップ氏が元気そうなのでそれ程心配はなさそうだが新年度のリリースがいまだにないのはここ数年の中でもちょっと例外だわな。
開けてみるとまずは先に触れた用紙が封入。編集には間に合わなかったためリリースやライブ日が誌面に掲載されているのと変更が出ていることの案内。ここまで大幅に変わることは通常ないから大変だろうな。今後も変わる可能性あるし。


中身についてはまずB'zの広告と特集及びライナーノーツそれぞれ1ページづつの2ページから。続いて同じB'z関連から松本さんソロプロジェクトのグラミー賞受賞の祝福と作品紹介が1ページ、麻衣たんのインタビューが見開き1つ分、doaと100%フリーさんのそれぞれインタビューがそれぞれ1ページづつ、岡餅のソロプロジェクトのSUPER LIGHTの東京公演ライブレポートが1ページとライブ後のインタビューが2ページの3ページ分と大々的に取り上げられ、ハートにQは白石さんが担当で1ページ、ZARDのリクエストで構成の特集ページが1ページ、亀井さん担当のCDレビューが1ページ、インフォメーションが見開き1つ分、mf STOREの商品紹介ページまでが前半ページに。
前半ページで目を引くところとしてはやっぱ岡餅のライブレポートか。1,2月はライブが比較的少なめだったためライブレポートはこれ1本のみだが、ライブ後のインタビューに2ページも割かれているのは凄いなと。確かソロでの初東京ライブだっけか。後はインフォーメーションページでは復活を果たしたB.B.クインズがクローズアップされているが、あらびきロックフェスは開催できるのだろうか。インフォメーションにはZARDの記事も大きく扱われているが3本のみと少なめ。


一方の後半ページはmf STOREの申込用紙が2ページ分あり、その後前回から始まった新コーナーのBEING活動紹介コーナーに華やかな復活を果たしたB.Bクインズが抜擢、定期購読の更新手続きの案内ページが見開き1つ分、MFM ESのバックナンバー販売の案内ページも見開き1つ分に、編集部からのお知らせやプレゼント受付などの事務案内ページが1ページとMFM ES関連のページが5ページ。しかし、ページ数自体は最近は32ページに固定されているのに対して、mf STOREなどのページも含めると自社関連のページがかなりのウエートを占めてる感じだな。アーティスト数が減ってピックアップできることが減ってるのかもしれんが。
その後はBREAKERZのインタビューが1ページ、先月に続いての2ヶ月連続で愛果さんのインタビューが見開き1つ分、ZARDの20周年特集ページが写真満載で見開き1つ分、美元さんのライナーノーツと連載が半ページづつの1ページと、GCとシカプーの連載がそれぞれ半ページづつの1ページに、フリーペーパー時代のMFM紹介が今月はvol.57、58の2冊分、ライブ写真とスケジュール紹介のページまでが後半ページ。


次号のお届け日案内には4月16日〜23日との記載。しかしながらその下の補足事項のところに4月16日を過ぎても届かない場合は連絡をとのこと。この意味合いからすれば全ての購読者が配送事故の対象となりそう。まぁ、いくらワープロでの作成とは言え人手で行うため誤植はやむを得ないか。来月の配送時期についても震災の影響で遅延の可能性があるとのことでこれは当分の間やむを得ないわな。娯楽ものはあるだけでも有難いと思わねば。
今月号の感想としては正直これと言って興味深い記事はなかった。まぁ、ただ愛果さんの2ヶ月連続連載はレアな企画だし、SUPER LIGHTのライブレポートが詳細に書かれていたことなどが注目どこだった感じがする。ライブレポートについてはもっと幅広い分野で取り上げてもらえると嬉しいかも。後は近年デビューのアーティストに興味がある方々が少ないのはやっぱ残念かな。記事自体への関心は薄くなってるけど編集部の方は頑張ってるところが見受けられるし今後も末永い継続を期待したい。