doaライブツアー "THIS LIFE"@なんばhatch


18日の後編はなんばhatchで行われたdoaのツアーの観覧へ。doaのライブツアーに参加するのは08年の「Prime Garden」から3年・3括り連続になるがすんなりと大阪公演に行くのは何気にこれが初めて。昨年は日程はそれ程悪くはなかったが、チケ発売日が遅かったためリスク回避と新潟に行きたかったことが相まって遠征したため。まぁ、今年は日程云々に関わらずこれしか仕方がなかった形ではあるが。
それでも、このツアーは約半年前に敢行が決定していて、まだまだ暑い8月末にチケットが発売されていたのでかなり長い感じがした。そのおかげでプレイガイドの発券手数料の影響に引っ掛からずに済んだメリットがあるのだが。仕事の休み希望も早めなら問題なく取れて助かった。


道中意味もなくパン工に寄ってみるも当然何もなくそのままhatchへ。GIZA hills付近もどうとは表現できないもののあんばい寂れてしまった感じがするなぁ。17時半頃にhatchへ到着。開演1時間前開場のため入場は始まっていたが2階席は小分けにしか入れなのでちょっと待ってから入場。指定席なので先に下でドリンク交換して、席に着いたらいつも通りアンケートの仮記入。終演後は閉館が早いから書きづらいんだよな・・・。いつもはA4サイズだが、この日はその半分のB4だっけ?のサイズ。出入口には物を下に落とすと弁償してもらうと恐ろしい警告書が。(゜Д゜)確かに上から見ると急なんだよな。物をと言うかつまづくと自分自身が落ちそうで高所恐怖症気味の者にはあのスペースはちょい苦手^^;。小さなお子さんが最前列にいて何かこっちの方が冷や冷やしたし^^;。


そして、開演予定時刻の18時を少し過ぎた頃に照明が暗転。大抵は5分程度は遅れるものなのにかなり定刻に近い開演。まずはバンドメンバーが登場してきて、その後にdoaのメンバーがパフォーマンスを演じながら登場。何か凝ってるなぁ。この瞬間には間違ったものに来てしまったのかと思ってしまう程。
スタンバイが整うと、大阪〜!と大声で叫んでまずはアルバム曲の「ノーコントロール」からスタート。続いてアルバムから「Imagine」、シングル曲の「君だけに気づいてほしい」、「自由形 〜フリースタイル〜」、個人的にdoaのお気に入り曲トップ3に入る「I wish」まで立て続けに。序盤からアップテンポな曲が多かったのもあるがかなり熱気の立ち込めた空間で始まっていきますた。


その後には最初のトークがあって、まずは挨拶をしてから、最近は寒い日が続いていますねと世間話的なことを。温度変化が大きくて、家に帰ってストーブを点けようと思ったら室温が5℃と表示されて驚いたとのこと。それで、体調管理に気を付けて下さいとファンへの気遣いの言葉を。それから、アルバムのことに触れて制作についてのエピソードや、徳ちゃんのこだわりについてなど。吉本さんにとっては徳ちゃんが曲に入れた楽器の音?が気に入らなかったよう。そして、大田さんにもアルバムについて話を振って、その中で話の出た「Always in my heart」を歌いましょうとのことに。続けてdoa恒例の大阪弁の曲の「かすうどん」があり、照明が落ちた状態でこれまでツアーの会話をするようなシーンがあって、続く「Route 26」を。


この後のトークでは2曲続けて関西弁の曲が続きましたがと前置きして、メンバーでは吉本さんだけが大阪出身で、徳ちゃんと太田さんはげて者だとか何とか。しかしながら、doaを結成するきっかけになって徳ちゃんも大田さんも大阪に来るようになって、大田さんは最初は大阪を否定していたが今では吉本さんよりも街に詳しいくらい好きな街になっているんだとか。そして、再び制作の話にふれて、自分たちの作っている音楽が皆さんの力になれればみたいな話をして、別れの時の気持ちを歌った14枚目のシングルを聴いて下さいと「旅立ちの歌
」を。かなり地元を意識したMCにまとめられていたような感じ。
この後には「大人ラプソディー」、「WANDER THE WORLD」、「I Sing」とアルバム曲を3曲続けて披露。


その後にはサポートメンバーを含めたメンバー紹介をして、「TAKE IT EASY」を歌いながら途中で客席に掛け声の煽りを。そこでも風邪予防に手洗い・うがいをとか入れたりしてお客さんの身体を気遣ってくれるところが好感持てますな。
そして、シングル曲の「ゼロの気持ち」、アルバムから「どしゃぶり PaperDriver」、「Bye-Bye デフレーション」を歌い、この後には楽しんでますか?と客席に尋ねて、僕らももう若くないのでとちょっと疲れた様子?を口に出しつつも、アルバムに込めた思いや、日常生活についてこの時代もあって毎日ハッピーばかりではなく、辛いことの方が多いだろうし、自分たちも歯を食いしばってやっていることも多いが、doaの曲を聴いて皆の力になれるような曲を作っていきたいと今後に向けた意気込みの話。


そんな不安を感じさせつつも今後に向けた前向きな話の後には客席にイントロの振り付けを煽ってアルバムのタイトル曲「THIS LIFE 」を。曲が終わると最後の曲との告知はなかったものの本編最後の空気が漂っていてメンバーは客席に手を振りながら退場。
その後は勿論アンコールへと移行。アンコールでは登場すろとまずは「いっぱい」から。曲が終わると最近新しい曲ができました、その曲を聴いて下さいとアピールして「Now and Forever」を。この後には次で本当の曲ですと告知してから、再びバンド紹介をして「FREE WAY」で締めに。アンコールまで全てのプログラムが終わると有難うございましたと挨拶して、円陣を組んでお辞儀をして手を振りながら退場。アンコールを含めてライブは20時ちょっと前には終了となりますた。


アンコールの後にはファイナルなことや昨年や一昨年のツアーでは最後に合唱していた「乾杯」がなかったからかダブルアンコールを催促する声がかなり大きくあったが行われる見込みはなかった模様。ライブ後にはファンクラブでバックステージ案内か何かがあったのか待機している向きもあったが、僕は会員ではないのでこれにて退散。何が行われたのか気になるが、最近doaはファンクラブへの優遇が多い感じがする。と言ってもむしろ会費を払って入会してるんだから本来はこれぐらいの限定ものの特典はあるべきだろうな。そうでないと自己満で入会してるみたいな形になってしまうし。僕は今後ライブ参加を減らす必要があるからそこに重点を置くことはないけど、何としてでも入会したいと思わせるような魅力は重要かと。


フロアを出たらグッズはパスだし、アンケートの残りだけ書いて提出。この日は時間が早かったので正面の出入口から出ることができますた。終演が早かったので難波から梅田までとぼとぼ歩いても22時には帰り着くことができますた。
このライブの感想としては曲に重点を置いた内容だったのかなと。アンコールでは他の会場ではなかったと思われる新曲を一足先に耳にできてラッキーだったと思うけど、それ以外でもアルバム曲からは全て選曲されていたようだし、馴染みの曲は少なかったもののお気に入りの「I wish」なども聴けたのは嬉しかった。曲数はアンコール含めて20曲とそれ程多い方ではなく、プログラムとしてはごく普通の内容って感じだったかな。


歌に重点を置いていて時間的にも2時間弱ぐらいの締まった内容だったのでトークは少なめだったが、結構世間話的な話が多く庶民と同じような視点の話だったのが個人的には良かったかなと。この時期だからって欧米の行事なんぞを一々話題に出さなかったところも非常に好感持てた。特別な演出などはなかったが、変わらぬdoaの真骨頂を堪能できた日だったと思う。GIZAではGCと共に唯二つファンクラブが残っている貴重なバンド。色々と大変な時代ではあるが今後も地道な努力が報われることを切に願いたい。来年は自分自身がどうなってるか分からんけど、またツアーを行ってくれて行けるといいなぁ。
とりあえずは3月にアンコールで歌われた新曲が発売とのことで、GIZA勢はかなり手薄になってしまった感があるので健闘を望みたいところ。

セットリスト


1.ノーコントロール
2.Imagine
3.君だけに気づいてほしい
4.自由形 〜フリースタイル〜
5.I wish
6.Always in my heart
7.かすうどん
8.Route 26
9.旅立ちの歌
10.大人ラプソディー
11.WANDER THE WORLD
12.I Sing
13.TAKE IT EASY
14.ゼロの気持ち
15.どしゃぶり PaperDriver
16.Bye-Bye デフレーション
17.THIS LIFE


en1.いっぱい
en2.Now and Forever(新曲)
en3.FREE WAY


予め控えていた東京公演を知ってる曲と照合して変更がないと判断してのため間違いの可能性あり。