Panasonic Beauty presents『MINAMI WHEEL 2010』@大阪BIG CAT


一昨日の後編は毎年恒例でこのシーズンに行われているミナミエリアの音楽祭典MINAMI WHEELにシカプーが出演するとのことでその観覧に。昨年もさぁさが出演とのことで同様に1日のみ観に行ったのだが、昨年は確か10月30日〜11月1日だったと思うから金・土・日の中でも週などが固定されてる訳ではないようで。それにしてもパスに付随されているパンフレットを見ると如何に心斎橋〜難波周辺のミナミエリアにはライブハウスの数が多いかがよく分かる。ライブハウスの数では圧倒的にミナミが多いだろうな。しかし、またこれだけの数のライブハウスが共存共栄するのはそれだけ多くのアーティストが存在することでもあり、ミュージシャンを目指す人が多いことの象徴でもあるかと。競争率の高い世界だからな。
今回のシカプーの出演会場はお馴染みのBIG CAT。パンなどが位置する堀江付近のWESTエリア、MUSEやRUIDOなど御堂筋より東側のEASTエリア、丁度御堂筋と四ツ橋筋の間のアメ村付近は中間を意味するMIDDLEエリアの3つに分かれていて、このBIG CATはパスの引き換え場所にもなっているメイン会場。そこでのステージと言うのは意味合いが大きいかと。ちなみにこの日はWESTエリアはお休み、翌日はEASTエリアがお休みで、MIDDLEエリアのみが3日間通しで行われるようで。


波方面から徒歩で移動してきて丁度いい頃合いの20時20分過ぎにBIG STEPに到着。パスは難波に行く前に事前に交換していたためそのまま4階まで上がって入場。前日のチケ購入時に手数料105円を取られたのは予期していなかったので損した気分だったが、普段とは違って別途のドリンク代が不要なのが助かる。従来はドリンク交換を行うエントランスのカウンターでは何故かカレーが販売。結構食べてる人多かったが甲子園カレー並に名物なのか?(ぇ)
とりあえずフロアへ。観衆はまばらで自由な感じだったのでそれなりに前の方に行けて見栄えのいい位置をキープできた。幕は閉じていたが中でリハをやってる様子を窺うことができた。
リハに手間取ったのか10分程遅れて20時40分頃にようやくスタート。幕は仕切っているもののライブハウスのライブで公前でリハをするってのは珍しいよな。インストアではそういう光景を目にすることも稀にあるが。
それにしても前回のツアーをここで見てからもう9ヶ月も経ったのか。そう考えると早いもんだわ。BIG CATでのライブを観るのも6月の川嶋さん以来5ヶ月振りか。でもここ数年はここでのライブを観ることが多くなった。


登場するとまず辻本さんのお祭りだーと言う一叫びがあって「ODYSSEY」からスタート。最初のトークではまず挨拶をしてから、MINAMI WHEELのライブへようこそと言うことと、祭典を楽しんでますか的な煽り。そして是非最後まで楽しんでって下さいと告げられ「ハレルヤ」を。続けてニューアルバムから「雨上がりのバラッド」。
この後のトークでは前曲の曲紹介をしてから、アウェイのライブであるため花沢さんが初めて見る人はいますかと挙手を促す。いつも通り手を挙げた人を数えていくのだが、その数え方がまた古臭い「いちにのサンマのしっぽ、ゴリラの息子、菜っ葉葉っぱ、腐った豆腐、その後知らん♪」ので真面目に数える気はなし。(笑)辻もっさんには腐った豆腐は失礼だから謝れと命令されてますた。(ブ)
その後には続けてバンドメンバー紹介を。そして、MINAMI WHEELに出演するのは4年振りで前回の出演は06年だったとのこと。で、出演している年はワールドカップイヤーと重なっているため次回は2014年に出演しますと根拠もないデマを宣言する花沢さん。それでわ出演しなかったらどうしてもらいましょうかw。


その後に先月リリースしたアルバムのことと、前日の京都MUSEからなんばhatchに戻ってくるまでのツアーが始まったことなどをアピールして、次の曲紹介として馴染みのケンミンショウのタイアップとなっていた曲を聞いて下さいとリハで演奏していた「Is This LOVE?」を披露。続けてインディーズ時代のノリの良い「Dance 〜華と龍〜」を。
そして、この後には次でラストですと告知をして「Fly 〜風が吹き抜けていく〜」を締めに披露。曲が終わったら有難うございました、また会いましょうとのコメントがあってメンバーは退場して行かれますた。
ライブが修了したのは21時10分頃。シカプーのステージが終わったらBIG CATからは退散。この日にもライブ後には即売が行われていてグッズ売り場のところにメンバーが並んでサイン会も行われてますた。まだまだ身近な存在なのが良いなと。
シカプーの回が終わった後は折角パスを買ったのだし、それ程関心が高い訳ではないけど21時45分からThe LIVE HOUSE somaで行われる植田真理恵の公演も覗こうかと思ったけど、来週に簿記の試験があるから無駄な時間は勉強に回す必要があるし、これが終わってから帰るとかなり遅くなると思われたため今回はパス。2730円で1公演のみは割高な感じがするが、対バンライブも同じようなもんだし、土日から比べたらまだ安いもんだからな。


このライブの感想としてはさすがにMINAMI WHEELだけあってその雰囲気に相応しいライブだったなと。ツアーでもかなりの盛り上がりを見せていたが、この日のライブはそれとはまた一味違うこのイベントのカラーに合わせたような内容だったように感じた。セットリストの方でもデビューシングルから最新シングルまでとニューアルバム収録曲、更には昨年の1stアルバム曲にインディーズ時代の曲と6曲だけの割にはバランスの取れた選曲になってたように思うし。
トークの方でもいつも通りご機嫌な感じでボケと突っ込み?を交えながら楽しい会話がなされてたような感じがするし一体感の方も増してるかなと。辻もっさんは宇治在住であることをまたしてもアピールしていたがもう宇治の観光大使になり切ったつもりでいるんだろうか。
後はポジションが良かったこともあってステージが見やすかったのは良かったかな。前日のツアーもこの日も客席側から見て左側にスタンバイしたため辻もっさんが最も見やすい位置となったのだが。花沢さんはピアノを弾くため座るからどちらかと言うと見づらいってのはあるな。
さて、これで現時点での参加予定のシカプーのライブは終了。後は今のところツアーのみであるが、また何らかの形でシカプーのライブを観られればと思う。

セットリスト(Chicago Poodle出演分)


1.ODYSSEY
2.ハレルヤ
3.雨上がりのバラッド
4.Is This LOVE?
5.Dance 〜華と龍〜
6.Fly 〜風が吹き抜けていく〜