1.16 みんなの日〜元気を未来に〜@みなとのもり公園


今日は神戸の三宮近辺にあるみなとのもり公園で行われた川嶋さん出演のライブの観覧へ。
その会場となるみなとのもり公園は別名では神戸震災復興記念公園と名付けられている通り震災復興を主旨として造られたようだが、完成したのは震災から丸15年を迎えた昨年の1月17日とのことでまだ竣工から1年しか経っていない新しい施設らしい。要するに丁度昨年もハーバーランドのスペースシシアターで川嶋さんの震災支援ライブを観ていたまさにその日に出来たってことか。
それにしても今年は川嶋さんの震災支援ライブは行われないのかと思っていたけど7年連続の訪問を継続してくれて良かった。一昨年まではずっと長田だったのが昨年から会場が移動してるとこを見るとそっちとは実質上関係が切れたってことか。まぁ、昨年はたまたま当日が日曜に重なったが、今年は1日前倒しにはなっているものの、直接的な関係が切れても別の形で来てくれるのは有難く思う。


ステージプログラムによると川嶋さんは13時50分からの出演予定とのことで多少の時間の前後を想定して12時過ぎに出発。雨天時は縮小開催とのことだったし、むしろ平野部でも降雪が予報されていたため気になっていたが、起きてみると晴天で一安心。しかし、各地では冠雪地域が多かったようで今回は京都方面とかだったらまずかったところだな。
三宮に着くとまだ4,50分の時間があったので寒いしいつものセンター街の中古CDショップへ立ち寄り。京都のライブに行くことは多いけど、神戸は9月にさぁさのサンシャインワーフとZARDのフイルムコンサートに立て続けで行って以来の約4ヶ月振りか。神戸方面でのフリーライブは少ないからなぁ。ライブハウスものはそこそこあるが。
中古CD店では祭りシリーズでまだ唯一持っていない06年版が1680円で売っていたが、近々アマゾンで麻衣たんのアルバムなどの購入を検討しているため送料が一括ならそっちでまとめて買った方が安上がりだろうしと見送り。その分で昨年のGIZAオムニバスを新品で買えればちょっとした貢献になるかもしれんし。


その後、フラワーロード沿いに直進してみなとのもり公園へ。公園はかなり広い敷地があって、日曜なこともあってコートのような場所ではバトミントンのようなスポーツをやっている家族連れなどの姿も数多く見られた。中に入っていくと広大な芝生広場があってそこにステージが組まれていた。周りは高速の橋脚ばかりで景色はお世辞にもいいとは言えないが^^;。その横にはポートライナーが通っていて、前にポートライナーから見えていた時は何があったのか思い出そうとしたが思い出せなかった。
ステージでは一つ前のプログラムが行われていて10分前ぐらいに司会から川嶋さん登場のアナウンスが。それにしても司会の方は一人喋り倒していてちょっと驚いた。(苦笑)仕舞いには楽器に触ったりと。
そして、予定時間の13時50分になると司会の紹介で川嶋さん登場。登場すると、まずは挨拶をしてから雪が心配だったのだが晴れて良かったとのことと、皆さんと一緒に神戸の街に灯火を灯していきたいと思うので、寒いですが聴いて下さいとの前触れがあって「旅立ちの日に…」からスタート。


その後のトークでは次の曲紹介として昨年12月にリリースした曲との前置きをしてから、震災支援ライブに来るのは今年で7年目になるが、最初のうちは長田商店街で行っていて、その中では震災孤児と会話を交わすこともあり、それぞれの生い立ちを腹を割って話し合えたことによって励みになったとのことや、その曲のストーリーが恋人を失って失望に暮れていた友達のエピソードを元に書いた曲であること、震災の時はまだ小学生だったがあのニュースの衝撃は今でも鮮明に覚えていること、今でも傷を抱えて生きている人も沢山いるけどそういった悲しみから学ぶこともあると思うことなどの話があって曲紹介をして「I Remember」を。
この後のトークでは次で最後の曲ですと告知して、自分の生き方を綴った曲との紹介をしてから、この公園にも芝生に植え付けを行っているNPOが推進しているコトハナについての説明があり、皆さんもまだ空いてるスペースがあれば書きこんで下さいとの案内。そして、自分にとって絶望の中の希望を綴った曲ですと曲紹介をして「天使たちのメロディー」で締め。


曲が終わると寒い中有難うございましたと挨拶をして退場していかれますた。ライブは14時10分頃に終了。川嶋さんはライブ後にはメディア関連か何かの取材が行われていた模様。
ライブが終わってからはまだ時間も早いし折角なのでそのコトハナにコメントを書いて帰ることに。府内では最も被害の大きかった地域の者として少しは共感できる部分もあるはずだし。自然災害はいくら起こらないことを願っても防ぐことはできないが、せめても平穏無事な日々を過ごせることに有難みを感じながら生きていきたいと思うみたいな内容を記しておきますた。
その後は炊き出しなどが行われているとのことでその辺をチラッとだけ傍観してその他にはこれと言った催し物も行われていないようだったのでそのまま退散。帰り道にさんちかをぶらついて帰路へ。


このライブの感想としては、曲数は3曲と少なめではあったがステージから近くて座りながらの観覧でも見やすかったし、主旨の関係もあってかあえてバラード曲が選曲されていたためゆったりと聴けたのは丁度良かった。どの曲もこれからの季節に合ってそうな曲だし。ちょっと不満と言えば晴れてくれたのは有難かったが、座っての観覧を求められいたためステージを見上げる形での観覧になったのだが、ステージの方向が南向きだったこともあって陽射しが眩しくてステージが見づらかったことかな。
選曲としては「天使たちのメロディー」を歌ってくれたのが嬉しかった。それにしても「しあわせ運べるように」は長田の時だけでもう歌わないのかなぁ。他のライブで歌うのは相応しくないだろうけど、作品化もされてるんだしこの旨のライブの時は歌ってくれると嬉しいんだけどなと思ったり。
とりあえず、これを機にまた防災への意識を見直していかないとな。平凡でつまらない日常の繰り返しこそが一番なことを。

セットリスト


1.旅立ちの日に
2.I Remember
3.天使たちのメロディー