北原愛子ベスト part3


北原さんベストの3回目のレビュー。今回はDISC1の残りの最後の3曲分。両サイド共に後半の締めの方には新曲がたっぷり挿入されているのもいいね。
DISC1の構成的には序盤はデビュー曲を初め比較的有名な定番の人気曲が中心で、半ばはライブで熱い盛り上がりのある曲、後半は聴かせる曲から新鮮で新しい北原さんを魅せる曲といったようなラインナップになっているのかなと思う。


まずは「春風が舞う頃には」。この曲はイントロを聞くと夏の熱く勢いのある曲かと胸を躍らせられるところもあるが、曲自体は盛り上がりにもじっくり聴かせる方にもどっちにも傾倒できそうな曲。ライブではグッズのタオルを回すのが定番にはなってるけど、その流れがサビのメロディーには丁度合ってるかと。歌詞ではサビの"春風が舞う頃には この恋がほんのり色付きますように"の淡いイメージのところが印象的。ジャケのほっぺたがちょっと色付いた感じを思い浮かべる^^。色で表すならばやはり桜色かベージュってところか。


続いて「Paradise☆」。何かタイトルの最後にある☆が気になるし、楽しい雰囲気の曲だろうなと想像できる効果がありそう。でも北原さんのタイトルには☆みたいな記号を使ったり、「Paradise」みたいなタイトルも結構ありそうだから新曲じゃなさそうなイメージだったリ。まぁ、この曲はタイトル通り明るく楽しげな前向きな曲になってるけど、この曲も夏の曲で南国のイメージを感じさせる部分もあるか。サビはリズミカルで軽快なところがお気に入り。他の夏の曲のようにとにかく熱くて暑い真夏の雰囲気とはちょっと変わって、気持ち良く暑い熱さなところがいいかな。


今回の最後は「夏だから!」。この曲はこの前のパンライブで初めて聞いたけど、まだベストを聞いていない時点でもとにかくサビにタイトルの"夏だから"の単語がやたらと出てくるなと思ってた。特にラストの4連発は歌詞を見なくても大分インパクトに残るな。!が付いてるところからもかなり強調したいのだろうし。まぁ、それだけ夏が出てくるからひたすら暑いのかと思えば、曲はちょっと切なさを含んだ歌詞。まぁ、この曲も新曲の一つだけど、夏曲の中でも少し違って長いようで短い夏の儚さがしみじみと感じられる。


新曲にも北原さんらしさの一貫性があるところが良かった。次回からはDISC2の方のレビューの予定。