びわこJAZZフェスティバル in 東近江 2011@八日市文化芸術会館


24日の日は東近江市八日市周辺で毎年行われているらしきJAZZの祭典の「びわこJAZZフェスティバル」にGIZA JAZZ(呼称として)から森川七月さんが出演されるとのことでその観覧へ。まぁ、普段はJAZZ部門の方にはあまり関心はないのだが、遠方まで行った目的としてはライブは3割程度で、残りの7割方は近江鉄道への乗り鉄と、中止になった3月12日の南草津浜大津でのイベントライブ及び公開収録用に金券で購入してしまっていたJRの切符を消化するためだったりする。(ぁ)
しかし、ぶっちゃけと言う程でもないが、昨年も4月18日に同じく七月はんに加えて中島紅音さんが出演とのことで、親は旅行中だったから夕食の時間を気にする必要もなくて一時行こうかと考えていたのだが、後からGC西宮ガーデンズが決まったためパスに。場所にしても優先度合いにしてもGCを選択。ただ、八日市近辺で下車したことはなかったし、近江鉄道も小学校の低学年頃に新幹線と並行してる本線の方で貴生川から彦根の方に抜けて以来乗ってないから昨年から行ってみたいなとは思っていたり。


距離がある上に夜は仕事のため朝のうちに選挙を済まさなければならないため8時過ぎに起きて9時頃に出発。持っていた切符通り阪急で烏丸まで行って歩いて京都から琵琶湖線に乗車。しかし、早速トラブルが。いつもの如くのように人身事故で新快速は6分程遅れているとのこと。後続はもっと遅れていたから、近江八幡での乗り換え時間は10分を考えると何とか間に合いそうなだけまだマシなのだが、南草津までの切符を転用しているため下車時に精算する必要があるから気分的にちょっと焦り気味に。皮肉を言うとJR西は人身事故で、JR東は駅間で止まるのが十八番でつなw。
とりあえず言ってもしゃあないので乗車。近江八幡到着時は4分遅れに回復していて精算しても十分乗り換えは成功。1時間に2本の本数なので早めに行くってのはリスクの確率から言うとちょっとな。
近江鉄道の切符売り場では休日に一日乗り放題のSSフリー切符と言うものを購入。20分程の乗車時間で片道400円は中小私鉄だけあって高く感じるのだが、それに対してSS切符は近江八幡-八日市間を往復するだけでもかなり得になるとかw。貴生川〜米原まで乗り通すと片道で1000円かかることを考えると如何に格安かが分かる。折角乗り放題なのだし、仕事がなければ貴生川〜米原・多賀方面まで乗り倒したかったのだがなぁ。(苦笑)来年はどうなってるか分からんけどまた出演されて行くとしたら今度は乗り倒したいわ。


八日市には無事12時半過ぎに到着。ステージは一帯に広がっているようだが、ここから七月はんが出演される八日市文化芸術会館までは徒歩で移動。十分歩ける距離ではあるが比較的遠い場所にある会場だった。しかし、雲行きが怪しくなっていたので屋内の会場なのは有難かった。公民館みたいな建物だったから座席のクッションも良かったし。
丁度良い時間の12時50分頃に会場に着いて、席には余裕があったので真ん中ら辺の席にスタンバイ。着いた時には司会の方らしきおばちゃんがこの会場はこれから始まるとのことで開会に際しての話などをされていて、13時頃になると七月はんが呼び込まれますた。
七月はんは登場するとまずは挨拶をして「It's Only a Paper Moon」からスタート。曲が終わると自己紹介をして若い人にはスタンダードなこの曲を聴いて下さいと「Day By Day」を。その後には先月の公開ラジオの時にも話されていたサルサダンスのこと、今まで出したCDについて3枚リリースしていることやGIZA JAZZの話などをして次の曲は「Lullaby of Birdland」、曲紹介をして「Alfie」を続けて。


この後には半ば頃に行われた韓国プロモーションの話など。韓国でのライブの感想などを話されていますた。この後は曲紹介をして「Star Dust」を歌い、映画で有名な曲ですとの曲紹介で「I Will Wait For You」、続けてもう1曲歌われたのだが曲紹介はなかったので曲名は分かりませんですた。そして次で最後の曲ですとの告知があって、麻井さん・マルクさん・浜崎さんのバックバンド紹介をしてから締めに「On The Sunny Side Of The Street」を披露。新風館でのライブの時もそうだったが七月はんのライブはフリーであっても8〜9曲歌ってくれることが多くて曲数が多めなのが良いところの一つかなと思う。
ライブが終わった後は先程の司会の方とのトーク。僕は初耳だったのが七月はんはご近所の吹田市出身とのことで、以前からジャズの才能を持っていて周りからはジャズシンガーとして生まれてきたようなものだと言われることがあるのだとか。経歴の話などされていて、学生時代にお姉さんの森田葉月さんと組んでユニットを結成し、GIZA JAZZよりデビューしたことなどの話も。びわこJAZZフェスティバルには昨年も出演していて縁があることなどの話をされていますた。


時間がきて司会の方との軽いトークを終えると七月はんは挨拶をして退場していかれますた。ほぼ予定通りの13時37分頃には七月はんのステージは終了になり、次の出演者への準備への移行となりますた。
七月はんのライブが終わると僕も退散に。フロアを出てエントランスのところに出ると即売の準備がされていてやがてすぐに七月はんが登場されて即売が行われていますた。まぁ、即売まで傍観しようとは考えておらず、電車の本数が少ないこともあるので僕はこれにて帰路へ。
すると雨が降り出していますた。まぁ、滋賀は常にどんよりした天候の印象が強いがまさか急に降ってくるとは・・・。折り畳み傘で駅へ。そしたら風まで煽ってきて弱々しい折り畳みの傘の骨はもっていかれてしまいますた。(苦)でもまぁ、環境にはあまり良くないが傘は盗られるリスクが高いから丈夫なの買うより安物を使い潰した方が無難だから仕方ないけど何とかできんもんかな。


折角気分転換に来たのにむしろまたストレス溜まってしまったとプンプンしながら帰っていると、駅前にあった逆瀬川と同じチェーンのアピアに入ってるスガキヤのことも、八日市駅三陸鉄道のグッズを特別販売してたことも目に入らずまだ発車までそこそこ時間はあったのにさっさと駅に入場。まぁ、スガキヤは本場で食したし、三陸鉄道のグッズもサンプルではアニメ柄のあまり興味のなさそうなのが多かったから別に良いのだが。んで、14時10分発の近江八幡行きに乗ってJRに乗り換え。帰りは仕事のため元々3月の時点で梅田までJRで直で買っていたのだが、すると近江八幡-大津・大津-京都・京都-大阪に切符が3分割になってややこしいためわざと一旦京都で下車をして次の新快速に改めて乗って16時頃に大阪駅に到着。


このライブの感想としては、目的はライブと言うよりもあまり言ったことのないところでライブが行われるのなら行ってみるか的な感覚で行ったライブではあったが、バックバンドの方にはいつもの浜崎さん・マルクさんに加えて麻井さんも加わっていたのが良かったかなと。セトリの方は全体的にいつも通りな感じではあったが、曲数は比較的多めでトークもいつも通り話し上手で楽しませてもらえた。まぁ、JAZZの方はそれ程興味はないため今年も高槻ジャズストリートなどは参加するつもりではないが、また縁があった時に七月はんを初めとしたGIZA JAZZのライブを観れたら良いかなと。まぁ、高槻ジャズストリートは今年は七月はんと雪さんのみの出演で昼の部のみのようだから行けなくはなさそうだが。MFMには夕方に伊奈木さんと中島紅音さんも加えて4組勢揃いの記載になっているが果たして。さて、次に参加予定のライブは来週のシカプーの対バンチャリティーライブか。にしても、7月の北原さんのパンは6月半ば頃に発売だろうと踏んでいたら来週発売とか出ていてちょっと動揺^^。ここんところストレスが溜まることが多いから現時点で参加可能な8日と10日の2公演狙ってみようかなと思いつつ迷ったままだから来週までにどうするか決断しなければならんのか。


まぁ、とりあえずそんな感じではあるが、意外にも切符の面での損がなかったのはせめてもの救いだった。JRの回数券の換算だと乗り越しは途中下車扱いになるため損は覚悟していたのだが、京都から近江八幡まで定価650円に対して、往路は京都-南草津間を300円で買っていて乗り越し額は320円だったためむしろ30円プラス、復路は京都-大津間を180円で買っていて乗車時に大津まで480円だったため10円のマイナス。合わせて20円のプラスになるぐらいでほとんど損しなかったのは予想外だった。一時は9日に予定されていたシカプーの三井寺のライブの際に転用を考えていたのだがこの場合だと往路で大津-南草津間を捨ててしまう形になるからな。まぁ、このライブも中止になって切符の期限が早いのは来月ぐらいに迫っていたためここで使うことになったのだがそれが功を奏することになるとは。
まぁ、気分転換に行ってかえってストレスが溜まる厄年ながらな感じな出来事もあったが、先週は月曜のパンでのチャリティーライブと水曜のコナンの映画は問題なく楽しめたししゃあないか。次の楽しみはとりあえず来週のシカプーのライブってことで。今年は例年のゴールデンウィークは比較的ライブが少ない印象に反してライブが多いが、余裕があれば新開地音楽祭とかも行ってみるのも良いかも。仕事があったためフリーきっぷを活用して乗り倒しできなかったのは残念だったがあまり行ったことのない場所に行くのは楽しいし良い機会だった。

セットリスト(森川七月出演分)


1.It's Only a Paper Moon
2.Day By Day
3.Lullaby of Birdland
4.Alfie
5.Star Dust
6.I Will Wait For You
7.?
8.On The Sunny Side Of The Street


M-7は曲紹介がなかったように思うので曲名不明。他も間違いの可能性はあり。