北原愛子ベスト part2


それでは北原さんのベストのレビューを前回の続きから。このベストはどちらかと言うとDISC1の方にライブで盛り上がるような特に勢いのある曲が多いように思って、個人的にもお気に入りの曲が多いかな。とりあえず今回はM-8からM-13までのうち4曲の方をやりまつ。


まずは「運命だとか奇跡だとか信じたい気分」。この曲はとにかくタイトルが好印象を与えてくれる。偶然の出会いを歌った曲とは言ってもこのような言い回しのタイトルは他には見かけないし。とにかくまずタイトルを見て歌詞を見るとそれだけで幸せに溢れた瞬間をイメージできるな。
そしてメロディーの方はあくまで僕がそう感じるだけではあるが、ちょっと違うけど何となくサビは里菜りんの「光色のかけら」を彷彿させるようなところが。あの曲もメロディーは好きなんで、そこからもこの曲はメロディーも好き。


次は「テ・ケロ テ・アモ 〜夏の夏の恋〜」。この曲は何が何でもまず最初に浮かんでくるのがPONさんの麦わら帽子姿。(ブ)確か里菜祭りなどでPONさんが目立ってたのがこの曲だったと思うけど、そうじゃなくてもあの姿は夏っぽいしね。テ・ケロ テ・アモ は何語で表現したのだったか忘れたけど、夏の曲で騒いで踊る曲ってところからもライブでは熱い空気に。野外音楽堂時代の里菜祭りにもあってたけど、南国のイメージでもあるから、やはり夏の野外の快晴に晴れた空の下で聴くのが一番気持ちいいでしょう。


続いては「常夏のエトセトラ」。この曲はこの前のパンライブでは一番楽しめた曲。"yeah,yeah,yeah"と叫ぶことによってこちらも乗りが増すのがいい。まぁ、タイトルに常夏ってある通り夏の曲で、それも常夏って言うと大分暑いイメージだから何か体中が燃えそうな感じが。(笑)エトセトラの方はetcって形で〜などって時に使う言葉のことだろうけど、その断定していないところが何かいい。とにかく熱く燃えがあってぶっ壊れる。音源で聴いてるとちょっと違うけど、ライブに行ってとにかく気分を勢いに任せたいってときにはこれ程ぴったりな曲はないのではないか。


今回の最後は「もう心揺れたりしないで」。この曲は確かこの頃続いていた"もう"シリーズの初っ端だったかな。この曲はどちらかと言うとゆったりと聴かせるタイプの曲に仕上がっていると見せかけて、実はライブでは結構盛り上がるフェークな曲。(ぇ)個人的には北原さんはラテン色の曲か、最近では夏の曲を中心としたライブでぶっ壊れられる曲(笑)が特に好きなため、ちょっとイメージは違うけど、歌詞のメッセージ性についてはこの"もう"シリーズには色々込められているのが伝わってくるし、CDとして聴いて、またその曲に込めた想いを噛みしめる上では頷いたり共感する部分があると思う。


今日はここまでで。次回にDISC1の残りの4曲のうち3曲、M-14〜M-16のレビューをする予定。最初を4曲にすれば丁度いい分け方になったけど、何も考えずに始めたからな・・・。でもいくらベストと言っても片方に17曲も入るってのはBEINGでは珍しいケースだしかなり豪華だな。皮肉として言うつもりではないけど、北原さんのベストでここまで豪華なラインナップになったのはよくやってくれたと思う。