任侠ヘルパー


フジテレビ系列で木曜夜10時から放送中のドラマ「任侠ヘルパー」。親がSMAPの中では草磲が比較的好きとかで毎週見てるのをながら族的に見てるけど、ヘルパーと言うことで介護施設で繰り返されるストーリーながらバックに暴力団を控えた組の構成員が研修を名目に従来の職員と共に働くユニークな内容。草磲君の復帰第一作と言うことでの注目も集まってるんだろうけど、また893を演じるところに何か新鮮さがありそうな。話は介護事業組織のハートフルバード、介護施設のタイヨウ、暴力団の組員の3つのグループ間の関係に重きが置かれていて、介護施設での出来事と運営サイドの動きが並行して展開していくもの。


まぁ、このドラマの見どころと言うのか話題の中心になるのは毎回入所してくる問題を持った一家族の老人にスポットが当てられ施設を巻き込んだトラブルが起こるところ。老人はある程度の年齢になると誰もが認知症に陥るため入所者自信が問題を起こしたり、やはり介護は精神的な負担が大きいため自宅で介護する家族がノイローゼ的におかしくなったりと様々。自覚のない老人と、介護は自分一人でやらなければならないと思い込んだり老人施設に預けることを嫌う頑固な家族など普通の人間的な考え方ができない人を相手にヘルパーたちは大わらわ。何かその老人施設での光景はまさに保育所に預けられた子供のよう。その様子は何とも惨めとしか言えない。でもこれから高齢化が進むと介護の知識は大事になるだろうけどなぁ。


そんな表面上は何処でもありそうな介護施設での日々の物語のようではあるけど、裏の部分では研修として密かに紛れ込んでいる暴力団のメンバーが他の正式なヘルパーに正体をバレないように任侠を続けていくことや、ハートフルバードのタイヨウの運営に関する様々な問題と対応。その社長の精神的な病気に立ち向かう息子の存在などあらゆる点で影響を及ぼし合っている登場人物間のやり取りがこのドラマの持ち味。
まぁ、このドラマは面白い部類に入るような内容のものではないし、暴力団のヘルパー研修とかも実際にはあり得ないようなことではあるけど、介護の大変さや精神的な負担が生活に及ぼすことを暗黙的に教えるような作品になってると思う。


まぁ、個人的にははっきり言って老人は嫌い。何か老人が嫌いと言うと偏見みたいになるが、年寄りってとにかく憎たらしいんよね。皆が皆そうではなくて席を譲ったり何か手伝ってあげたいと思うような律儀なお年寄りもいるけど、多くの老人は年を取るとやかましい程口数が多くなったり、余分な一言や嫌らしい言い方をわざわざしたり、頑固な態度を取ったりと。そういうのは大概おばあさんではなくて、ジジイだなw。まさにこのクソジジイ(怒)みたいな。今までできていたことができなくなるのを認めたくなかったり、プライドがあるのか知らんけど他の人に助けてもらってるんだから従順にしろよと思うけどな。自分でできるならそりゃ勝手に偉そうにしやがればいいが。年寄りになれば分かるんか知らんけど、自分らのことは棚に上げて最近の若い者はとか、何かと中途半端に誇りを持ち過ぎなんだよな。まぁ、自分が老人になる時までちゃんといるのか分からんけど僕はそういう年寄りにはなりたくないよなぁw。
介護は親をするのは子供の時育ててもらったお返しの意味でも嫌でも仕方ないけど介護の仕事は絶対したくないな。