RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ


※ネタバレ注意


14日の日は大阪駅のステーションシネマズでコクリク坂を一緒に観てくれた方と「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の映画鑑賞へ。
まぁ、できればファーストデーを狙いたかったのだが上映開始日が12月3日で12月のファーストデーは過ぎてしまっていて、1月のファーストデーは元旦だから正月から映画ってのは何か味気ないしあまり気分じゃないってので、金券ショップで前売り値段の1290円まで抑えられて応じてくれたのは良かった。TOHOシネマズは14日も全員1000円だけど、その他の映画館はファーストデーしかサービスデーはないからなぁ。


時間の都合で20時55分上映開始のラストの回を選択。さすがにレディースデーとは言え夜遅い時間帯のため我々を含めて5人程しか入ってなかった。まぁ、終了時刻は23時10分ってことで、場合によってはレイトショーの割引が適用されることもあるのだが残念ながらこれにはなし。
とりあえずストーリーとしては富山地方鉄道を舞台にした運転士の日常生活を描いたRAILWAYSシリーズ第2弾。サブタイトル通り熟年夫婦の意思疎通の歪みをまざまざと描き出した一見何処にでもありそうな物語。まぁ、ラストの方とエンディングシーンはやっぱ映画だなと思うが。


この映画の感想としては、あくまで鉄道を題材にしたものとは言え必然的に人間関係が出てくるものではあるが、阪急電車のようなラブコメ系よりはまだ良いかな。一応は作中に地鉄だけでなく、地鉄路面電車富山ライトレールも随所に出てくるし。実際に行って趣の気に入った岩瀬浜のシーンも出てくるしな。都会ではない地域ならではの景観が臨める点は満足だった。
まぁ、それに運転士仲間でも仕事人間の年配の主人公、いい加減に見える中川家礼二が演じる中年、仕事より私生活に重きを置く若手の新人。それぞれ誰が正しくも間違ってもいない個性が上手く描かれているなと。自分がやりたいことがあることの大事さを訴えかけてる面でも良かったと思う。