瀬田商工会50周年記念イベント"More Challenge〜さらなる一歩へ〜"@瀬田公園体育館


今日は招待制の地域施設催しに川嶋あいが出演するとのことで応募したところ当選したため(ほぼ全員当選の気がするが)その観覧へ。まぁ、目当ては川嶋さんであるが内容としては3月の環境フォーラムと同じような感じかなと予想していた。
催しは13時半開始。川嶋さんのステージは15時頃からのスケジュールで発表されていたが講演中に入るのも失礼なのでとりあえず最初から入っておくことに。そのため10時半頃には出発して、阪急で烏丸に行ってから京都駅まで歩いてJRに乗り換えて各停で瀬田へ。大津市だし膳所の二つ先だから結構近い方だな。駅からは徒歩20分程で到着。学園通りと称する幹線道路沿いの道なので分かりやすかったが、新幹線の高架下辺りから砂利道に折れて若干離れていた。


到着したら受付で招待状のチェックを受けて靴を脱いだりして館内へ。上履きを持って行ってなかったので靴下のままで。席は自由席とのことだったので手前の方にスタンバイ。500人って椅子の数で見ると結構な人数になるんだな。
そして13時35分頃になると司会の前置きの話があり、手始めは主催機関の瀬田商工会の歩みみたいなやつ。ビデオを流したり会長さんか誰かが演説をしたりで約10分。
その後は元プロ野球選手の広澤克実による講演会。ノム監・長嶋・星野の名誉的な3監督から学んだことを戦国三大名のホトトギスの句を比喩に使っての話や明治の六大学時代のとのことで、それぞれの個性や考え方を野球を例えにそれを日頃の生活に置き換える分かりやすい講演だった。広澤は弁が立ちそうなイメージだけど上手く笑わせてやっぱし話し上手な感じが。


そして、15時25分頃になると広澤の講演が終わり準備が整うといよいよお待ちかねの川嶋さんのライブコーナーへ。何となく延びてる感がするが・・・。司会からのプロフィール紹介があって川嶋さん登場。まずは弾き語りの体制に。
で、いつも通り挨拶がてらの「旅立ちの日に…」からスタート。曲の後にはまず挨拶をして、呼ばれたことの感謝の言葉と商工会50周年の祝福をしてから、瀬田に来るのは初めてで勿論ここでライブをするのも初めて。滋賀でのライブも久々なので最後まで楽しんでいきたいと思いますとコメント。それで、次の曲紹介として自分自身もこの言葉に支えられてきて、何よりもこの言葉が安心できると思うとのことで「大丈夫だよ」を。


この後は、ここからはアップテンポな曲を歌いますと前置きをして、次の曲紹介では卓球の福原愛に向けて作った曲で、実際に本人も会ったことがあるが本当に一生懸命な姿が伝わってきたとのこと。また、夢や目標を忘れないでほしい気持ちを綴ったみたいなことを語って「見えない翼」を披露。それから、続けてツアーでも歌ってくれたリズム感のある「どんなときも」を。
この後にはもう1曲アップテンポな曲を歌いたいと思いますと案内して、次の曲はあいのりの主題歌だったのですがデビューのきっかけを初めあいのりに縁が深かったとのバイオグラフィー的な話を少しして、恋をしている人に是非聴いてほしい曲とのことで「My Love」を。


その後には12月に新曲の発売が決まったとのことの告知。有名なアレンジャーさんに携わってもらった作品とのこと。また、歌詞の内容は実話を元に書いたとのことで。キャンペーンで色々回っているが滋賀では初披露になるとのことでその新曲「I Remember」を披露。初めてこの曲を聴いた感想としてはメロの部分がこの前のアルバムの「歯車」に通じるようなメロディー感でしっとりした曲に仕上がってるような感じ。
そして、新曲の方是非聴いて下さいとアピールしてから、次で最後の曲だと告知をして、最後の曲はこれまでの支援活動の中でできた曲で、途上国の子供たちの苦しみやそれに反して自分が子供の頃学校に行けることの幸せを感じなかったことへの申し訳なさ、今の日本の豊かな生活の中で失ってしまった欠片を綴った曲ですみたいな紹介をして「カケラ」を披露。


最後にバンドメンバーの2人を紹介して、有難うございましたと挨拶をしてライブは終了。
ライブが終わるとちょっとの間司会とのトーク。内容はいつもの学校建設の活動を始めたきっかけはテレビで貧困国の現状を見たこと、世の中には色々大変なことがあるが困難なことをいい方向に考えていくことが大切なこと、会場には若者も沢山集まっていることから若者に向けてのメッセージとして一歩踏み出すためには情熱が必要で、川嶋さんも情熱を持ってストリートライブに踏み出したことから始まったとの話など。支援は義務ではないが途上国に目を向けるようになってほしいとの願いの言葉も。そのようなメッセージがあって、16時15分頃には川嶋さんのステージは終了。川嶋さんが退場すると司会の締めの挨拶があって催しは閉会となりますた。


ライブ後はシカプーのリバリバ大阪に間には合わないが覗いてみようかと思っていたが水都大阪の事務局に問い合わせたところ中止が決定したとのことで帰りも急がずに瀬田駅まで歩いてJRで京都まで戻って駅前の金券で急遽阪急の切符を買って阪急で帰宅。復路の切符は大阪まで買っていたが京都で分割しているため京都-大阪間の昼得切符は8日のJEWGIAの時に転用できるのが良かった。まぁ、JEWGIAも今回はアルバムの購入になるからいつもよりは負担が大きいのが大変だけどな^^;。
このライブの感想としてはまず招待制とは言え無料ながら7曲と充実していて新曲もいち早く聴けたのは良かった。ツアーで聴いてお気に入りになった「どんなときも」を聴けたのも良かったし。


全体的な感想としては川嶋さんのステージでは勿論いつも通り癒しの歌声を聴けて、川嶋さんのライブを観てこれまでの苦労の体験や途上国には我々よりも遥かに恵まれない人が数多くいてその支援の話を聴くことによって楽しみがある自分は恵まれている方なんだと感じるいい機会になる。その点で川嶋さんのライブを見ると曲を聴くことだけでなく別の面でも励みになるなと。実際に行動している人の言葉はとても参考になる。
そして、広澤の講演会も野球一筋の野球バカなプロ野球選手の話だろうと侮っていたが、さすがに身を引いてから年数を経て様々な経験をされたからなのか、野球を例えにしながらも社会に通じる部分もあってためになる話もあったなと。まぁ、野球をそれなりに知っているために理解できたってのもあるんだろうけど。色んなことを経験した人に話を聞くのは人生に彩りを持たせてくれるものなんだろう。瀬田地区や滋賀県の住民ではないが内容は満足だったと思う。

セットリスト


1.旅立ちの日に
2.大丈夫だよ
3.見えない翼
4.どんなときも
5.My Love
6.I Remember(新曲)
7.カケラ