7月


いよいよ今年も一年の半分が過ぎ去って昨年に引き続き酷暑必至の夏真っ盛り7月に突入。6月の時点で既に急に夏になって今年の夏も乗り切れるのかと言ったところな訳だが。
自分にとっては、専門学校と言うのか職業訓練が修了してから一ヶ月が経過してしまい、8月までには道筋を決めて地盤を固めたいと考えて先月半ば頃から精力的に取り組んでいたのだが、6月の最後の一週間は自分にとってかなり切羽詰まってしまった。まぁ、これまで受験とか大学時代の就活も何となくで済ましてきて真剣に考えたことがほとんどなかったからなのだが。
と言うのも、今までの人生は高校は勉強せず公立を滑って近いのと塾の講師が薦めたとかの理由だけで選んだ併願の私立進学校に通うことになって学校から反発することに快感を持っていたり(お陰でライブの魅力を知ったり、GIZAファンになったりはしたのだが)、大学は偏差値レベルで通った滑り止めの中から交通費や通学時間など比較的通いやすいのを選び、新卒の就活は内定もらったもんが勝ち組で、100社だの200社だの数を受けることが誇りみたいなムードで、あまり行きたいと思わない企業にも無理矢理の志望動機を作ってとりあえず何となく受けに行くって感じだったからなぁ。


そんなんでPちゃんを食べるのか引き渡すのか的な重い決断をあまりしたことがない僕にとっては何か胃が痛くなるような。まぁ、この程度のことでんなこと言ってたらこれから生きていけないんだがな^^;。
専門学校が終わって職探しを再開する中で気掛かりなのは実務経験のなさ。マイクロソフトのソフトや簿記・会計などの知識は学んだが、経歴としては学歴に他ならず機械に例えると学んでインプットしただけでそれをアウトプットする機会に乏しい。社会人経験や実務経験の少なさをカバーする目的で考えたのがインターンシップへの参画。雇用対策の一環として社員登用を前提として試用期間の3ヶ月や6ヶ月間を助成金を給料の形で頂いて、企業も奨励金を受けられるというもの。それによって中小・零細のような育てる余力がなくて経験者しか採用しなかった企業も新卒や未経験者のマッチングを試せる事例などがある模様。
気になる面として、職業訓練では収入こそないものの受講料は免除されてテキスト代も一部補助が出ていたのに、今度は給料を税金が財源の助成金で得ることに躊躇はあったが、今度は一応実際に労働するのだから普通の仕事と同じように精一杯やればそれでいいかと。とりわけ震災の前までは。


その中で注目していたのが大学等の卒業後3年以内を対象にした学情が受け持つ新卒就職応援プロジェクトと言うもの。当初は大阪市が管轄するジョブアタックも考えていたのだが、そっちは若年者としての枠組みであるのに対して新卒の方は卒業3年以内のみのため幅が広がる。何だかんだで嫌らしくも使える間に新卒扱いを利用したいと思っていたり。
んな訳で専門学校も終わって、年も一つ食ったことを節目に進路の模索を再開。で、新卒プロジェクトのホームページを久々に見るとこれが6月末申請分で受け入れ終了になることを20日頃に知る。急いで会員登録をして、最終開催と言う合説のようなものに出席することに。しかし、登録だけでなく職場見学兼面談も6月中に済まして7月頭から即開始しなければならないとのこと。だが、日にちの余裕はなく、一企業当たりの受け入れ人数は1,2人が限度のため選考で受け入れを断られる可能性もあるためハローワーク求人の応募も並行しつつ。専門学校が終わってしまった以上、半フリーター、半ぷー太郎状態に戻ったのを脱するために夏までには道筋ぐらいは決めたく。


すると23日にハローワークから応募した企業からアルバイトや派遣的な待遇になるが第一志望であるなら一度やってみないかとの連絡が。正直、ハローワークの方で手応えがあるとは思っていなかったため予想外の展開だったのだが、意味合いとしてはインターンシップと同じで試用期間の成果次第で継続してもらえるか打ち切りになるか、上手くいけば社員登用の道も拓ける形とのこと。
ただ、躊躇するのは人材派遣業界の営業職であること。やりたい仕事はないとか言いつつも、業界ではメーカーや商社かIT系、職種は事務系が良いなと思っていたため気持ちとしてはできれば受け入れ企業をある程度ピックアップして選べる新卒プロジェクトの方に行きたい。更には新卒プロジェクトは6ヶ月間は保障されていて、実習中にも学情のカウンセリングを受けてサポートしてもらえるため心強い面もある。
だけど、この案件を蹴ると両方共ダメになるかもしれない。まさに二兎追う者一兎も得ずである。で、転職を何度もして人生経験豊富な専門学校の講師に相談しても、やはり誰が考えても無難な方を選ぶべきである。


その時点で24日。週明けまで考えてみたものの、新卒プロジェクトの職場見学の猶予は27日〜30日の4日間しかないこともあり人材派遣の方にやってみることを決断。まぁ、仕事選びを運命任せってのは五平があるかもしれんけど、この状況下から自分はとりあえずこの仕事に縁があって、こういう時だから国の雇用対策に頼らず働いて納税しようってことなんだと思い込みでもそう捉えようかと。
でも、講師に相談して、正直フリーターでもいいと思うと言ってもらえたは肩の荷が降りた気がする。何かまだまだ正社員以外は落ちこぼれみたいな感覚が世の中あるが、一時は野宿生活も経験して食べてくために何がしかしなければならない底辺を知る人の助言は頼もしいわ。
まぁ、それでもんな甘えが通用するのは扶養義務がないからなんだよな。養う家族がいればんなこと言ってられないし。やっぱ僕にとっては守るべきものはない方が良いってことなんだなと。精神状態を安定するためにも。
とりあえず9月から正式に開始で、11月末の決算で継続してもらえるかクビになるか決まるようだけど、営業だと顧客を獲得できないと成果にならないから精一杯頑張らないとな。


何か余計な心配をすると自信がなくなりそうだし、今月の参加ライブの方についても。
先月は11日のシカプーフェス、25日のCaos×3のららぽーと甲子園フリーに加えて29日・30日の川嶋さんと計4本で、参加したい分では美元さんのファンミ以外は参加できた形に。
一方の今月は、6日のdoa神戸チキンジョージのプレライブ、8日と10日の北原さんパンライブ、9日のシカプー森ノ宮ピロティーホールライブの4本を予定。10日以後のライブは24日のさぁさは定員ありの予約制でセミナーが主であるためあまり対象にはならず、来月にパンで行われるカラオケ大会は単に学生さんの課外学祭みたいなもんのようだから特に参加予定のライブはなし。仕事が始まる上では行きたいのに行けないってことにもなるから個人的にはかえって有難い部分もあったり。
正式に仕事が始まるのは9月からだけど、環境に慣れるためにアルバイトを辞める手続きの猶予も含めて7,8月は数回やや短時間の勤務あり。初日は6日でハードになるが、とにかく6日!仕事も頑張ってライブも楽しんで有意義な一日にしたいな。ビールが旨いとか言ってみたいわ^^;。
でも我々の世代はロクでもない政治家ばかりながら多少は雇用対策が浸透するようになってマシな方なんだろうな。一番気の毒なのは00年前後に大学を卒業した最初の氷河期の年代か。