11人目のストライカー


※ネタばれ注意


22日の日は職場の同僚からコナンに興味がある比較的気の合う仲間4人でTOHOシネマズ梅田へコナンの劇場版映画の観賞へ。昨年までは4年連続で大学時代のクラブの友達と行っていたのだが、今の職場は期間限定で職場仲間と度々会うのも今の間だけだし人数が多い方が楽しめることもあるから今年は職場の同僚と観に行くことに。
一緒に観てくれる同僚は近鉄や京阪沿線に住んでいるのだが、梅田まで来てくれるとのことで3月14日頃に前売り券を買っていて2日前の仕事帰りに座席券に交換。早めの行動でいい席が取れて良かった。


14時上映の回だったのだが、13時過ぎには他の仲間と合流し劇場にゆっくり移動して話をしたりしながら開場待ち。今までは平日に行くことが多かったのだが流石に日曜で雨降りと来ると混んでるなぁ。とりわけコナンに関しては先週から公開したところだから余計にだろうけど。
10分前に開場し、中に入ると指定席にスタンバイ。まずは恒例の映画宣伝が入り、まずは毛利小五郎に犯行予告の電話が届き毛利探偵事務所の真ん前で爆弾が爆発するところからストーリーがスタート。そして、劇場版では定番となっている登場人物紹介の演出。


本編がスタートするとまずは少年探偵団がJリーガーからサッカーを教わうサッカー教室のシーンから。この時点で数々のJリーガーが登場する。そのシーンの後最初の毛利探偵事務所の真ん前で車が爆発するシーンに戻る。そして、ある場所に爆弾を仕掛けたとの予告状が毛利小五郎に届いた。小五郎はその暗号をいつものぺっぽこ振りで解読して、爆弾は杯戸公演の木の下に埋められていると推理して目暮警部と共に現地に駆けつけるが爆弾は仕掛けられていなかった。当てが外れ蘭姉ちゃんはいつも通り新一を頼る。その暗号を聞いたコナンは今自分達がいる東都スタジアムの電光掲示板に爆弾が仕掛けられていることに気付き爆弾を止めるために走り出す。


コナンは爆弾処理に奔走するが間に合わないため、目暮警部に状況を説明して観客を避難させる。同時に灰原にも協力を仰ぎ少年探偵団が突っ走らないように注意を呼び掛けた。
コナンは大方の爆弾を解除したが全てを止めることはできず電光掲示板は落ちてしまった。しかし、決死の総力が功を奏し犠牲者が出ることはなく済んだ。
この事件のニュースでは何と情報ライブミヤネ屋として実際のニュース番組が登場。ミヤネさんも声優?として出演されていた。同じ日テレ系列と言うことでコラボした模様。事件が起こり、警視庁のいつもの顔触れが毛利探偵事務所に集い容疑者の特定が始まった。


容疑者は動機を元に絞り込まれたが確証を持つことができずその時点では犯人の目星をつけることはできなかった。
或る朝、コナンは早起きをして明朝の公園へと出掛けた。そこで出会ったのは練習中のキング・カズだった。そこで、サッカー教室でメモに書かれていたK.K.がキング・カズのことだと知り、コナンはカズの練習の相手をさせてもらう。そして、練習に付き添ってくれたとしてカズは白のリストバンドをプレゼントするのだが、以前には赤のリストバンドを同じぐらいの年齢の子にあげたと言った。
コナンを探しに出てきた蘭はポストにメール便と共に予告状が挟まれているのを発見した。


見つけた予告状には前よりも多くの犠牲者が出るだろうと書かれていた。それに対し、小五郎はヨーコちゃんも出演するコンサートが10万人の動員を誇ることからその会場である汐留スタジアムが標的だと推測する。
しかし、コナンはそのコンサートとJリーグの最終節が同日であることに疑念を持つ。そんな中、蘭と園子は映画を観に行くと嘘をついて国立競技場のサッカー観戦へと出掛ける。一方の少年探偵団もモニターでJリーグの試合が観れる会館に観戦に行く。コナンは灰原への電話越しの少年探偵団の同時中継の声を元に複数の競技場で行われていることに気付く。そして犯人からの予告の電話で10ヶ所のスタジアムに爆弾を仕掛けたと報告があった。そう、全ての競技場を合わせると東都スタジアムの8万人を優に超えるのだ。


そして、犯人が指示をして置かれていた予告上には爆弾を止めるヒントが書かれていると書いてあり、それを解読したコナンはゴールの上のバーに爆弾を止める機能があることを推理する。そして、その事実は各チームの監督とエースストライカーにしか知らせてはならないことになっていた。更には観客を避難させたり爆弾を探すような真似をしたら即座に爆発させると警告が入る。
やむを得ず要求を呑むことにし、エースストライカーに爆弾処理を委ねることになる。一方、警察メンバーと小五郎たちは最有力容疑者の見当をつけ、息子が病死したことに対し、小五郎とサポーターが救急車を停めたことが原因だと逆恨みしていたことを持ち出した。しかし、この人は犯人ではなかった。


病死した息子が試合をしている写真を見ていたコナンは真犯人に気付き駆け出していく。そして爆弾が仕掛けられているのは国立競技場ではなく東都スタジアムだと推理し乗り込む。
そこで犯人はバイク事故で大怪我を負いサッカー選手を断念した男だと判明した。そして、病死した少年との出会いや関係にも触れられた。動機はさっきの男と同じだった。犯人は分かったのだが犯人が爆弾のスイッチを押してしまったため東都スタジアムの爆発が始まってしまった。しかも何とその爆弾は1分ごとに爆発を繰り返し、最後には連動して国立競技場に仕掛けられた爆弾も爆発するように仕組まれていた。そう、東都スタジアムは10番目ではなく11番目のスタジアムだったのだ。動き出した爆弾を止める方法はただ一つ。ゴールの上のバーにあるスイッチにボールを当てることだ。


そして、コナンはいつものキック力増強シューズでボールを蹴るが崩れ落ちてきた瓦礫に当たりボールはゴールネットまで届かなかった。手持ちのボールはこれ1球だけである。もう蹴れるボールはない。絶望がコナンを襲う。そんな時に救世主?少年探偵団が姿を現し、ボールがないことを告げると元太が持っていたサイン入りのボールを役に立てるなら使うとパスをする。しかし歩みが蹴ったボールはコナンまで届かなかった。しかし、そこは灰原がフォローをし、受け取ったコナンは真っ直ぐのシュートじゃ瓦礫が邪魔でゴールまで届かないが、サッカー教室で遠藤選手に教わったスピンがかかったシュートなら狙えると命懸けのシュートを決めて見事バーに当てることができた。アニメらしく爆弾は00分00秒13ぐらいのところで止まった。(笑)


爆弾が止まり難を逃れたところでいきものがかりさんのエンディングソング。そして、おまけでは公園で少年探偵団がサッカーを練習するシーンなのだが、そのシーンでコナンが見たのは蘭姉ちゃんのパ○ツだった。そして白と。(笑)結局そういうエロい部分が多少含まれてるのがまたアレなんだよな^^;。
そんな感じで映画は終わり、例の如く来年の劇場版決定の予告があって終映。チラッと見えたところによると来年も大海原の船を舞台とした水平線上の何ちゃらかんちゃらってテーマになりそうな予感だろうか。いつもは文字だけで映像のヒントは出ないことが多いのに来年は既にテーマが決まってるのだろうか。とりあえずそんな感じで16時頃に終了。


コナンは少年漫画でありながら女性にも人気が高いと言うのか一定年齢以上ではむしろ女性の方が人気が高いこともあって可愛い女の子も沢山観に来てはりますた。(笑)
映画が終わった後はジャンカラでカラオケへ。さすがにカラオケも雨なのと日曜で混んでいたが、東通の店は無理でもお初天神の店は待ち時間なく入ることができた。そして、折角なのでとコナン曲から定番ものを2時間制で7,8曲歌わせてもらいますた。さすがにAKBファンのメンツが一人でもいると里菜りんの曲とかでもまだ歌いやすいわ^^。カラオケの後はホワイティで夕食を取って普段は言えない職場の愚痴の話とかをして20時過ぎにこの日はお開きに。他の仲間は東方面に住んでいるので梅田で別れて帰りますた。


この映画の感想としてはやっぱ残念なのは主題歌がBEINGを外れてしまったことだよな。決していきものがかりが嫌いな訳ではないけど、劇場版においても第一作を除いてはずっとBEINGが主題歌枠を確保していたから今年の主題歌を知った時は衝撃だった。テレビ版は次のオープニングだったかもBREAKERZが担当するとの話は聞いてるけど、やっぱり何か物足りなさを感じてしまうんだよな。それだけ当たり前の習慣が崩れることって大きいものなんだなと。
内容はサッカーがテーマと言うことでテレビ版でも何度かサッカーシリーズをやってるから同じような中身になるんじゃないかと懸念したが、さすがにJリーガーとコラボしただけあって濃い内容になってるし、劇場版らしく爆弾を使った仕掛けやトリックも手が込んでいて楽しめたと思う。個人的には昨年の方が作品としては好きな感じがするけど、今年の劇場版も満足な仕上がりになっていたと思う。来年も楽しみにしたい。