MINAMI WHEEL 2009


昨日は毎年恒例で行われているミナミの音楽祭典MINAMI WHEELへさぁさが出るとのことで金曜日一日券で初参加。ミナミでは別の団体として堀江音楽祭も毎年行われているけど、やはりミナミでは人脈が厚い分こういう音楽祭として楽しい時間を過ごそうとする試みが多いのかなと思う部分も。個人的には大阪のあまりにも親近感を持ちすぎな街の雰囲気は好きではないけど、こうやって同じ目標や趣味を持った者同士が輪になって大きなものを作り上げていくってのはいいことだよな。近年ではコミュニケーションが上手くできていない世の中でもあるからこうやって皆が仲間意識を持つことも少ないしね。


とりあえず僕のお目当てはさぁさだったので、CELL BLOCKと言うライブハウスで18時45分から。GIZA系からは他に日曜にガリバーさんや、植田真梨恵さんも出るのに、パン工場も会場になっているのに誰もホームグラウンドには出ないんだな。これは仕組んであるのかもしれんけど。
この日は意外にも午前中に用事のある場所がたまたまこのCELL BLOCKの道路を挟んで向かいにあるビルだったので会場の下見をしておくことができた。その後、昼間の用事を済ませて先にBIG STEPでチケとパスの引き換え。特典としてくじみたいなのを行って参加賞としてボールペンを頂いた。図書館で時間潰しをした後会場に到着したのは18時40分頃。意外にもギリギリになってしまった。ライブの後、パン工場の方に歩いたら四ツ橋側から行った方が便利だったかもな。西大橋だと地下鉄鶴見緑地線に一駅だけ乗り換えが必要で、本数が少なかったり、上がったり降りたりでかえって時間のロスがかかるし。


会場に着いたら入口の番人みたいな人にパス見せて入口の傍にある部屋がライブスペース。まぁ、バーっぽい場所で普段だと入りにくそうな場所だった。客入りはそれ程多い訳でもなく縦長の会場だったがそれなりに見やすい場所をキープ。
45分になると間もなく始まりますみたいなのと注意事項などのアナウンスがあって、2,3分経ったら照明が暗転してさぁさ登場。
まずは挨拶をして、MINAMI WHEELに出演するのは初めて、トップバッターで出ることになったことなどの話を。そして自己紹介がてらこの曲からやりますとデビュー曲の「ハローハローハロー」から。


続いてお馴染みの「金魚のうた」を歌って、2年前のMINAMI WHEEL2007では知り合いが出演する関係で関係者として盛り上げる立場の仕事をやっていたと言うこぼれ話?が。その時の出演者たちの笑顔が素敵で本当に音楽が好きで心から楽しんでいることが伝わってきてさぁさとしても印象が良かったらしい。
この後はこれからの季節に合う曲と「毛布」、「VOICE」を披露して、この後のトークではMINAMI WHEELでは同じ時間に多くのライブハウスでライブが行われている中でさぁさを選んでくれて嬉しいとコメントして、来月リリースの新曲についてこれからどんな人選になるか分からないけどドラマチックな人生を期待して頑張ろうみたいなメッセージを込めて作ったとのこと。そしてその新曲「ドラマチック」を。個人的に生で聴くのは初めてだな。


その後のトークではMINAMI WHEELは始まったばかりで3日間行く人もいるだろうけど楽しんで下さいみたいなコメントをして、バンドの紹介など。しかし、この日はきんたさん達はいなくて、サポートはマルクさんのみだった。ちょっとこれは意外だったな。何て紹介してたかは忘れたけどマルクさんもさぁさのレギュラーサポートの一人の役割を担うようになったような感じ。
そして最後には夏にリリースしたこの曲で盛り上がりましょうみたいに煽って「ナチュリラ」を披露。最後に有難うございました、楽しんでくださいとコメントをして19時15分頃に終了。この後、退場後には出入り口付近でCDの即売会が行われていて、ちょっと覗いてみたら普通にさぁさがいてちょっと驚いた。こういう場でもしっかりアピールせねばってことだな。


僕はこちらのライブが終わった後は折角パスあるんだから他の会場も覗いてみようかと言うことでパン工場の方へ。もうパンライブ観てた人もほとんど全滅だからパン工場地下に入る機会ももうなさそうな気がするからと思って足跡を残すような感じで入ってみたけど、この時の番だった人たちがバンド名に相応しく○△×マニョンズの方々みたいに酔っ払いのちょっと頭が逝ってしまわれた方々のような感じのバンドだったのでその後は何かもう観る気になれず。これの後にBIG STEPで片手に単三電池を乗せるギネス挑戦みたいなイベントがやっていたので、それだけやって20時半頃に撤収。ちなみにイベントの記録は男性は30本で、僕はその半分の16本しか無理で参加賞の乾電池2本を頂いた。でもライブだけでなく、色々ゲームなども催されていて上手く盛り上げている感じなのが初参加の視点から見て良かったかな。


今回の感想としてはやっぱりさぁさは何か面白いな。顔が面白いと言うと変な顔見たいで失礼だけど、何となく表情が微笑ましい。後は何となく個人的にはさぁさとマルクさんのコンビは何かぴったりのような感じがするんだよな。(笑)
それにしても不満だったと言うのか、自分が勝手にいいように想像してただけなんだけど、次の回が始まるまでに1時間の余裕があるから1時間弱一組のアーティストの時間があるんだと思ってたけど、約30分で6曲はちょっと物足りなかった感じが。まぁ、一組だけを目当てに行くとなるとパスの観点からは損した気分にはなりそうかな。それでも初めて行ってみてどんな祭典か知る機会になったしこれはこれで良かったと思う。来年からも若者たちの音楽魂の火を消さないように続けていってほしいなと思う。

セットリスト(CELL BLOCK)


1.ハローハローハロー
2.金魚のうた
3.毛布
4.VOICE
5.ドラマチック
6.ナチュリラ


パスの写真を撮ろうと思ってたのですが帰りに手で持ってた時に落としたのか鞄の中にもなく・・・。何かうぜぇw。