コクリコ坂から


※ネタばれ注意


1日の日はファーストデーを利用して大阪ステーションシティシネマ職業訓練時代に知り合った方と今年度のジブリ映画「コクリコ坂から」の映画観賞へ。昨年も「借りぐらしのアリエッティ」を観て今年もジブリは行きたいなと思っていたのだが、いつもと同じ友達ばかりよりも違う人と行くのも良いかなと言うこともあり。応じてくれたのは良かった。それにしてもちょっと前まではジブリは数年に一本だったのに最近上映頻度が上がってるな。
その日は9時〜18時まで現場のピッキング作業の仕事があったため20時5分の回に。TOHOシネマズの方はもっと遅い時間もあったが、駅まで戻れば区間急行なら一本で大江橋まで帰れてそんな時間はかからんし十分に間に合う。切符もファーストデーだし焦ったが良い席は売れてたものの難なく押さえられた。どうせなら初めての方が良いしと大阪駅ビルの映画館へ。


内容としてはいつものジブリ作品らしくストーリー性はそんなにないのだが、伝えたかったことは古い物を大事にすることの大切さのようなものだろうか。昔は駿さんが作られていたけど今は弟子?の方が加わられているため少し変わってきた感はあるが。そして、この作品の特徴として、今までのジブリ作品ではどの国のどの時代を反映したものかは曖昧なものが多かったのだが、これは東京オリンピック直前の昭和30年代頃の横浜か横須賀辺りを舞台にしていることが予測できる。まぁ、震災復興の意味も込めてのものってこともあるのかもしれんが。だけど、しっかり者の女の子が主人公なのは今までの作品に共通するな。
一方、街並みは昭和30年代なら当然なんだろうけど、路面電車が走ってたり、肉屋に買い物に行ったり、型で新聞を擦ったり古き良き日本の象徴のような情景。これもジブリ作品ならではの良さがある。


20時5分に始まって21時50分頃には終わったので映画の後はテラスのようなところで1時間程会話を。情報交換できるいい機会になったかなと。やっぱり様々な話を聞くと参考になることがあるし。で、僕は翌日はまた9時出勤なので23時頃にお開き。しかし、駅ビルも見違えるほど変わってしまったもんだ。
感想は、この映画を観てジブリ作品ならではの良さで癒しの世界観にどっぷりと浸ることができたのは良かった。やっぱジブリの映画は時間やデジタル化などに日々追われる現代社会には良いわ。
まぁ、既に仕事上で不満や気掛かりなことが出てきてストレスも溜まるような状態だがジブリを観るとそんな日常を忘れられるような気さえする。それに部室棟のカルチェラダン?の設定は高校の部活になっているようだったが、マニアックな雰囲気が大学時代のクラブを思い出すような感じだったし。(笑)これからもジブリ作品を楽しみにしたい。