平城遷都1300年祭


西暦710年の平城遷都から今年で丁度1300年を迎える年に当たるとのことで平城遷都1300年祭が盛り上がっている大和。2010年も後2ヶ月ちょっとで終わりのためその祭典も来月辺りで閉幕することになるため先週の休日に散策へ。距離は近いのだがどちらかと言うと雅やかな京都を選んで奈良は意外と知らないことが多い。と言っても中心部にある奈良公園東大寺春日大社方面は小さい頃から何度か行ってるので、今回は静けさのある郊外の方にゆったりした気分を浸るのを兼ねて訪問することに。


この時期の奈良と言うとそろそろ正倉院展の時期になるが、これの思い出と言うと小6の時に任意ながらクラス皆で行くことになっていたのに、行きたくなかったから何かと理由をつけて断っておきながら他の場所に出掛けた帰りの電車で同じ便に連中と乗り合わせてもう少しで見つかりそうになって冷や汗ってことが^^;。車両が違ったから気付かれんかったけどあの時ほどおもくそ逃げたことは今までの人生でもないわってなぐらいに。(ブ)でも今から思い出してみるとあの頃が一番楽しい時期だったんだよなとか。まぁ、その時の担任のせいで大阪とタイガースが嫌いになったのだが。(笑)


今回行ったのは近鉄あべの橋から南大阪線の急行で吉野線の飛鳥まで行ってその周辺にある鬼の俎板・亀石・石舞台などの史跡。全て伝説ではあるが、鬼の俎板は鬱蒼とした茂みに所在しそこに住む鬼が人間を誘い込んで調理していた場所、亀石は名の通り亀の形をした石なのだがそれが向きを変えると大災害が起こるとのいわれがあるとか。まぁ、動かんでも大災害起こってるのでつが。(苦笑)石舞台は防空壕ではないが地下壕っぽくなっていて技術のなかった当時としては素晴らしい建築物。郊外だがレンタサイクルの遠足児童など観光客は多め。休日ならもっと混んでただろうな。


石舞台近くになる土産屋には名産品のあすかルビーならぬ紫蘇ルビーの商品も販売。ゼリーを買ったのだが味は決して不味くはないものの香りがきつすぎて美味しくは感じられないのが残念^^;。古代米のおにぎりも滅多にないから食べると美味しい。毎日これだと飽きるだろうけど白米を食べ飽きてるところはあるなぁ。昔の人はそういうのをどう思うだろうか。採れたて野菜の無人販売も山の麓ならでは。自然が気持ちいい。
夏は少し歩くだけでも疲れるけど、そろそろ気候もいい時期になってきたし秋の行楽は気持ちいい。たまにのどかな風景を見るとホッとするし田園風景は好きだわ。