GIZA studio 10th Anniversary Masterpiece BLEND ★LOVE Side★ part2


それでは10周年マスピのレッド版のラストの4曲をレビューするとしますか。
まずは岩田さんの「空飛ぶあの白い雲のように」。この曲はセルフはあるのにオリジナルの音源がない状態が長い間続いていたから、歌詞や曲調には馴染みがあった訳ですが。
まぁ、やはりこれを聞くと岩田さんのデビュー曲と言うことで初々しさが溢れてますな。特にGIZAの中で最年少?と言うことであどけなさもたっぷりな感じで。まぁ、元々モデルさんだからお世辞にも歌が上手いとは言えないけど、思春期の思い悩みを綴った曲を等身大で歌えるのはそんな岩田さんだからこそだと思うし。岩田さんにぴったりな曲だと思う。


続いてYOKO Black. Stoneの「's ALL Right ~Featuring Super.B~」。この曲と言うかYOKOさんはアメリカの方で活動されているミュージシャンで、歌詞も英語詞ってことでちょっと感想は分かりにくい曲かな。まぁ、歌は上手いんだろうとは思うけどどちらかと言うと歌詞よりメロディーが主体になってるような曲。まぁ、YOKOさんと関わりのあるアーティストは麻衣たんや滴ぴょんなど少数派だからGIZAファンにとってもあまり馴染みのない方かな。


次はGulliver Getの「紅い月 ~あの人に愛されますように~」。この曲はガリバーさんのデビュー曲とのことですが、デビューにあたってMUGENなどで曲が流れていたのを聞いて今までのGIZAのイメージから大分かけ離れた方々がデビューするんだなと思った。ハスキーな歌声で、アイドル的でもなく、ストリートを中心にファンを集めてきた方々。確かに歌は上手いし、バンドとして音楽性はあるけどGIZAの雰囲気には合わない感じだったな。後の曲では大分違和感がないものも増えてきたけど、このデビュー曲ははっきり言ってぶったまげたw。まぁ、それくらい今までのGIZAにはなかった曲かな。ボーカルのアヤヲさんが京都出身とのことで純和風の曲に魅力があるように思うけど、この曲も聞き方次第では味がある。


最後はこちらには唯一2曲が選出された岩田さんの「空色の猫」。この曲は作詞・作曲・アレンジとクレジットに掲載される制作を全てGCのメンバーが手がけたことで話題になったけど、この曲はデビュー曲に比べて明るい曲の印象。岩田さんの歌声は凛としていて葛藤を描いた暗い曲にもあうけど、ちゃんと明るい前向きな曲にも合ってるのはいいと思う。この曲はタイトル自体がそうであるけど、空想の世界みたいなものが描かれていところが曲の世界に入り込みたい向きにはいいんじゃないかなと思う。この曲にもまだまだ初々しさが残ってますな^^。