Supported by House Foods "Bravo!Piano 2011" 〜子供たちが元気な未来へ!〜@新歌舞伎座


6月30日の日は新歌舞伎座で行われた川嶋さんが出演のライブの観覧へ。プレイガイドの販売は早くに終わっていて、直前まで迷っていたため窓口での取り置き予約に。5月のチャリティライブの時に比べてこれはかなり早い段階で発表されてたのと、3階席なら2000円でライブハウスのように別途ドリンク代は必要ないので手頃に観れるため行くことに。本腰を入れて働くようになればライブも行けなくなるし。それに情報の出次第でツアーに準ずる意味合いな感じがありそうだったし。
これによって6月に参加したライブは11日のシカプーフェス、25日のCaos×3ららぽーと甲子園、29日の川嶋さん西宮ガーデンズ、30日同じく共演ライブの4本。見送りになったのは美元さんのファンミだけだから結構行けた方か。旧の歌舞伎座もラスト公演の頃に搬入出の仕事をしていた時に一度入っただけだが、新歌舞伎座に入るのは餅初めて。まぁ、僕がこんなとこに行くこと自体ないからな^^;。上六自体馴染みのない土地だしw。


15時半頃に出発。寄るところに寄ってから向かったのだが、考えてみると上六とディスクピアのある恵美須町は比較的近いことに突如気付く。まぁ、あまり期待はしてなかったのだが折角なのでこの機会に由利っぺさんの衣装展を拝見してから向かうことに。しかし、その時の時間は17時過ぎ。チケの引き取りは開演30分前までと言われていたのでそんなに時間の余裕はなし。問い合わせると何とか開演までに行けば置いてもらえるとのことでJRで新今宮に向かってディスクピアへ。このルートでポンバシ方面へ行くのは初めてで通天閣が見える方角に違和感があったり、周辺の土地柄がやっぱあまりお宜しくないなと言う空気を感じたり^^;。
衣装展は1階で開催とのことでいつも通り側面の入口から入ったところに。期待はしてなかったが案の定一点だけポツッと置いてある状態。まぁ、無料だから文句は言えんわなw。撮影もできないのでここは3分も居るまでもなく、ここからは市内地図片手に上六まで徒歩で移動。千日前通りまでは結構距離があるが横切りながら行くと20分ちょいで駅前に到着。駅からは案内に従った方が分かりやすいので駅に入って新歌舞伎座のビルへ。開演10分前ぐらいには着くことができた。


6階に上がったらまずは取り置きのチケを引き取って入場。チラシを受け取って一番奥の3階席へ。エスカレーターも完備の新しい建物を感じさせる作りだが歌舞伎座っぽくないように感じる部分もあり。座席は直前に申し込んだ割には一番前の通路側で比較的いい席ですた。
18時45分になるとブザーが鳴って、18時50分頃に司会の方が登場して趣旨などの説明を。その後、照明が落ちて最初の出演者が呼び込まれ1部がスタート。1部は2組の出演者の構成で19時40分頃に休憩が挟まれることに。2部は53分スタートとのことで結構細かく管理されているような感じが。
また5分前ぐらいにブザーが鳴って予定の時間になると2部がスタート。2部はお二人の方が共演されていて、最初の出演者と同じく楽器の演奏のみなので聞いていると何か眠くなってしまう感じが。
お目当ての川嶋さんはと言うとこのお二方の出演者に呼び込まれて入場することに。


川嶋さんが登場したのは20時12分頃。まずは挨拶をして前の出演者の男性の方に今日もお美しいですねとかのお褒めの言葉があって、I Wishで活動していた時の曲を一緒に歌いたいと思いますとのことでセッション形式で「明日への扉」からスタート。
曲が終わると、大阪での久々のツアー形式の公演として行っていること、新歌舞伎座でのライブは初めてだが、歌舞伎座とのことで提灯や花道があるのが不思議な感じがするとのことなどを話して、次の曲紹介では落ち込んでる人には頑張れの言葉で励まされるけれど、その傷が深い時はかえって追い詰めてしまうことになるが、大丈夫だよの言葉は安心を与える不思議な力があるとの前日と同じような形での紹介をして「大丈夫だよ」を。
この後には前日にリリースされたアルバムの紹介を。コンセプトアルバムとのことでオリジナル曲も数多く入っているが、カバー曲の中で上京する前によく歌っていた曲や元気をもらった曲を選りすぐったとの紹介。そのカバーの中で次に歌う曲は配布されたチラシに歌詞があるので一緒に歌って下さいと煽って「夢をあきらめないで」を会場と共に。


この曲の後は次の曲は手拍子がないと盛り上がらないのでお願いしますと煽って「カントリーロード」を。この曲はアルバムに収録されてないのに2日共歌われたのが気になるな。
その後には手拍子をもっと下さいと煽って、次はオリジナルを歌いますと「見えない翼」を。曲が終わると最後にもう1曲歌いますとのことで、震災へのお見舞いの言葉を改めて前置いてから、震災で色々と大変な中で両親を失った孤児が沢山いることに触れて、自分自身も両親を早くに失った生い立ちを元に、絶望から立ち直れたのは周りからの温かい支えがあったお陰とのことを。そして、震災が起こった時に卒業式が行われていた学校ではその日身を寄せ合って過ごしたとのことだが、式で自分の曲が歌われていたことに感銘を受けて、もしその子達の力になっているのなら歌手になって良かったと思えるとのことで、その時に歌われていたと言う「旅立ちの日に…」を締めに披露。
曲が終わると有難うございましたと深々と挨拶をして退場して行かれますた。


退場して1分と経たないうちにアンコールを求める声と言う程ではなったのだが出演者全員が再登場してアンコールが行われることに。こちらも「夢をあきらめないで 」と同様に配られたチラシに歌詞が載せられていた「ふるさと」を。僕にとっては小さい頃に何でウサギが美味しいんだろう?とあふぉ丸出しの物思いに耽っていた曲なのだが、中学の音楽だったかで歌った思い出深い曲でもあるし、川嶋さんがMCで言っていた通りこれぞ日本ならではの良さを感じられる故郷の歌かなと。
最後は重役?っぽい人が締めて、曲が終わると改めて挨拶をして出演者一同退場して行かれますた。ライブの終演は21時ちょっと前。普通のライブとは違って会場も歌舞伎座の得意な趣向なので構成もあっさりしていた印象。ライブ後はエントランスのグッズ売り場っぽいところをちょっとだけ覗いて退散に。
帰路は谷九までもちょっと離れてるし北急経由で帰っても運賃は同じなので鶴橋まで歩いてJRで帰りますた。


このライブの感想としては正直なところセトリにちょっと不満があるかなと。まぁ、このライブはツアー形式で行われているんだからチケを予約する前にセトリを確認しとけば良かっただけの話なんだが、欲を言うと前日のフリーライブとほとんど被さっていたのが残念だったな。リハの関係やらでバラエティ多くするのは負担が大きいのかもしれんけど、カバー曲も他にもあるんだから違う曲を歌ってほしかったなと。
そんな中で同じメロディーの「明日への扉」と「旅立ちの日に…」を聴き比べられたのと、「見えない翼」を歌ってくれたのは良かったかなと。まぁ、と言っても価格は2000円とお手頃ったし、比較するのはあまりアレだが5月のチャリティは「旅立ちの日に…」と「大丈夫だよ」の2曲だけだったようだから、そう考えるとセッションとアンコールを入れて7曲歌ってくれたのは満足すべきかなと。まぁ、そんな感じでセトリはちょっと残念だったけど、出演時間はトリで長めに出てくれたのは良かった。
後は道中で初めて通る道を散策してみるってのも面白かったかなと。その点では上六は阪急沿線からは不便な立地だが、始めて行く会場ってのは楽しみがあるわ。
それにしても川嶋さんが出演した紀伊田辺津波防災のフォーラムに観光を兼ねて行ってから4ヶ月後にあんなことになるなんて知らぬが仏ってなもんだな。

セットリスト(川嶋あい出演分)


1.明日への扉(セッション)
2.大丈夫だよ
3.夢をあきらめないで <カバー>
4.カントリーロード<カバー>
5.見えない翼
6.旅立ちの日に


en.ふるさと(セッション)<カバー>