リニアモーターカー


以前から東名阪間の現在の東海道線部分に新幹線の機能を持ったリニアモーターカーとして、リニア中央新幹線が導入されるという話はかなり前から聞いていた気はするけど、この前のニュースで久し振りにその話題が。2025年の開業を目指しているようで、そうして考えてみると16年後ってのはかなりまだまだ先というイメージではあるけど、取り上げられていない中でも工事は進んで、試験走行は行われているのかな。まぁ、最初は定番通り東名間を所要時間40分で開業して、最終的には東京と大阪の間を1時間で走行する予定とか。今の新幹線の半分未満になるんだからその速さが分かるけど、飛行機と同じ時間ってのが何か凄い。まぁ、飛行機の場合は離着陸に時間がかかるから、近距離ではかえって時間を食ってしまうところはあるが。


それで、本格的なリニアモーターカーとしてはそれが国内では初めてになるけど、リニアモーターで駆動する車両はリニアモーターカーとしての扱いになるため、現在でも形式が異なるリニアモーターカーは既にあるようで。まぁ、通常の鉄道と同じ鉄輪式と呼ばれるものは格段の差がないこともあるだろうけど、全国で多く存在しているよう。地下鉄が中心で、新しく開業される地下鉄は今はこのタイプになってるような感じだな。まぁ、京阪神の市営地下鉄では、長堀鶴見緑地線と、今里筋線、海岸線で使用されているし、他には都営大江戸線に乗ったけど、屋根が低くて車内が狭苦しい感じがするから個人的にはあまり好きではないが。


そして、もう一つのタイプが線路を要しない磁気浮上式と呼ばれるもので、リニア中央新幹線もこのタイプに分類されるようだけど、国内でも1つだけ既に現存するものがあり。それがこの前、愛・地球博記念公園に行く時に乗った愛知高速鉄道で、愛称としてそのままリニモと呼ばれているし。まぁ、こちらに関しては特殊な装置で稼働しているため、リニアモーターカーとしての特性として判別しやすいし、専用の高架部分が作られており、線路を使わないため高速運転にも対応しやすい構造になっているかと思う。まぁ、これこそ次世代型交通と言う感じがするな。


さて、16年後とか言う地球に人間が住める環境が残ってるか分からないくらい先のことではあるが、このリニア中央新幹線が完成すれば頭の中で思い描いている21世紀のイメージに一歩近づきそうな感じがするな。何か21世紀と言うと全てが機械化されたロボットの時代みたいなイメージであるし、21世紀になったからって突然技術が進歩する訳はないのは当たり前だけど、そんな情景を夢見ているところがあったからなぁ。でも東京から大阪まで1時間って便利だろうし憧れるけど、やっぱりある程度景色は見たいし、その移動している間ってのもまた良さがあるんだけどな。