チャリティーライブ@hillsパン工場


18日の日はパンで行われたその名もまんまのチャリティーライブの観覧へ。このライブの参加することに決めた決め手は勿論自分にとっては有難い平日開催なこともあったのだが、何よりも出演者がボーカリストではなくバンドメンバー中心とは言えかなり豪華なメンツで、尚且つ観覧は先月のJAZZ公開収録と同じようにドリンク代のワンコインで入場できるところより。正直、どうしても行きたい程ではないが興味はある、そういう要素が重なり合ってご縁があっての観覧と言えるかと。
当初は当日の気まぐれ参加で考えていたのだが、こちらはフリーライブの扱いとはなっているもののパンライブのホームページで予約を受け付けていて、横に設置されているポップ氏のツイッターやらで残り80枚とか不安にさせようかと言うように残数が表示されていたため念のために一週間前くらいにフォームから申し込み。予約したからって値段が代わるとか、これは振り込みも必要ないんだしと。


16時過ぎに講義が終わってからまた1時間半ぐらい自習をして18時頃にいつも通りパンに向けて徒歩で移動。パンに着いたのは先月と同じぐらいの18時40分頃。18時半開場なので既に入場は始まっていたが、予約番号的に僕は100番ちょいっぽかったので丁度着いてすぐぐらいに呼ばれますた。先月の公録は地下1階の通路前で受け付けが行われたのだが、この日はそれなりの動員があるためか通常のライブと同じように地下へ降りるドアの前でポップ氏自ら名簿と照合して受付。ドリンク券と一応用意されていたらしいチケの半券を受け取って中へ。しかし、茶色い生地のパンのチケは久々だから懐かしいわ。GMNの予約の時はそうだったけど、パンに行くようになってすぐにぴあの委託が始まったから、パン仕様のチケは03年11月13日と04年1月15日の2公演分しか持ってなかったりする。まぁ、GMNで取れる常連の方々は有り余るほど持ってはるんだろうけど^^;。ちなみにGMNの閉鎖によってチケのホームページ受付に移行したように思われる。


中はさすがにこの日は椅子席はなく、番号の割には人数が少なくてそれなりに前の方が空いていたので先にドリンク交換をして前にスタンバイ。別に期待するのではないがカウンター付近にある方が来られるとは思ってもなかったし。しかもあそこまであからさまに^^。予約の人数からはかなり減ってたようだが始まるころにはそこそこ混んできてますた。
19時5分頃になるとポップ氏がステージに登場。本人も言ってたけど久し振りに前説を担当されますた。最近はアナウンスさえもなくなってたからそんなことさえ懐かしい。そして、チャリティーライブ開催の旨の説明として大賀さんが発起人であることが発表され、協力のお願いなどのお話をしてバンドメンバーを呼び込みライブスタートなりますた。最初に登場されたのは大賀さん・大楠さん・亀井さん・マルクさん・麻井さんのバンドメンバー5人のみ。まずは大賀さんから挨拶があり、当初は冒頭で触れるつもりはなかったようだが多くの人が集まってくれたとのことで感謝の言葉と、チャリティーライブを開催することになった経緯やミュージシャンとしてできることをやろうとする意志などの話。


そして、まずはバンドのみで演奏することになっているようでまずは5人のバンドメンバーのみで「Over the Rainbow
」、「I wish」のインスト曲2曲が演奏されますた。
曲の後に趣旨に賛同してくれたと言う雪さんが最初のボーカリストとして呼び込まれますた。大賀さんのメンバー紹介は回りくどい感じがしたのだが、雪さんを呼び込む際には皆さんは綺麗な声しか知らないと思いますが、僕が電話をかけるといつもどすのある声で応答が返ってくるんですよと言ってはりますた。そして、雪さんは登場するなりその声を出してはりますた。
まずはオリジナル曲の「Used to be in love 」を歌ってから、オリジナル曲は知らない人が多いと思うんですが今日は皆さんが知ってる曲を歌いたいと思ってましてとのことで次の曲はディズニーで使用された「When You Wish upon a Star」を。曲の中では照明の演出も星の形が浮かび上がるように用意されていたようで雪さんはしきりに感激されてますた。


その後にはKANさんと言えば「愛は勝つ」しか知らないと思いますがこの曲を歌いたいと思いますとKANさんのカバーの「世界でいちばん好きな人」が。続けてリクエストがあったのだったか数回ライブで歌ったことがあるらしいオリジナル曲の「10月4日」を。何かタイトルがレ○オ○メ○のようだな。(ぁ)周りにいる大切な人の存在を忘れないようにしようと言う今にぴったりな曲だ的なことを言われてますた。そして、最後はお馴染みのカバー曲「Overjoyed
」で雪さんのコーナーは一旦締めに。
この後に次の出演者の紹介として同じく趣旨に賛同してくれた岡餅を紹介することとなったのだが、雪さんは間違えて「岡本ヒロシ」と言ってしまった^^;。何やらその理由はGARNET CROWのを付けなければならないことを意識しすぎたためらしい。岡餅は登場するなりヒロシですと強調してますた。それに対し申し訳なさそうに恥ずかしがる雪さん。GCのお熱いファンがいると噛みつかれたかもしれんな。(マテ)


大賀さんの紹介でギタープレイを聴かせてくれることになってるとのことで岡餅もまずはインスト曲を1曲演奏。続いて曲紹介をしてSUPER LIGHTのオリジナル曲の「Tonight」と「Lose My Breath」の2曲が歌われますた。続いてカバー曲をやりますとの案内があったのだが、大賀さんからの振りで声を換える機械でケロケロやってるとのことでそのケロケロ声を更に引き立てるように「Say Something」が歌われますた。その後にもう1曲オリジナル曲をとのことで岡本仁志名義時代の曲の「No matter what」を締めに歌われますた。
その後もケロケロの話をしつつ、大賀さんがさっき後ろまで見渡したのだが後ろの方にバンド仲間の一人が来ているとの話があり、一斉に後ろを振り返ると何とカウンター付近に徳永さんが立っておられますた。これはビッグサプライズ。更には大賀さんに舞台に上がるように誘いを受けて普通に観客の合間を縫ってステージへ上がっていかれますた。この日は女性客も多かったので黄色い歓声多数。(笑)それにしてもあまりにも間近なところにおられたので僕は一瞬唖然としてしまいますた^^;。


ステージに上がった徳ちゃんは大賀さんに話を振られ、楽しくやってんのかなと思って覗きに来たら皆凄く楽しくやってるじゃんとのこと。そして折角なので急遽1曲歌ってくれることになりますた。そして、急なステージにも関わらず用意万全なような仕草で雪さん達のハモリで「Little Wing」を歌ってくれますた。
曲が終わるとこれにて徳ちゃんは今度は階段より退場されて予定通り続きが行われることに。大賀さんからは他にもミュージシャンの方が来ていたらステージに引きずり上げるかもしれないので気を付けて下さいよと脅され?てますた。(笑)
そして、曲名がよく聞き取れなかったのだが「sponky」と聞こえた曲が歌われてその後メンバー紹介へ。普通のライブと同じように順番に紹介してそれぞれの演奏が行われたのだが、大楠さんだけ飛ばされて子のメンバーでやっておりますと締め。客席からのえ〜の声に続いて大楠さんからちょ、ちょっと待った〜と止めが入り、遠路遥々来て頂いてとか、マイクの持ち方のこととか面白い話を結構沢山してくれますた。大楠さんのキャラ好きだわ。大賀さんとはOOMとかで関係が深いから弄られたんだろうな、可哀想に。(笑)しかも格好いい曲紹介を考えていたのに徳ちゃんの颯爽さにかっさらわれたそうで。(ブ)


メンバー紹介と共にメンバーからのコメントがあり、その後に「Let it be」が歌われて、続けて次で最後の曲になりますと告知をしてから、最後はやはりこの曲が一番ぴったりだと思うのでアレンジは変わってますが聴いて下さいとのことでラストには「上を向いて歩こう」を雪さん・岡餅それぞれにパートを分けて歌われますた。
曲の後にはメンバーそれぞれのこのライブに対しての思いが語られました。キャプテンと呼ばれていた発起人の大賀さんは何かできることはないか考えた時にミュージシャンである自分達ができることは音楽しかないとのことで、多くのミュージシャンが賛同してくれたことへの感謝と、都合の関係で参画出来なかった中にも思いを共有しているミュージシャンがいることなどの話。そして、こういうことは継続してやっていかなければ意味はないため、意思では3ヶ月に1度くらいはやりたい気持ちがあって、また行う時には是非来て下さいとのことですた。
岡餅は昔神戸に住んでいたとのことで阪神淡路を経験したが、人間は傲慢だからいずれ忘れてしまうものだけど、忘れないようにしたいとの気持ちが語られますた。


マルクさんは素手で楽器を叩くくらいしかできない、亀井さんは痛いから素手で叩くことすらできないと言って笑いを取りつつも出来る限りのことをしようとする気持ちが伝わってきますた。そしてメンバー皆で握手をして一つになってるように見受けられた。また、メンバーからは雨による足元が悪いことや、ライブハウスに最も人が集まりにくい月曜にも関わらず的な言い回しをしながら多くの人が集まってくれたことへの感謝に多く触れられてますた。
このライブは通常のライブとは違うのでアンコールはなくそのまま終了に。出口では募金と共に出演者全員が勢揃いで握手をしてお見送りをする太っ腹さまで。特に僕にとっては全員始めて握手をさせて頂く方々だったので嬉しかった。まさかこんな形で岡餅と握手できるとは思ってもなかったし。上に上がって全員が外に出たら有難うございましたとの声が聞こえてきてドアが閉められますた。
ライブは21時20分頃に終了。翌日も学校があるし程々のところで帰路へと就きますた。にしても、doaのプレライブはパンの分も一般で販売されるのかポップ氏に聞こうと思ってたらそういう時に限って見当たらず残念。(-_-)チケットセンターの電話なかなか繋がらんし直接聞いた方が早いと思ったんだけどな。まぁ、6月発売だから来月の時でも間には合うのか。


このライブの感想としては、とにかくかなり豪華な内容で行って良かったなと思う。何よりも募金は別としてドリンク代のみで16曲も楽しめるなんて普段はそうないことだし。キャンペーンのフリーライブでも5,6曲ぐらいだからな。全盛期のパンライブはかえって曲数は少なかったからその頃に匹敵するくらいのボリュームではないかと。そして、サプライズ登場となった徳ちゃんを初めとしてメンバー全員GIZAファンには馴染みのミュージシャンが集結していたのも良かった。来月のZARDの追悼公演はチケは取れないだろうし値も張るから行けないだろうけど、十分その代わりとして楽しめるぐらいの豪華なミュージシャンの顔触れだった。GC岡餅doaの徳ちゃんとあってそれぞれのバンドから集まってる感もあるし。
そんな訳で、こういうのは価値を基準にするようなものではないが、かなり贅沢なライブを楽しませてもらって満足できたので、あまり協力的ではない奴なんで普段は100円ぐらいが限度だけど自分的には頑張って500円募金しますた。客観的な視点だからではあるが、この事態は大変なことの反面力を合わせたり協力する機会になった部分もあるのかなと。やっぱ世の中の試練に意味のないことはないのかもしれない。

セットリスト


1.Over the Rainbow
2.I wish
3.Used to be in love
4.When You Wish upon a Star
5.世界でいちばん好きな人
6.10月4日
7.Overjoyed
8.?(インスト曲)
9.Tonight
10.Lose My Breath
11.Say Something
12.No matter what
13.Little Wing
14.sponky(?)←と聞こえた
15.Let It Be
16.上を向いて歩こう


M-1とM-2はバンドのみ、M-3〜M-7が雪さん、M-8〜M-12が岡餅、M-13〜M-16は出演者全員で、M-13は徳永さんも加盟となっており、M-3、M-6、M-9、M-10、M-12のみオリジナル曲。
間違えていたらスマソです。