天空の難破船


※ネタばれ注意


一昨日は約束していた友達と梅田のTOHOシネマズへコナン劇場版映画の観賞へ。学生じゃなくなってから定期がないことをすっかり忘れていて友達の意見を聞かずにいつも通りの前売り券を買ったことを申し訳なく思いつつ^^;。まぁ、それでもある程度の繁華街には出なければ映画館もないけどなぁと言うところではあるが。
それにしても今年のコナン映画、初の劇場版に抜擢されたGCの「Over Drive」は自己新記録を樹立して映画本体の方も好調かと思われたが、ロードショー直後の土日はともかく先週の24日、25日辺りはネットでタイムテーブル調べる時に見ると結構残ってる感じだったし。ゴールデンウィークでどの程度盛り返せるかかな。


今年は友達が午前中の分を希望していたため9時20分の朝一の回に行くことに。初週は9時40分、10時半と言い具合だったのが、今週には9時20分と11時40分に変わっていて、この日は自分の方が11時台の分では次の予定に間に合わないってことで友達に他の日に前後するか聞いてみたら朝一でいいと言ってくれたため。まぁ、でも11時40分の回は開始時刻としては午前中ではあるけど、終了予定が13時半で正式には4分の3程が午後に掛かってることになるけどな^^;。まさかの形で久々に朝ラッシュの準急で出掛けることになった。
前売り券の方は2日前から座席指定券に交換可能だがさすがに何もない平日の朝一に来る人は少ないだろうと踏んで入場時に交換。それでもほぼど真ん中のいい席を指定できたが、ガラガラの中両隣りに他人さんが居る気まずい中の観賞に^^;。一列くらいずらしとけば良かった。(汗)


ストーリーはテロリストが微生物研究所に忍び込み感染すると致死率の非常に高い感染症を起こす生物を盗み出した。そんな中、鈴木相談役が怪盗キッドとのバトルに闘志を燃やし、お宝を載せた飛行船が東京から大阪へと飛び立つ。すると警視庁に飛行船に微生物をばら撒いたと脅迫が入り、招かれた客が発疹にかかる。発疹にかかった者は隔離されることとなったが、やがてテロリストがヘリコプタを利用して飛行船に乗り込んできた。
船内の侵入してきたテロリストはコナンたち一行を人質として立てこもる。コナンたち少年探偵団は船内に仕掛けられた爆弾を処理するが、テロリストの仲間に見つかってしまい責任を取らされる形でコナンは窓から外に放り出されてしまう。乗務員に変装していた怪盗キッドは慌ててコナンを助け出して不意に佐久島に着陸する。しかし、怪盗キッドの翼では上昇することはできないため船内には戻れない。


そのうちにコナンは怪盗キッドに新一に変装してもらって佐藤刑事達にヘリコプターで迎えに来てもらうことを思いつき、それで飛行船に無事戻ることができた。コナンは再び飛行船の内部に入り爆弾の処理をし直す。そのうちに犯人の仲間が内部の方に入ってきたが今度はいつもの博士の道具で犯人グループをあっさりと片付けていく。
フロアの方に戻り事件は解決したかに思われたが、招かれた客の中にテロリストの仲間がいた。コナンは主犯を呼び出し真相を解明する。実際には微生物は盗まれておらず、発疹が出たのはシダ植物による被れだったのだ。そして犯人達の目的はパニックに陥った住民が避難をしてもぬけの殻になった奈良の国宝の文化財を盗んで海外で高く売ることだった。一方、到着地の大阪では犯人達の予告で右往左往に逃げ惑っている。


テロリストの仲間は主犯だけかと思われたが、実はまなかれた客の中にまだ2人仲間がいた。客室内にいたコナン以外の仲間は皆手を縛られ身動きができなくなってしまう。
拳銃で狙われ傷だらだけになったコナンは明石海峡をくぐるところでサッカーボールを膨らませ船の角度を傾かせる。すると主犯の男は滑って海の中に落ちて行った。その衝撃によって客室に残っていた仲間たちも自分たちから頭をぶつけて気絶した。縛られていた小五郎や探偵団たちは無事だったのだ。怪盗キッドは解けるようにしてあげてそのまま去って行った。これにて事件は解決。
そして、エンディングが流れ、今回の映画の見所?の蘭と怪盗キッドのキスシーン。新一が怪盗キッドだと一時は信じ込んでいた蘭だったが、何処かが新一とは違うことに気付いて気まずくなり最終的には信じずに終わりみたいな感じの内容。


映画は例年通り約2時間程度で11時15分頃に終わり。終了後は1階で友達とさいならに。
今年の劇場版の感想としては、個人的にはバトル系がどちらかと言うと好きなので昨年と比べると迫力がちょっと落ちるような感じがするけど、一時は一件落着かと思ったところにまだ罠があったみたいな風で最後までハラハラドキドキの内容だったため存分に満足できる内容にはなってたんじゃないかなと思う。まぁ、後はテレビ版とは違って実在の地名や建物が使われているケースも多かったけど、奈良の文化財を盗んでいた寺が豪福寺ってのはちょっとワロタ。まぁ、興福寺からの由来だろうけど。(笑)
後はいつも思うことだけど博士が作る道具は別として、コナンのストーリーの中では怪盗キッドが一番非現実的な部分だよなw。パラグライダーでもあんなに好き勝手に飛べるはずないし。飛行船から放り投げらて救えるなんて現実ではあり得ない。と言うのか窓が簡単に開くのがまずおかしいだろうけど。まぁ、そんな感じか。それでもテレビ版より長い分充実したストーリーに仕上がってるし楽しめた。来年も行けるといいんだけどなぁ。