BSフジ開局10周年記念番組「10の世界」〜10歳、10カ国、10人の世界…


10日に放送された番組を9日付の記事に書くのはおかしな感じもするがネタもないのでひっつけ。川嶋さんが取材に参画している番組とのことで録画していたのだが、3時間にも渡る長時間番組であるものの川嶋さんの出演部分以外も通して見てしまった^^;。本当は勉強しなければならんのだけど、内容にそれなりに興味があったし、こういうことを知っておく必要もあるだろうと。
ただ、この番組のテーマに抱いていた印象は川嶋さんが参画して海外を訪問するとのことで、川嶋さんも寄与している途上国の子供たちの考え方を知るためのものだと思っていたのだが、実際には必ずしもそうではなく世界の国々によって価値観や考え方が異なることを伝える側面があるのかなと。


感想としてはまずはどの国の子供たちにも共通して希望を持って生きていること、そして家族を初め仲間意識の強さを感じた。それに輝きを持って生きてるなと。
川嶋さんのように両親のいない方々には申し訳ないことだけど、自分自身は育ててくれたことに感謝するよう心掛けてはいるが、親が此処にいなければ産まれずに済んだのにってのがあるからどうしても親を好めないし、尊敬心を持った記憶もあまりない。でも本当はそれが基本なんだよな。それに近代化した現代の日本は無縁社会と呼ばれるように同じマンションに住んでいても顔見知りでないことが多く、数多くの失踪者があっても身寄りがなく消息さえ把握されないことが珍しくない世の中。その意味では仲間意識が強いのは温かみがあるし、川嶋さんも触れてたようにむしろ日本や先進国の方が心が貧しくて可哀想なのかもしれない。


そして、何よりも前向きな姿勢が素晴らしい。世間を知らない小学生の頃は期待に満ち溢れていてある意味人生で一番華やかな時期かなとか。後10年もすれば現実を知らなければならなくなるのだが。僕も10歳ぐらいの時はちょっとは希望を持って過ごしていたような気もしないではない。とは言っても日本人の10歳と対比してクローズアップされていた海外の10歳は皆貪欲な姿が伝わってきた。
しかし、考え方は当然国によって違うのだが。学力が世界一の水準だと言われているフィンランドでは意外にも遊びほうけている生徒もいる。自主的に学ぶ意欲が大切だと言う。確かに納得。逆にシンガポールでは勉学に熱心で宿題の量も半端なく、教材が重たいため両親が送り迎えをする姿も珍しくないらしい。


一方、そんな中にも貧しいドミニカ共和国ではメジャーリーガーになるしか裕福になれる道はなく、カナダのヌナブト準州では狩りをして生活しているため11歳で一人前のハンターになることが要求されるなど過酷な実情も多い。生き抜くためにはアザラシやトナカイを撃つのが可哀想だなんて言ってられないしな。
更にはウガンダでは男女差別が根強く、勉学の平等化は近年なされたものの、情勢の悪さから性行為による道の誤りに警鐘を鳴らしている。子供ができてしまったため学校を辞めざるを得なくなり仕事にも就けず10代のうちから先の見えない生活を余儀なくされている子の取材もあった。そういう光景を目の当たりにすると、自分の立場は自分自身を何とかすればいいだけで、責任や迷惑が少なくて済むだけでもまだまだマシだと思わなければならんのだよな。この番組を通して色んな意味でやっぱり世界は広いんだと実感した。


ところで、川嶋さんと言うと紀伊田辺のイベントをどうするか考え中。最初はいくら近畿圏と言えど18を使える期間ではないから和歌山以南は定価で乗るしかなく安く抑えても往復5000円は掛かっておきゃあまと同じくらいになるため、近畿でも巷で言うところの関西エリア辺りが可能範囲かと思いパスの方向だった。まぁ、今では近畿のことを誤解して関西の表現を用いている傾向があるようだが、僕は元々この表現は好きじゃないから使わないしどうでもいいか。
だけど、和歌山南部はなかなか行く機会がないし、気分転換にもローカル線の旅を兼ねて行ってみたい気持ちが。クラブでアドベンチャー行った時もバスだったし。白浜の3つ手前のようだからかなり遠いけどな^^;。行くには1日がかりで1日だけの休日ってのはちょっと気になるが、内容が防災キャンペーンってのも興味あるし。次の南海・東南海のデカイのが起こる可能性が最も高いのは和歌山沖だと言われてるもんなぁ。自分はどうでもいいと言っても知識は持っておくべきだし。


とりあえず、ハガキが20日締め切りのようだから19日が休みだしその日まで考えて応募する方向にするか。最終的には抽選結果次第だが、当選して行かないと落選した人に申し訳ないからよく考えないと。
そう言えば、震災キャンペーンと言うと阪神・淡路のもまた近付く時期になってきたのか。来年は行けるか分からんけど生で川嶋さんの「しあわせ運べるように」一度でいいから聴いてみたいなぁ。