川嶋あいライブツアー"What's your simple treasue?"@和歌山市民会館・大ホール


※BEINGではないですが一応ネタバレになってます。


一昨日は和歌山で行われた川嶋あいのライブツアーの1公演に参加。川嶋さんのライブに参加しようと思った理由は、勿論アーティストとして以前から興味があったこともあるけど、就活などによって普段以上にストレスが溜まるとその分発散が欲求になるし、将来に希望を持てない中では近いところでの楽しみが生き甲斐になるってこともあるため。
ちなみにセットリストはネットで見つけた部分が多く、曲名を知ってる曲は3曲で、タイトルを言ってくれた曲を入れて半分程ですた。


まぁ、今回の和歌山は距離も比較的近いし、市内中心部の駅から歩ける観光名所と言えば和歌山城くらいしかないってことで観光はせず。でも、15時頃に家を出てなんばから"特急サザン"で南海和歌山市駅に着いた時には17時45分頃。開場の18時15分まではもう少しというところ。
指定だから開演までに入ればいいしと思って飲食店街や土産屋をぶらぶら見てたけど、さすがにライブ前にご飯を食べる気にはなれないし、和歌山ラーメンも1年間で2度も食べたからそこまでして食べることもなく。とりあえず会場へ。前に行った時に会場の場所は見えていたので迷わずに会場へ。


建物内の大ホールエリア前でもぎりと広告を受取って中へ。この広告も今までは何気なく受け取ってたけど、実際に裏方に関わるとその広告仕分けるだけにも苦労してる人がいるんだとしみじみと。城ホールでの東方神起の準備仕事ではやっと搬入が完了して帰れると思ったら広告を仕分けるように言われて愕然とした印象が強いが、舞台セットの組み立ても大勢でも1日掛かりの大仕事だし、そういう経験をするとまた違った楽しみ方をできるな。そんなことを考えながら席へ。席は真ん中よりちょっと後ろ目の一番左の列。フロアではグッズなども販売してたけど、リストだけは拝見したけど、今回はパス。


アンケートを書いたり広告を目を通して開演まで待って、19時10分頃になると開演。舞台に照明がなかったからかもしれないけど、開演時から川嶋さんはスタンバイしてたように見えました。
最初は「lover」、「リマインダー」、「Escape」の3曲を続けて。ここで最初のトークが入り、挨拶とツアーとして和歌山で行うのは初めてと言うことを。
ここまでは座っての観賞だったのですが、川嶋さんの気合いが伝わったようにスタンバイに切り替え。


続いては「Again」。この曲の後のトークでは、座っている人もいたため仲悪いの?みたいな煽り。何か客席に突っ込みを入れてくるのは斬新で意外と好感。また広告にも載っていた8月公開予定の川嶋あいの歩みを描いた映画の告知なども。シンフォなど思っていたよりも活動が多いようで、他にも色々と話してくれますた。
次の曲からは曲紹介をしてくれる曲があり、「大丈夫だよ」、「Revolution」を歌い、そして僕が川嶋さんへの興味が大きくなるきっかけとなった「見えない翼」も歌ってくれますた。
「見えない翼」は客席に煽ったり、「世界で一番頑張っている和歌山のあなたが好き」と替え歌にしたり、最後にはバンドの人に歌ってもらったりとかなり盛り上げてくれたところも良かった。


続いては「Power of smile」。そして、この曲の後には面白かったトークが。和歌山でライブをやるのは3回目らしく、以前には白浜でやった模様。最初に行ったのは5年くらい前に1000回を目指すストリートの995回目くらいとして、JR和歌山駅前でやったらしいのですが、事前に和歌山には誰も人がいないと聞いてはいたらしいけど、さすがに駅前にはいるだろうと思っていたようですが、本当に誰も集まらなかったらしく、初めて0人の記録になってしまうかと思っていた時に青年のグループが寄ってきたとのこと。喜びの話をするのかと思いきや、"まだまだ若いし頑張って"と言って去って行ったことを、"私のことを全然知らなかったみたいですねぇ"と普通に。何かそれが受けたw。和歌山が誰もいないってのも現状を知ってるだけに何かちょっと面白かったし。
後はしっかり名物の店で和歌山ラーメンを食べたらしい。


その後は「青い鳥」、「ドアクロール」と披露。曲紹介の際に曲に込めた想いを語っていたけど、ちょっとそれはかなり忘れてしまった。
ここからは再びバラード系の曲に転換するため着席モードへ。まずは切ないバラードの「涙」。続いてはデビュー曲と言うこともあるんだろうけど、上京する時の不安や、歌手になってからの葛藤、挫けそうになった時の故郷への想いなどを熱く語って「天使たちのメロディー」。歌手を初め、なりたい夢を目指して上京した人は皆経験することなんだろうな。でも希望も夢もない僕にとっては、そこまで頑張ってる人を凄く尊敬するし、輝いてるように見える。だからこそ応援したくなるんだよな。夢を実現させてほしいとも思うし。


この後は「やわらかな日差し」、「オネスティ」を披露。この曲の後は突然リクエストをしますと。客席から次々と歌ってほしい曲名が飛び交い、何?本当にリクエストから選出?と思ったら、一旦ストップをかけて鼻歌を。その曲はI wishでの大ヒット曲「明日への扉」のサビであったため、勿論客席からは全員一致でこの曲名が。この形を狙っていたようですが、ライブの盛り上げ方を研究してるなぁと思ったり。


この次の曲からはラストスパートの盛り上げとして再びスタンディング。最初の着席から2度立ち座りを繰り返したため、盛り上がりとゆったりのバランスもいい具合だったと思う。
ここからはちょっと前に大ヒットした「My Love」、「Merry-go-round」、「もっと!」と歌って本編は終了。ジャンプや振り付けはそれほどなかったのですが、手拍子を沢山行ったため手が赤くなってしまった^^;。


そしてアンコールの体制へ。結構アンコールでの登場までは時間がかかっていたけど。アンコールの最初の曲は「この道ふらふら」。曲の途中にバンド紹介を挟んでいましたが、楽器を面白く鳴らすのは何処のバンドでもやるんですな。まぁ、個人的には川嶋さんは比較的BEINGに近いイメージな方だと思ってはいるけど。
この後のトークではカンボジアへの募金活動の話を。学校を造る支援を行っているようで、それも貯金から始めたようで、今では募金を集めて言っても自分の意志で貧しい国を助けようと考えるのは凄いなと思った。だから僕も終演後に募金だけはさせてもらった訳ですが。


そして次の曲は「カケラ」。アルバムを持ってないので曲は分からないのですが、ここまでニューアルバムからかなり歌われていたようで。
アンコールは3曲と言うことで、続いてのトークでは最後の曲の旨を伝えて、これも切ない曲のようですが、小学校の卒業の時のことを書いたと言う「12の季節〜4度目の春〜」を披露。この曲は過去に後悔を抱えている僕にはとても共感できた。最初の注意事項で"曲に感動して客席でキスをするのは迷惑になりますので〜"とか意味不明なことを言ってたのも納得。(ぇ)


そして21時15分頃に客席に手を振りながら川嶋さんは退場して全ての曲が終了。
退場時にはグッズ売り場か何かで混雑していましたが、僕はアンケート提出と募金だけして退場。まぁ、今回は曲を聴くことだけを目的に来たようなもんだったし。それに帰りの交通機関の時間もあってあまり長居はできない状況にあり。
まぁ、会場を出た後はすんなりと駅まで帰れたのですが、駅前の店もほとんど閉まってたし、本数が少ないからご飯を食べてると終電ぐらいになってしまうのでとにかく帰ることに。まぁ、とは言っても21時代の和歌山市駅発着の南海線泉佐野まで各停の区間急行しかないために家に帰った時には日付が越えてしまってた。まぁ、近いようで遠いところがいいんだけどな。


今回の感想としては正直、トークだけで言えばRYTHEMよりも面白い印象があった。川嶋さんならトークイベントとかも楽しめそう。そして、天使の歌声と言われることもあるようだけど、いくらライブが好きとは言っても今回ほど心から癒されたのは久し振り。RYTHEMの時もそうではあったけど、何かクイズショーの誘拐の回答者ではないけど生きてるって実感したと感じた瞬間。
川嶋さんのライブに行きたいと思うようになったのはI wishの「明日への扉」がそれなりに興味があったところから、オクボーンのテーマソングとして「見えない翼」が使われてそこから気になるようになった訳であるけど、川嶋さんのライブに行くきっかけを作ってくれたのはオクボーンかもしれない。(笑)今回はそんな思いでおある「明日への扉」と、「見えない翼」、そして最近のお気に入り曲「My Love」の好きな3曲を全て聴けてそこも凄く良かった。

セットリスト


1.lover
2.リマインダー
3.Escape
4.Again
5.大丈夫だよ
6.Revolution
7.見えない翼
8.Power of smile
9.青い鳥
10.ドアクロール
11.涙
12.天使たちのメロディー
13.やわらかな日差し
14.オネスティ
15.明日への扉(I wishバージョン)
16.My Love
17.Merry-go-round
18.もっと!


en1.この道ふらふら
en2.カケラ
en3.12の季節〜4度目の春〜