RYTHEMライブツアー"Acoustic PoP Tour'11〜Live Tree"@大阪BIG CAT


※ネタばれ注意


今日はお馴染みのライブハウスの一角であるBIG CATでRYTHEMのツアーが行われるためその観覧へ。昨年は自分の興味云々以前に首都圏中心の活動で観れる機会が少なく、全国ツアーとしての開催は年間に2度も行われた一昨年の秋公演11月以来約1年2ヶ月振りか。昨年も末の方になってから大日のインストアで拝見したが、一昨年のアメ村三角公園のイベントから解散発表がなされるまでは近畿方面へ来そうな雰囲気さえなかったもんな^^;。
まぁ、そんなんでRYTHEMを観るのは1ヶ月振り程度だが、ツアーとしてはかなり久々な感じ。そして、近畿での公演がこれで最後になるため自分にとって最後のRYTHEMライブになるかと思われ。当初はさ○ん氏に薦められて聴き始めたのがきっかけなのに救われたこともあったなぁ。もしさ○ん氏が僕の好みから判断して薦めてくれたとしたら凄いことだわ。正直、今は気持ちが薄らいではいるけど、自分にとって最も救ってくれたアーティストはRYTHEMかなと思う。その点では、今後も羽ばたいていってほしい気持ちは強い。


この日は18時開演なので16時頃に出発。開場時間は開演1時間前の17時だが、番号が400番台でかなり後ろの方と思われることや、グッズの購入などは考えていないため時間にさほど余裕がなくても影響は特にないため、待ち時間が長いのもしんどいので開演20分前ぐらいを目指して梅田から会場まで徒歩で向かう。しかし、名古屋・東京公演とは違ってここは当初は売り切れていなかったのだが最終的には完売となったようで。そう考えるとそんなにまで尻尾の方ではなかったのかも^^;。
到着した時には既に入場列は終わっていてそのまま入場。まずはアンケートの書けるところを書いてドリンク交換してからフロアに入ると後ろのスペースに若干余裕があったのでちょっと強引ながらそこにスタンバイ。行儀は悪いが凭れて観るのが楽なんだよね。
ちなみに、BIG STEP1階のスタッフ通用口際のトイレに行く時にゆい姉とゆかさんに似た人を見掛けたのだがそんな時間に入口にいる訳ないしオーラには疎いのでと気にせず。


そして18時になると照明が暗転。珍しくほぼ定刻のスタートとなりますた。
お二人が登場して準備が整うとタイトルがあるようなないようなの「無題」からスタート。この後には最初のトークが軽く入って、あいさつとようそこってこと、今日は精一杯楽しみましょうとのメッセージがあり、次の曲はツアータイトルの由来にもなっている「Life Tree」を。
続けて08年のインストアライブで何度も聴かせて頂いた「アイシカタ」、一昨年のツアーなどでも歌われて当時のアルバム曲としてお気に入りの「SMILE」を。この辺り気に入ってるので嬉しい選曲だった。
この後のトークでは改めて挨拶をしてから、お久し振りってことと、客席の後ろまでよく見えているよってこと、成人の日に来てくれて有難うってこととそれに波及して成人式に出た人がこの中にいるか聞いたり、大阪でライブ巣をするのは随分間隔が空いていることなど。そして、ゆい姉にとっては大阪は第2の故郷とのことでただいまと言っておかえりコールを客席に言わせたりと。


それから、ツアータイトルの由来について木の幹のように色んな楽しみ方があるみたいなことを熱く語って、ツアーは2ヶ所目だが全体を見通すと3分の1に当たることや、RYTHEMのライブに初めて来る人に挙手を促すとそれも3分の1程だったりと。それで、初めて・お馴染みに関わらず楽しいライブにしようとの言葉があり、次の曲は先月のインストアで聴いた「After hours, Before sleep」、代表曲の一つと言える荘厳なバラードの「万華鏡キラキラ
」を続けて。
この後にはゆい姉によるといまだにワンマンライブでは緊張するとのことや、大阪では最後のライブになるとのことでチケットは完売したとのことなど。さすが第2の故郷だと自己満足な納得をされてますた。(蹴)などなどツアーについての話を幾つか。
そして、この後はラストアルバム曲の「パラドックス」、「fast food」、「遠恋歌」を続けて披露。「fast food」は以前にも聴いたことあるなぁ。


その後のトークでは暑いか尋ねて、空気の入れ替えがどうのこうのってことや、大勢のお客さんが入っていて小さな子供もいるので気分が悪くなったとか、友達や家族とはぐれたらこっちにヘルプ出してくれていいよとのこと。途中で止めてもアコーステックだからいいんだとか。まぁ、BREAKERZの時もそんなのあったし、ある程度は周りの状況を考慮するってのは大事だろうけどな。まぁ、程々のところでってもんか。
で、一転して外は寒いねって話で、名古屋から大阪入りする時に外が雪景色だったとのことで京都が凄く降ってるみたいとのこと。それで、京都から来た人いますかと尋ねて応じた人によると降ってなかったとのこと。成り行きでそれは滋賀じゃないのかとの意見が。そりゃそうでしょうw。僕も前日京都に行ったのに雪華さえ待ってなかったし。滋賀は元来冬場は常にどんよりした天気で雪がよく降るからなぁ。一昨年の北原さんの東京遠征の時もネックは関ヶ原近辺だったんだよな。まぁ、ゆい姉曰く滋賀の場所は分かるようだが、宇宙から見た地図では位置関係が把握できてないようで、名古屋から大阪行くのに滋賀を通るの?とかちょっとびっくりするような発言も。新幹線の駅だと特急の飛ばす米原しかないし意識しないんだろうけど、最近はそういう地理の無知な方も多いようで。まぁ、得手不得手はあるからしゃあないだろうけどな。


そこは社会が苦手だったとかなんとかで逃げて?、会場はホッとだねってことや、会場入りする際はメイクなどをしっかりして格好をつけた姿でいたけどそれをもう止めようかと思うとかなんとかで、止めたら止めたでグダるとかどうのこうの。この話は正直何を言いたいのか分かりませんですた。(蹴)
その後にはグッズの紹介で、カップ&ソーサや、パンフレット的な物、Tシャツなどの紹介。カップ&ソーサは前日の名古屋では紹介の際に誤って割ってしまったようで慎重に扱われてますた。それに引き続いてグッズ制作に当たってのエピソードとしてデザインはアルゼンチンをモチーフにしたのだが、国旗の色に白が入っているのに初日の開演30分前まで気付かなくて他の国のデザインに急遽変えたとのことなどハプニングの話も。その国名は忘れたけど平和な国とのことで本人たちは安心されてますた。
そして、次の曲紹介では日常は全ては積み重ねであることや、色んな選択肢があることなど曲に込めた話をして「all-ways」を。


この後には、セットリストについてもトークと一緒で会場ごとに日替わりにしてみるのはどうかとの考えがあったとのことでこの日限定の曲をやりますとの宣言。そして、この日は成人の日であることからRYTHEMのお二人が二十歳の時に作った曲を聴いて下さいとのことで曲紹介をして「20粒のココロ」を披露。
この後には「20粒のココロ」を作った当時の思い出話をしつつ、サポートバンドの紹介をして、怪獣が好きなのがどうのこうのってような話をして、次の曲は怪獣でも何でもありな曲です的な意味深な曲紹介をして「1piece
」を。
この後には男女別や前後別などで掛け声を煽って次の曲は自分にとってRYTHEMの最初に気に入った曲である「ホウキ雲」を。そして、更に客席を煽って曲紹介をしてから「Homey」を続けて。
その後には最後のツアーで寂しいや、楽しいなど色んな気持ちが湧きあがってくるけどもう1曲届けさせて下さいとのメッセージがあり「ツナイデテ」と、本編最後に「アリー」が歌われて締めに。曲が終わると今日は有難うございましたと挨拶をして退場していかれますた。


引き続いてはアンコールへと突入。コールは退場後すぐに始まったものの結構早いタイミングで戻ってこられますた。
そして、本編は終わってしまいましたが楽しかったですか?と問い掛けて、伝えたいことは本編に全て込めたので後は遊ぼうかとか何とか。捉え方が複雑ですわな。そして、では8年前のRYTHEMにとってのデビュー曲を聴いて下さいとの曲紹介があって「ハルモニア」を。
それから、パワーを送って下さい的な煽りがあって次の曲は「三日月ラプソディー」。この曲は先月の大日のアンコールで歌われたようだが聴けなかったので今回聴けて良かった。曲が終わるとその笑顔をずっと忘れずに前に進んでいって下さい的なメッセージがあって、最後にプレゼントが客席に投げ込まれたのだが以前は前の方にしか跳ばなかったのがゆい姉は大分飛距離を出せるようになった模様。
そして、もう一度有難うございましたと挨拶をして手を組んでお辞儀をして再び退場していかれますた。


するとこの後はダブルアンコールを求める声援が。どうやら名古屋公演でもダブルはあったようなので用意はされていたことのようだが、再々登場されるとそりゃ何度でもやりたいよねと名残惜しさが込もったような言葉が。
そして、また関係なさそうな話から始まって、ゆい姉は家で土鍋を使ってご飯を炊いているらしいが、沸騰する瞬間を見極めるタイミングが難しいようで、そろそろかなと思ってもまだ淵は沸騰していなくて、逆に油断していると鍋から沸騰した水が溢れて火が消えてしまうハプニングが起こって難しいとのこと。何かそれがライブでの光景に似ているとのことで観る人それぞれが自分の感情の色んな沸騰を見つけて切ないや最高など様々な思いを感じてもらえると嬉しいと言ったような話。
そして、最後に私たちから最も届けたいメッセージを込めた曲ですとの曲紹介があって最後はラストシングルの「A Flower」締め。曲が終わると有難う、またいつか会えればいいねとのコメントがあって手を振りながら退場して行かれますた。


ライブはダブルアンコールまであったにも関わらず全体的な曲数が少なかったこともあってか20時15分頃には全て終演。アンコールの曲数は少なかったのだがダブルアンコールの後に更にアンコールを求める往生際の悪い向きがいなかったのは良かったか。
終演後はアンケートの残りを記入して、同封の来月6日にABCラジオの放送での参考資料となるらしいアンケート用紙もあったのでとりあえずそれも漠然と思いつく限り記入して退散。祝日扱いで開演が早かったこともあって梅田まで歩いて帰っても22時過ぎに家に帰ることができますた。
感想としてはとりあえず、東京でのラストライブはあるようだが、全国ツアーとしてはラストになるとのことでもっと長々とした内容かと思ったけど意外とシンプルな感じでそれはそれで最後らしくなかったのが良かったかなと。セットリストの方も先月発売のラストアルバムからの選曲が多かったもののお馴染みのシングル曲を初め3,4年前のお気に入り曲を数多く歌ってくれたのも満足だった。トークの方はあまり区切りのないような話し方で、集中力のない僕にはあまり中身を理解できない部分もあったりしたが楽しいアットホームな空間だったと思うし。
とりあえず、これでRYTHEMのライブを観るのは最後になるだろうけど最後として十分満足な内容だったとは思う。

セットリスト


1.無題
2.Life Tree
3.アイシカタ
4.SMILE
5.After hours, Before sleep
6.万華鏡キラキラ
7.パラドックス
8.fast food
9.遠恋歌
10.all-ways
11.20粒のココロ(大阪公演限定)
12.1piece
13.ホウキ雲
14.Homey
15.ツナイデテ
16.アリー


en1.ハルモニア
en2.三日月ラプソディー


ダブルen.A Flower


予め控えていた他の方の前日の名古屋公演のを参照しますた。